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図書

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池田謙一編著 ; 小林哲郎, 志村誠, 呉國怡著
出版情報: 東京 : 誠信書房, 2005.10  viii, 241p ; 22cm
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2.

図書

東工大
目次DB

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東工大
目次DB
遠藤薫編著
出版情報: 東京 : 東京電機大学出版局, 2004.11  vii, 351p ; 22cm
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序章 本書の目的と構成 1
   本書の目的 1
   本書の構成 3
第1部 インターネット社会における<世論>の諸問題
第1章 インターネット社会における<世論>とは何か 10
   はじめに 10
   1. オートポイエーシスとしての社会 11
   2. <世論>とは何か 12
   3. 規範概念としての「世論」 12
   4. 記述概念としての「世論」 13
   5. 規範―記述の反響としての「世論」 14
   6. 個人と<世論> 14
   7. メディアとアジェンダ設定 16
   8. メディアのステレオタイプ 18
   9. インターネットの社会的埋め込み 19
第2章 コミュニケーション・メディアとしてのインターネット 22
   はじめに 22
   1. 環境としてのメディア空間 22
   2. メディアと間主観性,そして<世論> 25
   3. メディア(テクノロジー)と間主観性 27
   4. メディアの機能と変容 28
   5. インタネットというメディア 29
   6. 個人による<情報>の流通と再生産 30
第3章 インターネットと<公共圏>―象徴権力の正統性をめぐる闘争 33
   はじめに 33
   1. 近代(マスメディア社会)における<公衆>と<群衆> 34
   2. インターネット社会における<公衆>と<群衆> 37
   3. 「インターネット社会の光と影」論 37
   4. <群衆>は<公衆>となるか? 40
   5. 熟慮型世論(デリバティブ・ポール)の試み 42
   6. <世論>,<公衆>/<群衆>概念と象徴闘争 44
第4章 インターネット社会における<群集>―カオスの縁としての<公共圏> 46
   はじめに 46
   1. 都市の遊歩者たち 46
   2. <群衆>とはいかなる存在か? 48
   3. <群衆>=遊歩者としてのインターネット住人 48
   4. ハーバマス「公共性」概念の再検討 51
   5. メディアは単一ではない 51
   6. 公共圏から多層化した小公共圏群へ 52
   7. 混沌としてのコミュニケーション行為 53
   8. <公共性>のダイナミズム 53
   9. 物理的共在からメディアを介した共在へ 55
   10. 間メディア環境における共存性―コミュニケーションの擬身体化 56
   11. グローバリティとローカリティ 57
   12. 公共圏・私的生活圏・私事圏 59
第5章 メディア複合環境における間メディア性の諸様相―インターネットとマスメディアの相互参照 60
   はじめに 60
   1. インターネットが<世論>を喚起するとき 60
   2. 間メディア性における虚と実―塩爺サイトの盛衰と外部波及 61
   3. インターネットとマスメディアの擬似的対抗関係―田中眞紀子更迭事件 67
   4. マスメディアによる集合現象としてのネット言説批判 72
   5. 少年事件とインターネット―ネオむぎ茶事件 72
   6. 偽善と偽悪―嫌韓問題と湘南ゴミ拾いオフ 84
   おわりに―間メディア性における言説の連鎖と抗争 88
第6章 インターネットとマスメディア―インターネットの<ジャーナリズム>機能と二次的共在性 90
   はじめに 90
   1. マスメディアとしてのインターネット 91
   2. 新聞ジャーナリズムとインターネット 97
   3. インターネットを介したオルタナティブ・ジャーナリズム 104
   4. オルタナティブ・パーソナル・マスメディアとしてのインターネット 106
   5. ネットセレブとジャーナリズム 110
   おわりに 112
第7章 インターネットにおける個人/集合的コミュニケーションの構造―日記とうわさ 114
   はじめに 114
   1. 個人サイト/ブログの間の社会的<関係>―「私事」の連鎖と抗争 115
   2. インターネットにおける匿名の情報集積とジャーナリズム―口コミサイトの意味 121
   3. インターネットとうわさ 124
