close
1.

図書

図書
吉川成美監修
出版情報: 東京 : 清水弘文堂書房, 2018.10  205p ; 21cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
気候変動は単一の問題?
気候変動と人間の道徳的心理
地球への愛着—「自分の居場所」への愛着をどう育んでいけるか
サステナビリティに関する教育の倫理的側面
気候変動の責任—因果的、道徳的、法的責任と「介入責任」
気候変動の時代に考える責任の所在
気候変動—最も難しい道徳的挑戦?
温暖化の時代の人口倫理学
「生態倫理(エコロジカル・エシックス)」による経済コミュニティの創出
倫理学の心理面から恥の倫理学を考える
惑星哲学・惑星倫理の構築
気候変動は単一の問題?
気候変動と人間の道徳的心理
地球への愛着—「自分の居場所」への愛着をどう育んでいけるか
概要: 新たな視座で気候変動の倫理と実践を考える。
2.

図書

図書
桑子敏雄編著
出版情報: 東京 : 東信堂, 2017.3  vii, 347p ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
近代ソフィアから次代フロネーシスへ—文理融合の夢と実践
第1部 空間と身体の価値構造 : 国土管理の基層—「わざわい」と「さいわい」の風景
“病”の発生と価値マネジメント—進化プロセスのなかのわたし
第2部 コモンズ空間の保全と再生 : 森林管理と合意形成—やんばるの森と世界自然遺産登録
地域環境ガバナンスの実践—トキの野生復帰事業から佐渡島自然再生プロジェクトへ
第3部 環境問題のコンセプト戦略 : 自然再生と「ランドケア」—持続的資源管理システムの構造から
「ふるさと感の共有」と都市環境の再生—「ホーム・プレース」としての「エコトピア」
個人と企業を繋ぐ環境戦略と「どんぐり効果」—温暖化対策のためのコミュニケーション
第4部 次世代フロネーシスの展開 : 地域イノベーションを生み出す合意形成—多角的人材育成へのアプローチとその方法
医療現場の倫理リスクと合意形成教育—意思決定支援の根幹
近代ソフィアから次代フロネーシスへ—文理融合の夢と実践
第1部 空間と身体の価値構造 : 国土管理の基層—「わざわい」と「さいわい」の風景
“病”の発生と価値マネジメント—進化プロセスのなかのわたし
概要: 文理融合を実践してきた東工大桑子研究室の挑戦的知の論集。20世紀の人間が開発した科学技術は、人間の時間と空間に大きな影響をもたらした一方で大気・海洋汚染、食品公害、パンデミック、原発事故による放射線災害など人間環境と生命に危機的ダメージを与 えた。このことは科学技術による自然環境と人間生命との共生をいかに進め災害から人命を守るかという問題を突き付けている。本書の執筆者は国土、病、森林、地域、土壌、都市、街、医療など環境と生命の現場で問題解決の合意形成にあたってきた。本書はその経験を生かした博士論文を基にまとめたものであり、鮮やかな問題解決に関係者は大きな示唆を得られるだろう。 続きを見る
3.

図書

図書
菅原潤著
出版情報: 京都 : 昭和堂, 2016.10  vii, 177, ivp ; 21cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1部 環境倫理から世代間倫理へ : ゼロ年代における環境思想研究の新たな展開
ゼール『自然美学』の倫理学的位置づけ
社会技術論からみた科学技術社会論
第2部 世代間倫理の深化 : 3.11以降の弁神論的思考とシェリング
「ナガサキ」から「フクシマ」へ—本島等による「浦上燔祭説」の解釈をめぐって
「気づかう神」の世代間倫理—ヨーナスの自由論
第3部 近接領域との対話 : 原発事故をめぐる三書を読む—あるいは「現代思想」の有効性についての省察
記憶のエンターテインメント化は避けられないのか—古市憲寿『誰も戦争を教えてくれなかった』と東浩紀編『福島第一原発観光地化計画』を読む
第1部 環境倫理から世代間倫理へ : ゼロ年代における環境思想研究の新たな展開
ゼール『自然美学』の倫理学的位置づけ
社会技術論からみた科学技術社会論
4.

図書

図書
ラッデル・マクフォーター, ゲイル・ステンスタッド編 ; 佐賀啓男, 比奈地康晴共訳
出版情報: 東京 : 東信堂, 2020.1  xxi, 336p ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1部 地球を思う : 罪という管理テクノロジー:ハイデガー的反省への呼びかけ
ハイデガーとエコロジー
地球—思考と変革
地球を歌う
地球の呼び掛け:贈り物と(遅れてくる)応答
第2部 動物と世界 : 「沈黙の春」という言葉:動物性と言語の起源に関するハイデガーとハーダー
「世界映像の時代」における環境管理
存在の羊飼いとしての人間:ハイデガーの哲学と他者としての動物
第3部 詩作と住まうこと : 建設を思索し詩作する路:地球上の人間の不気味さ
何も起こらないところで:ハイデガーとアレラノの詩的空間について
出会いの場所
「Ereignisを食す、あるいは、郊外の芝生での会話」
日常的な謎
第1部 地球を思う : 罪という管理テクノロジー:ハイデガー的反省への呼びかけ
ハイデガーとエコロジー
地球—思考と変革
概要: 地球は、本来的に現存在へと開放されたものである。しかし、近代における科学技術の発展は、地球を道具的なものと捉え、その環境を破壊し、動物の住処を奪い、人工的な物質の豊かさの一方で人の生活を「非詩的」なものに陥れている—。ハイデガーの思索を辿り 地球における「詩的に人間の住まう」ことについて哲学的再考をうながす本書は、今日のすべてのものを数量化して測る現代社会に対して新たな視座を提供するだろう。 続きを見る
5.

図書

図書
宇佐美誠編著
出版情報: 東京 : 勁草書房, 2019.1  xiii, 216p ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1 グローバルな地平 : 生計用排出と奢侈的排出
気候正義の分配原理
部分的遵守状況における義務の範囲—気候変動問題を事例として
2 世代間の地平 : 未来世代に配慮すべきもう一つの理由
気候変動の正義と排出をめぐる通時的問題—世代間正義を軸として
気候変動の歴史的責任
3 諸学の内省 : 環境の経済哲学序説
気候変動においてカントは動物を考慮するか
1 グローバルな地平 : 生計用排出と奢侈的排出
気候正義の分配原理
部分的遵守状況における義務の範囲—気候変動問題を事例として
概要: 人類が直面する最大の難題、地球温暖化。排出量の分配は?次世代への義務は?過去の排出責任は?社会の大転換が求められる今、哲学・倫理学の重要論点を掘り下げる。本邦初の「気候正義」論集!
6.

