復刊によせて I |
日本語版への序文 3 |
序言 9 |
謝辞 15 |
第1章 生物学からみた系統推定問題 17 |
1.1 過去について知るためには |
1.2 パターンとプロセス 23 |
1.3 対象と属性 31 |
1.4 形質不整合とホモプラシーの問題 48 |
第2章 哲学からみた単純性問題 59 |
2.1 局所的最節約性と大域的最節約性 |
2.2 2種類の非演繹的推論 63 |
2.3 存在論としての凋落 74 |
2.4 方法論としての批判 78 |
2.5 ワタリガラスのパラドックス 82 |
2.6 Humeは半分だけ正しかった 92 |
第3章 共通原因の原理 97 |
3.1 表形学の2つの陥穽 98 |
3.2 相関・共通原因・濾過 104 |
3.3 存在論からの1問題 111 |
3.4 認識論からの諸問題 117 |
3.5 尤度と攪乱変数の問題 131 |
3.6 結論 140 |
第4章 分岐学:仮説演繹主義の限界 143 |
4.1 生まれ出る問題 144 |
4.2 反証可能性 151 |
4.3 説明能力 162 |
4.4 仮定最小化と最小性仮定 167 |
4.5 安定性 174 |
4.6 観察と仮説の区別 176 |
第5章 最節約性・尤度・一致性 181 |
5.1 攪乱変数による攪乱 182 |
5.2 最良事例にもとづく2つの便法 190 |
5.3 統計学的一致性 200 |
5.4 なぜ一致性なのか? 207 |
5.5 悪魔と信頼性 220 |
5.6 必要性と十分性 225 |
5.7 終わりに 236 |
第6章 系統分岐プロセスのモデル 239 |
6.1 進化モデルへの要望 239 |
6.2 一致は近縁の証拠である 246 |
6.3 スミス/コックドゥードル問題 254 |
6.4 歴史への回帰 258 |
6.5 形質進化の方向性 263 |
6.6 頑健性 272 |
6.7 モデルと現実 281 |
6.8 付録:3分類群に対するスミス/コックドゥードル定理 284 |
訳者あとがき 298 |
訳者解説 305 |
参考文献 319 |
索引 327 |