   4. 巨大掲示板群という<場>―グラフィティ・コミュニケーション 127
   おわりに 132
第8章 インターネット・コミュニケーションと<現実>の相互連結―クリエイティブ・モブのハイパーリンク 134
   はじめに 134
   1. インターネット―<現実> 135
   2. クリエイティブ・モブ―インターネット・ユーザと文化実践 145
   おわりに 148
第9章 インターネットにおける文化実践と<世論>―公共性を連結する異物 149
   はじめに 149
   1. インターネットとテキスト文化―『朝のガスパール』から『電車男』まで 149
   2. インターネットにおけるマルチメディア文化実践 154
   3. ネットを介した文化実践が身体性を見いだすとき―ムネオハウス・ムーブメント 159
   4. ネットを媒介とした集合的パフォーマンス―ネタオフとフラッシュ・モブ 160
   5. 社会性を帯びたネタオフ 162
   6. 連結する異物―文化実践の<公共性> 163
   7. インターネットは<世論>を形成するのか? 168
   おわりに 172
第II部 現場からの報告
第10章 日本のブログと<間主観性>について―イラク戦争をめぐるインターネット上の<世論> 176
   はじめに 176
   1. イラク戦争とブログの発展 177
   2. ココログとイラク戦争 180
   3. ココログと間主観性 182
   おわりに 189
第11章 佐世保事件におけるマスメディア報道とインターネット―間メディア性から立ち現れるマスメディア<世論> 190
   はじめに 190
   1. 社会的影響とマスメディア報道 191
   2. 個人情報の流出をめぐるマスメディアと2ちゃんねるの相互作用 195
   3. 佐世保事件は「ネットの事件」か? 197
   4. マスメディア報道による<世論>の空洞化 200
   おわりに 202
第12章 マスメディアがブログと出会うとき―「ブログ=ジャーナリズム」論をめぐって 204
   はじめに 204
   1. マスメディアとブログの関係 205
   2. マスメディアにおけるブログの紹介 207
   3. 共同通信記者のブログ騒動 209
   4. コメントとトラックバックの意見分析 212
   おわりに 217
第13章 多極化の岐路に立つ韓国のオルタナティブ・ジャーナリズム―オーマイニュースとプレシアンの成功と今後の展開 218
   はじめに 218
   1. 韓国のオンライン・ジャーナリズムの特性と現況 219
   2. オルタナティブ・メディアがもつ意味 221
   3. オーマイニュースとプレシアン 222
   4. オルタナティブ・メディアと<世論>の両極化 227
   おわりに―オルタナティブ・ジャーナリズムの行方 229
第14章 Winny問題とネット―<悪意>の連鎖がもたらすもの 231
   はじめに 231
   1. 事実経過 232
   2. オンライン言説に潜む<悪意> 234
   3. <悪意>の連鎖は何を生み出すのか 241
   おわりに 243
第15章 電車男の物語―いかにして好意的<世論>は形成されたか 245
   はじめに 245
   1. 電車男の物語と2ちゃんねる文化 248
   2. いかにして好意的<世論>は形成されたか 252
   おわりに 255
第16章 東アジアの「インターネット・ナショナリズム」―消費文化と開発主義のはざまから 257
   はじめに 257
   1. 「インターネット・ナショナリズム」 258
   2. 消費文化としてのナショナリズム―「均質化」と「個人化」 261
   3. 日本の事例―「会社以後の社会」における若年層の位置 264
   4. 開拓と排除―上からの消費社会化の両義性 267
   おわりに―「経済発展のアジア」と「歴史問題のアジア」 269
第III部 「2ちゃんねる」という問題
第17章 社会現象としての「2ちゃんねる」―社会学者と管理人の視点から(対談 : 遠藤薫(学習院大学教授)×西村博之(2ちゃんねる管理人)) 272
第IV部 インターネットと<世論>,そして社会変動
終章 現代社会とメディア問題―<世論>の背後にあるもの 300
   はじめに 300
   1. コンピュータ・メディアに媒介された共在の時代の<世論> 301
   2. 現代日本の社会システムと自己アイデンティティ 305
   3. 危険社会としてのインターネット社会 307
   4. インターネットとナショナリズム 312
   5. インターネット社会における<文化><公共圏> 315
   おわりに 318
あとがき 319
注 321
参考文献 337
索引 349
序章 本書の目的と構成 1
   本書の目的 1
   本書の構成 3
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