図書

図書
アンドリュー・ライト, エリック・カッツ編著
出版情報: 東京 : 慶應義塾大学出版会, 2019.9  iv, 451p ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
序論 紛争地としての環境プラグマティズムと環境倫理学
1 環境思想と古典的アメリカ哲学 : プラグマティズムと環境思想
プラグマティズムはどのように環境倫理学であるのか
文化としての自然—ジョン・デューイのプラグマティズム的な自然主義
G・H・ミードのコスモロジーにおける環境保護にかかわる価値
レオポルドの土地倫理の一貫性
2 プラグマティズム理論と環境哲学 : 統合か還元か—環境価値に対する二つのアプローチ
原初段階にある環境倫理学
政治的エコロジーにおける共存主義
3 環境問題へのプラグマティストのアプローチ : プラグマティズムと政策—水の事例
定義のためのプラグマティックなアプローチに向けて—「湿地」と意味の政治学
自然資源管理に対する、多元論的で、プラグマティックかつ進歩的なアプローチ
自然の法対尊敬の法—ノルウェーの実践における非暴力
環境倫理学を紛争管理の方法として教えること
4 環境プラグマティズム—論争 : 内在的価値を超えて—環境倫理学におけるプラグマティズム
内在的価値を求めて—プラグマティズムと環境倫理学における絶望
沼地に対して不公正—カッツに対する返答/基礎というものに対して不公正では?—ウエストンに対する返答
環境プラグマティズムは哲学かメタ哲学か—ウエストン・カッツ論争について
序論 紛争地としての環境プラグマティズムと環境倫理学
1 環境思想と古典的アメリカ哲学 : プラグマティズムと環境思想
プラグマティズムはどのように環境倫理学であるのか
概要: 人間にとって環境はなぜ問題になるのか?環境問題が深刻化するなか、注目度が高まる環境倫理学。それまでの議論を一新させた古典、ついに完訳!
7.

図書

図書
徳永哲也著
出版情報: 京都 : 世界思想社, 2015.11  xii, 251, vp ; 19cm
シリーズ名: 世界思想社現代哲学叢書
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1部 倫理学から見る現代社会 : 功利主義の理論と現代
義務論の理論と現代
徳倫理学の理論と現代
第2部 生命・環境倫理と倫理学理論 : 生命倫理と倫理学理論
環境倫理と倫理学理論
「生命圏」倫理と倫理学理論
第3部 新時代の「生命圏」と倫理 : 出生前診断の新技術と倫理
生殖ツーリズムという現代と倫理
安楽死・尊厳死法制化と倫理
地球温暖化への対策と倫理
原発・エネルギー問題と倫理
産業・経済と人間の倫理
生命圏を守り育てる倫理
第1部 倫理学から見る現代社会 : 功利主義の理論と現代
義務論の理論と現代
徳倫理学の理論と現代
概要: 功利主義・義務論・徳倫理学と21世紀的現実を正面からクロスさせる。農と食、原発の是非など、生命と環境を揺るがせる諸問題に哲学的思考で取り組み、現実的解決の土台となる「プラクティカル=実践的」な生命圏倫理を提言する。
8.

図書

図書
富田涼都著
出版情報: 京都 : 昭和堂, 2014.3  vii, 231, vp ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1章 自然の“再生”を考えるために : 自然再生事業と守るべき自然の変遷
ダイナミックな生態系観と生物多様性の保全 ほか
第2章 自然再生は何を“再生”すべきなのか?—霞ヶ浦関川地区の事例から : 霞ヶ浦で享受される生態系サービスの変遷
霞ヶ浦の自然再生事業の経緯 ほか
第3章 “再生”にむけた公論形成の場の可能性と課題は何か?—霞ヶ浦沖宿地区の事例から : 日常の世界との結節点としての「公論形成の場」
沖宿地区における自然再生事業 ほか
第4章 公論形成の場のプロセスをどのように設計するか?—松浦川アザメの瀬の事例から : アザメの瀬の自然再生事業
自然再生事業と日常の世界の接点 ほか
第5章 “再生”の環境倫理—持続的な生態系サービスの享受にむけて : したたかな生態系サービスの享受とレジリエンス
生態系サービスと環境リスクの分配 ほか
第1章 自然の“再生”を考えるために : 自然再生事業と守るべき自然の変遷
ダイナミックな生態系観と生物多様性の保全 ほか
第2章 自然再生は何を“再生”すべきなのか?—霞ヶ浦関川地区の事例から : 霞ヶ浦で享受される生態系サービスの変遷
9.

図書

図書
加藤尚武編
出版情報: 仙台 : 東北大学出版会, 2001.3  226p ; 21cm
所蔵情報: loading…
10.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
海上知明著
出版情報: 東京 : NTT出版, 2005.8  vii, 289, ivp ; 20cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
諸言 i
はじめに iii
[第一章] 環境問題の歴史 3
   1 環境問題の起源 4
   2 貧困のヨーロッパ 6
   3 自然克服思想 8
   4 ヨーロッパの海外進出 11
   5 アメリカ大陸で行われたこと 14
   6 エネルギー革命としての英国産業革命 17
   7 産業革命の余波 19
   8 広域化された大気汚染 20
[第二章] 現代環境思想以前の思想をめぐる論争 29
   1 環境思想の始祖とは 30
   2 キリスト教の問題 32
   3 マルクスの評価 38
   4 マルキシズムの解釈 42
   5 マルサスをめぐる論争 44
[第三章] 近代的環境思想の萌芽 53
   1 近代的環境思想誕生の背景 54
   2 ロマン派と社会派の台頭 56
   3 環境経済学の起源 59
   4 エコトピアの萌芽 63
   5 環境問題としての戦争 66
   6 最初の分裂 68
   7 アルド・レオポルドの環境思想的変化 70
[第四章] 現代環境思想の発達 79
   1 『沈黙の春』の登場 80
   2 現代環境思想の開幕 82
   3 成長神話の崩壊 86
   4 環境思想のせりあげ現象 88
   5 環境思想の分裂と対立 90
[第五章] 環境思想の二区分法 95
   1 環境思想の大分類 96
   2 豊饒主義 98
   3 環境管理主義各様の主張 101
   4 自然のスチュワード 105
[第六章] 古典的エコセントリズム 111
   1 エコセントリズムの源流 112
   2 宇宙船倫理 114
   3 定常状態の経済 116
   4 環境コミュニティ 118
   5 生命地域主義 122
   6 新経済学 125
   7 ネオ・マルサス主義 126
   8 ネオ・マルサス主義への批判 132
   9 世代間倫理 133
[第七章] 社会派エコロジー 141
   1 社会的自然 142
   2 ポリティカル・エコロジー 143
   3 エコ・マルクス主義の諸思想 145
   ソーシャリスト・エコロジー
   エコ・フェミ社会主義
   自律的労働論
   産業縮小論
   4 ソーシャル・エコロジー 154
[第八章] 自然の権利派 161
   1 自然の権利 162
   2 動物解放とアニマル・ライト 164
   3 生態系保存論 166
   4 「自然の権利」内での論争 169
   5 道徳多元主義と個別生命中心論 171
[第九章] ディープ・エコロジー 179
   1 エコフィロソフィー 180
   2 環境神学 181
   3 ディープ・エコロジー 183
   4 ディープ・エコロジーの多様な展開 188
   運動的な側面
   トランスパーソナル・エコロジー
   二つのガイア論
   東洋思想との関連―タオ自然学
   ディープ・エコロジーの実践
   スピリチュアル・エコロジー
   ディープ・エコロジーへの批判
[第十章] エコロジー思想の多様な局面 211
   1 全体主義-政治に現れたエコロジー 212
   2 エコ・ファシズム 214
   3 エコトピア文学に現れたエコロジー 217
   4 経済学とエコロジー 219
   5 様々な運動-市民運動とフェミニズム 222
[第十一章] 日本における環境思想の系譜 227
   1 自然と経済 228
   2 仏教の隆盛 229
   3 鎖国-エコシステムの完成 230
   4 熊沢蕃山と安藤昌益 232
   5 明治以降の状態 235
エピローグ-環境思想と環境政策 241
参考文献 264
おわりに 283
索引 i
諸言 i
はじめに iii
[第一章] 環境問題の歴史 3
11.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
加藤尚武著
出版情報: 東京 : 丸善, 2005.8  xiii, 215p ; 18cm
シリーズ名: 丸善ライブラリー ; 373
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
はじめにⅲ
第1章京都議定書の意義と限界 1
第2章持続可能性とは何か 18
第3章石油が枯渇する日 33
第4章保全保存論争 55
第5章一自然保護と生物多様性 68
第6章生物学と環境倫理学 81
第7章ペンタゴン・レポート 112
第8童自由市場と平等 125
第9章国際化 142
第10章リスクの科学と決定の倫理 163
第11章先進国の未来像 176
第12章戦争による環臆破壊 195
あとがき 210
参考文献 213
はじめにⅲ
第1章京都議定書の意義と限界 1
第2章持続可能性とは何か 18
12.

図書

図書
クラウス・マイヤー=アービッヒ [著] ; 山内廣隆訳
出版情報: 東京 : みすず書房, 2005.6-2006.1  2冊 ; 20cm
シリーズ名: エコロジーの思想
所蔵情報: loading…
13.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
亀山純生著
出版情報: 東京 : 大月書店, 2005.7  247, 4p ; 20cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
はじめに
第1章 環境倫理への基礎視角 11
   1 欧米の「環境倫理学」意義と問題点 11
   2 環境倫理とは何か―その目的と性格 16
   3 環境倫理の基本前提―自然の〝内在的価値〟の検討を中心に 28
   4 日本的自然観と環境倫理 37
第2章〝人間と自然の共生〟の意味と共生すべき自然 49
   1〝人間と自然の共生〟と生物的共生 51
   2 社会的共生理念の意味 62
   3〝人間と自然の共生〟の可能な意味 68
   4 共生すべき自然の性格と構造 77
   5〝人間と自然の共生〟理念の意義 86
第3章 「自然の権利」の可能性―「動物の権利」を中心に― 89
   1 「動物の権利」論の倫理的難点と理論的意義 90
   2 可能な動物倫理の規範 98
   3 自然の権利の可能性 104
第4章 風土的環境倫理の骨格と基礎論点 119
   1 風土的環境倫理はなぜ必要か? 119
   2 和辻哲郎の風土論の意義と理論的難点 125
   3 風土とは何か―風土の概念と性格 132
   4 風土の構造と風土の認識・記述の可能性 141
   5 風土的環境倫理の規範と合意への道筋 151
第5章 合意形成における風土性と景観の意義―風土的環境倫理の展開― 163
   1 風土感覚・風土性の共有と地元学 164
   2 風土の共通理解と風土性の共有化イメージ 171
   3 風土性原則の具体化のテコとしての景観 180
   4 合意形成における風土的景観と意義 196
第6章 グローバル化時代の風土的環境倫理の射程 208
   1 風土的環境倫理とグローバル環境倫理―環境的正義と生物多様性など 208
   2 日本的自然観の現代化と参照点としての〝江戸〟 221
   3 風土的環境倫理と現代社会・大都市―まとめに代えて 232
参考文献
はじめに
第1章 環境倫理への基礎視角 11
   1 欧米の「環境倫理学」意義と問題点 11
14.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
加藤尚武編
出版情報: 東京 : 有斐閣, 2005.11  xx, 283p ; 19cm
シリーズ名: 有斐閣アルマ ; Interest
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1章環境問題を倫理学で解決できるだろうか 1
   1環境問題と公害 2
   2予防原則とリスク・コミュニケーション 3
   予防原則(3)
   リスク評価(4)
   3自然の歴史性 7
   自然の法則と技術一自然主義の限界(7)
   自然に永遠なし?(8)
   4環境倫理学の三つの主張 9
   地球の有限性(9)
   世代間倫理(10)
   生物保護(11)
   環境倫理学の立場(12)
   資源の有限性と自由・平等(13)
   環境的正義と囚人のジレンマ(13)
第2章人間中心主義と人間非中心主義との不毛な対立 17
   1環境倫理学は何をしてきたのか? 18
   何のための環境倫理学か?(18)
   倫理学とは何か?(18)
   人間中心主義批判からの出発(19)
   2人間中心主義克服の諸方向 21
   自然の価値論(21)
   パトス中心主義あるいは動物解放論(24)
   生命中心主義(25)
   生態系中心主義一個体主義と全体論主義との論争(26)
   価値の主観主義と客観主義(27)
   3環境倫理学の反省 29
   第三世界からの批判(29)
   環境正義の運動(30)
   環境プラグマティズムの主張(32)
   道徳上の一元論と多元論(34)
   4モデルとしての「里山の環境倫理」 36
   「里山』の再発見(36)
   人と自然の関係性の保全(37)
第3章持続可能性とは何か 41
   1プルントラント委員会報告書から 42
   2ロックの但し書き 43
   3ミルの予測 45
   4枯渇型資源への依存 46
   5デイリーの持続可能な発展のための三つの条件 47
   デイリーの思想(47)
   デイリーの三条件(48)
   6枯渇型資源の使い回し 50
   7女性の地位が向上すれば人ロが減少する? 52
   8石油埋蔵量の変動 53
   石油枯渇予測(53)
   コンスタント・ストック(54)
   ディリー批判(55)
   四つのシナリオ(57)
   9石油消費効率の向上 58
   10核融合制御技術の開発の可能性 61
   11エネルギー問題の最後の出口 63
第4章文明と人問の原存在の意味への間い 67
   1「公害から環境問題へ」? 68
   公害は終わっ牟のか(68)
   公害とは何か(69)
   2水俣病の原因企業と原因究明 72
   原因企業一チッソ(73)
   困難を極めた原因究明(75)
   3水俣病のr原因」とは何か 77
   企業の義務とその無視の構造(77)
   汚悪水論と食品衛生法の不適用(79)
   4認定制度の問題性と司法・政治システムの限界 82
   無視された水俣病の全体像(83)
   政治解決(?)への一道(84)
   5水俣病事件の責任とは何か 86
第5章環境正義の思想 91
   1便益と被害の不平等な配分 92
   人類の資源多消費と集団間格差(92)
   弱者に集中する環境問題の影響(94)
   2資本主義,ソ連型r社会主義」,南北問題 96
   産業公害と生活型公害(96)
   環境問題と南北問題(98)
   官僚機構や企業への力の集中と環境問題(99)
   3アメリカにおける「環境人種差別」と「環境正義」 100
   有色人種と環境問題(101)
   環境正義を求める運動の高まり(102)
   4手続きの民主化 104
   分配的正義と手続き的正義(104)
   世界システムはこれでよいか(104)
   5環境正義と平和 107
   戦争と環境破壊・資源浪費(107)
   環境正義とグローバル正義(108)
第6章動物解放論 111
   1動物倫理と環境倫理 112
   動物倫理という概念(112)
   和歌山のタイワンザル問題(112)
   動物倫理のさまざまな立場(114)
   2動物解放論の論理 116
   利益に対する平等な配慮(116)
   動物の解放(118)
   リーガンのr動物の権理」論(120)
   動物解放論に関する疑間と回答(123)
   3環境倫理における動物解放論 126
   動物解放論から見た環境保護(126)
   生命中心主義からの批判(128)
   生態系中心主義からの批判(129)
第7章生態系と倫理学 135
   1「温暖化=ゆっくりした変化」ではない 136
   221世紀のキーワードは「環境難民」 138
   3アメリカは自国中心主義の強化 140
   ミリタリー・バランスから軍事帝国主義へ(140)
   4最適者の生き残り 143
   5ハーディンの「共有地の悲劇」(1968年) 146
   6ハーディンの「救命艇の倫理」(1974年) 148
   7自然主義再考 151
   8自然的サンクション 153
   9市場経済のサンクション機能 155
   10「乳飲み子」の倫理 157
   第8判自然保護 163
   1自然保護運動 164
   アメリカの初期自然保護運動と保存/保全の対立(164)
   国際的自然保護運動の発展とアメリカにおける環境革命(165)
   自然保護運動と反公害闘争一日本における環境保護の運動/闘い(166)
   2保全と保存 169
   白神山地,世界自然遺産への登録間題と保全・保存(169)
   商業捕鯨は再開されるべきか(170)
   保全と保存をめぐる考察(171)
   3選好功利主義と自然保護 173
   シンガーの選好功利主義(173)
   選好功利主義と生命倫理一考察(175)
   4生物多様性の保全と保全生態学 178
   保全生態学(178)
   外来生物法と自然保護一考察(179)
第9章環境問題に宗教はどケかかわるか 187
   1自然に対する人問のかかわり 188
   西洋近代の限界と東洋思想への期待(188)
   アニミズムの自然観(188)
   2日本人の自然観 190
   自然と人間の連続性(190)
   なぜ日本で急激な自然破壊が進んだのか(191)
   3西欧の自然観 193
   人間のための自然(193)
   西洋思想がはらむ共生の思想(194)
   4共生の思想 195
   エコロジカルな視点(195)
   エコロジーの神学(196)
   自然権一物言わぬ自然の生存の権利(197)
   5仏教経済学 198
   シューマッハーの間題提起(198)
   真の豊かさとは(199)
   6自然との霊的結合 200
   スピリチュアリティ(200)
   パン・エン・セイズム(202)
第10章消費者の自由と責任 205
   1環境問題における個人の自由と責任 206
   自由社会の問題点(206)
   「共有地の悲劇」の教訓(207)
   拡大生産者責任(209)
   2消費生活を制約する条件 211
   未来世代に対する責任(211)
   同時代の人々に対する責任(212)
   自然物に対する責任(214)
   3大量消費生活の克服のために私たちは何をすべきか 215
   「人並みの生活」は無責任!(215)
   私たちのなすべき努力(219)
   4個人の自由の新しいあり方 221
   霧対環境的に健全な社会の具体像(221)
   訣別すべき自由(221)
   新たに手にする自由(223)
第11章京都議定書と国際協力 227
   1地球温暖化問題 228
   地球温暖化間題とは何か(228)
   なぜ国際協力が必要なのか(230)
   2地球温暖化レジーム 232
   枠組条約方式(232)
   京都議定書の概要(234)
   京都議定書の問題(236)
   3大量排出国の行方 238
   途上国から「排出先進国」へ(238)
   「共通だが差異ある責任」の解釈(239)
   「原因者負担原則」の適用(240)
   未来への責任・過去への責任(242)
   4大量排出国の行 242
   京都議定書からの離脱とその復帰の可能性(242)
   地方レベルのダィナミズム(244)
   地方レベルでの動きが地球温暖化レジームヘ及ぼすインパクト(247)
   5おわりに 249
第12章環境と平和 255
   1近代と戦争 256
   第一次・第二次世界大戦(257)
   冷戦下の平和:第二次世界大戦後の世界(259)
   2戦争と環境破壊 261
   核の冬(262)
   ベトナム戦争における枯葉剤使用(263)
   ダィオキシン(264)
   湾岸戦争における環境破壊(265)
   劣化ウラン弾(266)
   3環境破壊と戦争 268
   エルサルバドルの人口戦争(269)
   ペンタゴン・レポ一ト(272)
   結論に代えて(273)
   事項索 275
   人名索引 282
   熊沢蕃山と安藤昌益 14
   ハンス・ヨナス 64
   レイチェル・カーソン 88
   エマソンとソローと自然の教育 159
   ンヨン・ミューア 184
   環境芸術は自然の治癒をめざす 203
第1章環境問題を倫理学で解決できるだろうか 1
   1環境問題と公害 2
   2予防原則とリスク・コミュニケーション 3
15.

図書

図書
丸山徳次 [ほか] 執筆
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2004.5  xiii, 263, 21p ; 21cm
シリーズ名: 岩波応用倫理学講義 / 越智貢 [ほか] 編集 ; 2
所蔵情報: loading…
16.

図書

図書
垂水雄二著
出版情報: 東京 : 八坂書房, 2010.6  303p ; 21cm
所蔵情報: loading…
17.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
加藤三郎, 藤村コノヱ著
出版情報: 東京 : プレジデント社, 2010.1  269p ; 20cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
はじめに 2
序章 激動の世を生き抜く知恵 16
   一 かつてない危機に見舞われる世界と日本 17
   二 「ピンチをチャンスに変える」好機とする 20
   三 今の苦境を脱け出す「知恵」とは 24
   四 欧米の知恵の限界を突破する現代版「和魂洋才」 29
第一部 日本の伝統社会が保持していた持続性の知恵 41
 第一章 八項目にまとめられる日本の知恵 42
   一 モノへの執着より精神的な豊かさや心の平安を重視していた (モノより心) 46
   二 自然と同化し、自然との共生の精神を基盤としていた (自然との共生) 49
   三 「足るを知る」自足の心と、「もったいない」精神をもっていた (足るを知る) 54
   四 輪廻、循環思想が根づいていた (循環思想) 57
   五 調和を大切にし、家族や地域などの集団の存続を重視していた (調和を保つ) 60
   六 精神の自由を尊ぶ気風があった (精神の自由) 64
   七 先祖崇拝や、先人を大切にすることで命や暮らしをつないでいた (先人を大切にする) 66
   八 教育の価値を認め、次世代を愛し育てることに熱心だった (次世代を愛し育てる) 68
 第二章 持続性の知恵を育んだもの 70
   一 学びのなかの持続性の知恵 71
    (1)江戸の学びに見る持続性の知恵 71
    (2)江戸時代の学びの概要 76
    (3)労働の場での学び 84
    (4)地域や家庭での学び 86
   二 風土と暮らしに見る持続性の知恵 89
    (1)日本人の感性や価値観を育んだ風土 89
    (2)風土で育まれてきた日本人の「暮らし」 94
     1 街づくりに見る日本人の知恵 94
     2 コミュニティに見る日本の知恵 100
    (3)日本の風土や暮らしに見る持続性の知恵 105
第二部 伝統的知恵と近代との葛藤 107
 第三章 江戸時代生まれの代表的知識人は西洋文明にどう向き合ったか 108
   一 西洋文明の流入 110
   二 福沢諭吉(一八三五~一九〇一年)の場合 118
    (1)開化期の最も秀でた西洋文明の解説者・導入者 118
    (2)諭吉は西洋文明に何を見たか 121
    (3)なぜ、西洋文明を日本が進むべき文明のモデルとしたのか 126
    (4)日本の伝統的教養の価値をどう評価したか 128
   三 田中正造(一八四一~一九一三年)の場合 131
    (1)封建時代から近代への脱皮に生涯を捧げた男 131
    (2)正造は西洋に何を見たか 137
    (3)正造は伝統的知恵をどう見たか 140
   二 夏目漱石(一八六七~一九一六年)の場合 143
    (1)西洋と日本の違いを問い続けた作家 143
    (2)漱石は西洋文明に何を見たか 147
    (3)漱石は日本の文明開化をどう批判したか 150
    (4)漱石は日本の伝統文化をどう評価していたか 152
第三部 今こそ知恵を活かした社会へ 155
 第四章 現代に息づく日本の知恵 156
   一 企業経営に生きる先人の知恵 157
   二 もっと早くに真剣に受け止めるべきだった賢人の知恵 163
 第五章 現代に生きる伝統の知恵 168
   一 モノより心 172
    (1)長野県伊那市長谷地区における中尾歌舞伎復活の場合 172
     四〇年ぶりに復活した伝統歌舞伎
     今でも息づく農村歌舞伎
     「より豊かな生活」から「よりよく生きる」へ
    (2)心の豊かさと不便性の追求-森ファームサービスの場合 179
     消費者と向き合う直接販売
     ”生命産業”としてのこだわり農法と合理的経営とリサイクル農業
     不便性の追求
     森ファームサービスに生きる八つの知恵
   二 自然との共生 186
    (1)コウノトリとともにはばたく豊岡市民の場合 186
     コウノトリが生息できる農村づくり
     コウノトリとの共生を市全体の施策に
     コウノトリと共生する農業の再生
     命をつなぐ大切さを肌で感じた小学生たち
     コウノトリをシンボルにした
     商店街の取り組みと地場商品の普及
     「コウノトリと共生するまちづくり」がもたらすもの
    (2)佐渡の伝統的放牧の場合 197
     佐渡で蘇る「夏山冬里」の放牧
     佐渡の発展と密接にかかわる牛飼養の歴史
     思いが叶える伝統的放牧と、その成果と未来
   三 足るを知る 204
    利益より持続性を求める-向山塗料の場合 204
     利益だけを追わない経営が経費節減にもつながる
     足るを知るGESM経営
     グローバル経済下で「足るを知る」を実現
   四 循環思想 212
    「循環」の精神と近代技術の場合-川崎エコタウンの場合 213
     世界からも注目を集める域内リサイクルの仕組み
     タウン内での活発な副産物のやりとり
   五 調和を保つ 219
    エコヴィレッジ運動の実践-小舟木エコ村プロジェクトの場合 219
     エコヴィレッジ運動と伝統的知恵
     「小舟木エコ村」における自然と調和した暮らし
     周囲の地域と調和した街づくり
     「エコ村」誕生の経緯
     越えるべきハードルと未来への歩み
   六 精神の自由 228
    からくり技術を現在に活かす-NECアクセステクニカの場合 228
     日本の伝統社会で育まれたものづくりの知恵
     社内における「ムダ排除」の思想
     作業現場に見られるムダ排除
     自由な精神が活きる現場
   七 先人を大切にする 235
    家康公に学ぶコンパクトな街づくり-静岡市の場合 235
     生活に必要な施設がコンパクトに集中
     「及ばざるは過たるよりまされり」の思想を受け継ぐ街
     今住んでいる街を持続可能な街へ
   八 次世代を愛し育てる 241
    (1)子供たちの心に「地域への誇り」を耕す-伊那市長谷学校給食での地場産物の活用 242
     第一回「全国学校給食甲子園」で優勝
     人間形成の場としての学校給食
     「麦わら帽子の会」による地元野菜の提供
     生産者と生徒との交流
     子どもは宝
    (2)日立プラントテクノロジーの技能五輪への挑戦 249
     技術や技能の継承と技能五輪
     世界の若者が技を競う技能五輪国際大会
     CNCマシニング部門・金メダリストの挑戦
     技能五輪がもたらすもの
終章 現代に活かす三つのキーワード 256
   心の豊かさ-生きることを楽しむ 257
   つながり-他との関係を取り戻す 258
   理に沿う-地球が有限なことを忘れない 260
おわりに 262
はじめに 2
序章 激動の世を生き抜く知恵 16
   一 かつてない危機に見舞われる世界と日本 17
18.

図書

図書
桑子敏雄著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2013.12  263p ; 20cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
「空間の履歴」から読み解く生命と風景—隠された「神話」の真実
第1部 空間への思想 : 喪失感の風景—佐賀県縫ノ池と京都府上林川
風景‐とともに‐あること—広重の見た風景から
安土桃山の宇宙対話—エンクロージャの思想をめぐって
第2部 合意形成への思想 : 近代技術と身体空間—佐賀県城原川三千石堰とダム
環境と景観のガバナンス—松江市大橋川周辺まちづくり
境界と分断のポリシー—宮崎の海岸で
第3部 再生への思想 : 無病息災の幸福論—南相馬の風景から
歴史のなかの倫理
ふるさとのための正義論—再び南相馬の現場から
「空間の履歴」から読み解く生命と風景—隠された「神話」の真実
第1部 空間への思想 : 喪失感の風景—佐賀県縫ノ池と京都府上林川
風景‐とともに‐あること—広重の見た風景から
概要: 環境思想を学問として論じてきた著者は、2000年から全国の公共事業をめぐる紛争解決の調整役として、自身の思想を実践する活動を始めた。そこで求められたのはその「空間」に向き合い、生命と風景を結ぶ確かな思想だった。その現場での思想的な営為を集大 成し、3.11以後に求められる新たな環境思想を探究する。 続きを見る
19.

図書

図書
コンラート・オット, マルチン・ゴルケ編著 ; 大橋基 [ほか] 訳
出版情報: 東京 : 現代書館, 2010.9  362p ; 20cm
所蔵情報: loading…
20.

図書

図書
アンゲーリカ・クレプス [著] ; 加藤泰史, 高畑祐人共訳
出版情報: 東京 : みすず書房, 2011.5  276, xxviip ; 20cm
シリーズ名: エコロジーの思想
所蔵情報: loading…
21.

図書

図書
高橋広次著
出版情報: 東京 : 勁草書房, 2011.9  ix, 167p ; 21cm
所蔵情報: loading…
22.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
J・ベアード・キャリコット [著] ; 小林陽之助 [ほか] 共訳
出版情報: 東京 : みすず書房, 2009.11  516, xlviip ; 20cm
シリーズ名: エコロジーの思想
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
日本語版への序文 9
はじめに 29
第一章 序論-環境倫理の概念と必要性 40
   倫理と環境倫理 40
   倫理の実践性 44
   環境倫理-伝統、近代、ポスト・モダン 52
   比較環境倫理と一と多の問題 59
第二章 環境に対する西洋の態度と価値観-その歴史的起源 65
   ユダヤ-キリスト教の伝統 65
   専制君主の解釈/番人の解釈/市民の解釈/番人の環境倫理 67
   西洋の歴史的起源としてのギリシア-ローマ 87
   神話/哲学 88
   イスラーム 97
   ガイア[地母神]の復権 109
   女神のスピリチュアリティ/ガイア仮説/地球倫理 114
第三章 南アジアの知の伝統における環境に対する態度と価値観 126
   ヒンドゥー教 126
   ジャイナ教 144
   仏教 151
   結論 166
第四章 東アジアの伝統的なディープ・エコロジー 169
   老荘思想(道教) 169
   儒教 185
   結論 203
第五章 東アジアの仏教の生態学的な洞察 206
   華厳 208
   天台と真言 217
   禅 226
   日本人と環境-一つの逆説 235
第六章 極西の環境倫理 248
   ポリネシア人の宗教世界 249
   アメリカ・インディアンの土地に関する知恵 268
   ラコタのシャーマニズム/オジブウェーのトーテミズム 282
   まとめ 292
第七章 南アメリカの性愛の生態学 297
   南北間の比較哲学 297
   南アメリカの心の生態学 300
   トゥカノのシステム論/カヤポーの農業-生態学 304
   結論 339
第八章 アフリカの生物共同体主義とオーストラリアのドリームタイム 342
   アフリカの情景 342
   一つの逆説/アフリカの思考の多様性と統一性/ヨルバの神学における人間中心主義/ 342
   サンの自由の作法/アフリカ後記 364
   保全活動家としてのオーストラリアのアボリジニ 375
   オーストラリアの世界観の諸要素/オーストラリアの環境倫理 378
第九章 ポスト・モダンの進化論-生態学的環境倫理 400
   ポスト・モダニズムとはなにか 400
   一と多の問題 404
   科学の系譜 417
   ポスト・モダンの科学革命 423
   環境倫理の自然史 427
   レオポルドの土地倫理-そのポスト・モダンの諸性質 440
   結語 447
第十章 伝統的環境倫理の実践活動 450
   番人の環境倫理の実践活動 452
   ヒンドゥー教の環境倫理の実践活動 464
   仏教の環境倫理の実践活動 482
   スリランカのサルヴォーダヤ運動/タイにおける仏教の森林保全活動 482
   結論 495
監訳者解説 497
脱西洋近代と日本の伝統思想-訳者あとがき 503
注 xv
索引 Ⅰ
日本語版への序文 9
はじめに 29
第一章 序論-環境倫理の概念と必要性 40
23.

図書

図書
[清水哲郎ほか執筆]
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2009.6  xiv, 266p ; 22cm
シリーズ名: 岩波講座哲学 / 飯田隆 [ほか] 編集委員 ; 08
所蔵情報: loading…
24.

図書

図書
木村利人, 掛江直子, 河原直人編著
出版情報: 東京 : コロナ社, 2008.7  xiv, 207p ; 19cm
シリーズ名: ヒューマンサイエンスシリーズ / 早稲田大学人間総合研究センター監修 ; 11
所蔵情報: loading…
25.

図書

図書
加藤尚武著
出版情報: 東京 : 丸善, 1991.12  xi, 226p ; 18cm
シリーズ名: 丸善ライブラリー ; 032
所蔵情報: loading…
26.

図書

図書
P. Aarne Vesilind, Alastair S. Gunn [著] ; 日本技術士会環境部会訳編
出版情報: 東京 : 丸善, 2000.9  xvi, 327p ; 21cm
所蔵情報: loading…
27.

図書

図書
吉永明弘, 福永真弓編著
出版情報: 東京 : 勁草書房, 2018.3  vi, 186p ; 21cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
本書が取り組む三つの課題
第1部 災後の環境倫理学 : リスク社会における環境倫理学
福島第一原発事故に対する欧米の環境倫理学者の応答
放射性廃棄物と世代間倫理
環境正義がつなぐ未来—明日へ継ぐに足る社会を生きるために
第2部 未来の環境倫理学 : 多様性の環境倫理に向けた環境徳倫理学の理解
ハンス・ヨナスの自然哲学と未来倫理
気候工学とカタストロフィ
「人新世」時代の環境倫理学
未来の環境倫理学のための二つの補論
本書が取り組む三つの課題
第1部 災後の環境倫理学 : リスク社会における環境倫理学
福島第一原発事故に対する欧米の環境倫理学者の応答
概要: 災後から未来を語るメソッド。
28.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
鬼頭秀一, 福永真弓編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2009.12  ix, 287p ; 21cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
はじめに i
序章 環境倫理の現在―二項対立図式を超えて 1
   1 「環境倫理」とは 1
   2 二項対立図式のなかの「環境問題」と「環境倫理」 3
   3 二項対立図式のなかの環境倫理学-リン・ホワイト・ジュニアとナッシュ図式 4
   4 環境倫理学/環境倫理思想を歴史的に再考し,新たな「環境倫理」を展望する 6
   5 二項対立図式的な「環境問題」が問題をとらえ損なう3つの構造 10
   6 環境倫理をよりダイナミックに広範にとらえるために-環境倫理学の新たな地平 14
   7 本書の構成と新しい環境倫理学の挑戦 20
I 環境倫理が語れること
 1 人間・自然―「自然を守る」とはなにを守ることか 25
   1.1 「人間」と「自然」の二項対立 25
   1.2 二項対立はまぼろしである 27
   1.3 「外なる自然」と「内なる自然」 31
   1.4 問題の再設定 34
 2 自然・人為―都市と人工物の倫理 36
   2.1 問題の所在 36
   2.2 今道友信の「エコエティカ」 39
   2.3 アンドリュー・ライトの「都市の環境倫理」 41
   2.4 都市と人工物の倫理 43
 3 生命・殺生―肉食の倫理,菜食の論理 49
   3.1 食べることと「倫理」 49
   3.2 肉食の環境負荷 50
   3.3 動物倫理からの菜食論 53
   3.4 倫理の文脈依存性 59
   3.5 肉を語る多様な文脈 61
   3.6 肉食/菜食の二項対立を超えて 64
 4 公害・正義―「環境」から切り捨てられたもの/者 67
   4.1 環境倫理学の限界と可能性 67
   4.2 「公害」概念の生成と展開 69
   4.3 水俣病事件から学ぶこと 73
   4.4 環境正義と環境権-「環境」への視点 76
 5 責任・未来―世代間倫理の行方 81
   5.1 未来に対する責任 81
   5.2 環境問題と未来世代に対する倫理 81
   5.3 世代間の平等 82
   5.4 社会的不平等 84
   5.5 世代間倫理の困難 84
   5.6 ヨナスの責任という原理 87
   5.7 持続可能性 88
   5.8 予防原則 89
 6 精神・豊かさ―生きものと人がともに育む豊かさ 92
   6.1 消費されるエコ概念の先にあるもの 92
   6.2 エコロジー思想が照射する関係性の豊かさと奥深さ 94
   6.3 賑わう世界をめざして 105
II 環境倫理のまなざしと現場
 7 「外来対在来」を問う―地域社会のなかの外来種 111
   7.1 外来種政策のフレームと背景 111
   7.2 外来種根絶のスーパーモデル 113
   7.3 プラグマティックな政策を阻む二項対立 119
   7.4 地域社会が主体となる外来種政策とは 126
 8 「持続可能性」を問う―「持続可能な」野生動物保護管理の政治と倫理 130
   8.1 「持続可能な開発」という概念の萌芽と波及 130
   8.2 狩猟の特権化と差別化の歴史 132
   8.3 現代のスポーツハンティングと住民参加型保全 134
   8.4 スポーツハンティングがもたらすもの-カメルーン北部を事例に 136
   8.5 「持続可能な」野生動物の管理と地域住民 141
 9 「文化の対立」を問う―捕鯨問題の「二項対立」を超えて 146
   9.1 捕鯨の賛否はじつは複雑 146
   9.2 捕鯨国の事情を比較する 146
   9.3 商業捕鯨再開のリアリティ 151
   9.4 統計から探る日本人の本音 153
   9.5 漁業資源か野生生物か 157
   9.6 落としどころを考えよう 158
 10 「自然の再生」を問う―環境倫理と歴史認識 160
   10.1 自然保護と歴史認識 160
   10.2 外来種をめぐる歴史認識 161
   10.3 里山をめぐる歴史認識 164
   10.4 「自然の再生」を問いなおす 166
 11 「地球に優しい」を問う―自然エネルギーと自然「保護」の隘路 171
   11.1 風力発電をめぐる対立-自然保護と風力発電 171
   11.2 二項対立図式の問題点 172
   11.3 エネルギー問題と適正技術 175
   11.4 対立図式を解きほぐす 179
 Box1 野生復帰を問う-野生復帰において人はどこまで操作可能か 184
 Box2 政策からこぼれ落ちるローカル知―ウチダザリガニと人間の環境問題 189
III 環境倫理から生まれる政策
 12 家庭から社会へ―持続可能な社会に続く道を地球温暖化問題から考える 197
   12.1 「市民が果たすべき役割」とは 197
   12.2 「チリ」も積もれば「山」となるのか 198
   12.3 「家庭のこころがけ」路線で見落とされるもの,失われるもの 201
   12.4 「家庭での取り組み」から「政治的コミットメント」へ 203
   12.5 持続可能な未来に向けて 206
 13 知識から知慧へ―土着的知識と科学的知識をつなぐレジデント型研究機関 211
   13.1 住民主体の環境保全と科学 211
   13.2 土着的知識体系と科学 215
   13.3 地域社会に常駐するレジデント型研究機関 218
   13.4 レジデント型研究機関を核とした科学と地域社会のかかわり 224
 14 政策から政/祭へ―熟議型市民政治とローカルな共的管理の対立を乗り越えるために 227
   14.1 「生物多様性の保全」と政策決定 227
   14.2 「熟議型市民政治」と「ローカルな共的管理」 228
   14.3 松浦川・アザメの瀬の自然再生事業の概要 230
   14.4 アザメの瀬の自然再生事業における政策決定プロセス 232
   14.5 「熟議型市民政治」と「ローカルな共的管理」から見るアザメの瀬 234
   14.6 望ましい政策決定プロセスをもとめて-零れるものへの注目 237
 15 安全から危険へ―生態リスク管理と予防原則をめぐって 240
   15.1 生態系保全とリスク管理 240
   15.2 ゼロリスクではなく低リスク論から出発するコントロールマネジメント 247
 16 制御から管理へ―包括的ウェルネスの思想 255
   16.1 「人間かオオサンショウウオか」ではなく 255
   16.2 応用倫理という問題 257
   16.3 価値の順序づけ-城原川流域委員会 258
   16.4 テーブルによるテーマの分割-木津川上流住民対話集会 260
   16.5 諸価値の統合一大橋川周辺まちづくり 262
   16.6 多自然川づくりの課題-佐渡島天王川再生事業 266
   16.7 強靭な柔軟性を持つ 267
 終章 恵みも禍も―豊かに生きるための環境倫理 269
   1 環境倫理学はなぜ政策の問題へと至るのか 269
   2 環境倫理が必要とされる3つの領域 270
   3 本来あるべき自然とはなにか 271
   4 身体を介した共同行為と科学的知識の適切なかかわり 272
   5 「トレードオフ」を脱却し新たな環境倫理学の政策的地平を切り拓くために 274
おわりに-編集後記にかえて 279
索引 283
はじめに i
序章 環境倫理の現在―二項対立図式を超えて 1
   1 「環境倫理」とは 1
29.

図書

図書
吉川孝, 横地徳広, 池田喬編著
出版情報: 東京 : 勁草書房, 2019.2  ix, 196, vip ; 21cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
序章 : 映画とともに思考するとき
第1章 : 『2001年宇宙の旅』にみる「人間の条件」
第2章 : ナヴィのように「見ることを学ぶ」ことができるか—『アバター』と生命環境を知ることの倫理
第3章 : クローン人間と臓器移植をめぐる物語—映画『わたしを離さないで』から生命倫理を考える
第4章 : 人型ロボットは愛することができるか—キューブリック/スピルバーグ『A.I.』論
第5章 : 人はAIと恋愛することができるのだろうか—『her/世界でひとつの彼女』と『エクス・マキナ』を題材に
間奏 : 生命環境倫理学とは何か—生命圏と技術圏
第6章 : 「手」が創設する倫理—『この世界の片隅に』から考える人間と環境の関わり
第7章 : カタストロフィを語る哲学と映画—『君の名は。』が描く「災後」の「時間」
第8章 : “絶対戦争”後の世界を考えること—『風の谷のナウシカ』とわれわれ
第9章 : 食べること、人間であること、生き残ること—『ソイレント・グリーン』を手がかりに
終章 : なぜ映画で倫理学なのか
序章 : 映画とともに思考するとき
第1章 : 『2001年宇宙の旅』にみる「人間の条件」
第2章 : ナヴィのように「見ることを学ぶ」ことができるか—『アバター』と生命環境を知ることの倫理
概要: 映画とともにめぐる、倫理学的思考の旅へようこそ!
30.

図書

図書
吉永明弘, 寺本剛編
出版情報: 京都 : 昭和堂, 2020.10  vii, 259p ; 21cm
シリーズ名: 3STEPシリーズ ; 2
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
環境倫理学の歴史と背景—沈黙の春からSDGsまで
第1部 倫理思想と環境問題 : 功利主義と環境問題—「最大多数の最大幸福」をめぐって
義務論と環境問題—人格の尊重と人間中心主義
徳倫理学と環境問題—環境保護の実践のための徳を考える
第2部 「自然」と環境倫理学 : 土地倫理—アメリカの環境倫理学の出発点
自然の権利—生き物が人間を訴えた裁判が目指すもの
生物多様性—種の存続、生息地の維持、遺伝資源の確保
第3部 「社会」と環境倫理学 : 世代間倫理—将来世代にどのような環境を受け渡すべきか
環境正義—環境リスクの公正な分配を考える
リスクと予防原則—科学技術のリスクに晒されるいのちに対する責任
気候正義—共通だが差異ある責任とは何か
第4部 「地域」と環境倫理学 : 風土と環境倫理—風景はどのようにしてできるのか
食農倫理学—私たちにとっての理想的な食とは
都市の環境倫理—持続可能性と「空地」の思想
エコツーリズムと環境倫理—環境と観光の交差点から
環境倫理学の歴史と背景—沈黙の春からSDGsまで
第1部 倫理思想と環境問題 : 功利主義と環境問題—「最大多数の最大幸福」をめぐって
義務論と環境問題—人格の尊重と人間中心主義
概要: 倫理学の基礎である功利主義、義務論、徳倫理学をわかりやすく解説したうえで、生物多様性や放射性物質、気候変動などの最新の環境問題に切り込んでいく。環境問題を自分の頭で考え、実践するための軸を、スリーステップを通じて身につけよう。
31.

図書

図書
笹澤豊著
出版情報: 東京 : 藤原書店, 2003.12  253p ; 20cm
所蔵情報: loading…
32.

図書

図書
徳永哲也著
出版情報: 京都 : 世界思想社, 2013.11  xiv, 225, vip ; 19cm
シリーズ名: 世界思想社現代哲学叢書
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
序章 : 倫理学って何だろう
第1章 : 生まれることの倫理
第2章 : 生まれ方を操作することの倫理
第3章 : 死ぬことの倫理
第4章 : 新時代の「死」と「移植」の倫理
第5章 : 環境問題の経済と倫理
第6章 : 「自然の権利」という環境倫理思想
第7章 : 世代間倫理は「倫理」たりうるか
第8章 : 地球全体主義の可能性と困難性
終章 : 「生命圏」の倫理学へ
序章 : 倫理学って何だろう
第1章 : 生まれることの倫理
第2章 : 生まれ方を操作することの倫理
概要: 妊娠中絶や人工生殖、安楽死や脳死・臓器移植等の生命倫理と、自然の権利、世代間倫理、地球全体主義という環境倫理の問題を踏まえつつ、いのちを守る身体(内的環境)と自然や地球(外的環境)の統合的な持続を考える「生命圏の倫理学」を提唱する。
文献の複写および貸借の依頼を行う
 文献複写・貸借依頼