第1章 序論 1 |
定量化法の本質的側面 6 |
戦略的定量化と戦術的定量化 16 |
定量化の現状 19 |
定量化とソフトウェアライフサイクル 25 |
定量化手法の構成 27 |
ソフトウェア定量化の社会学 33 |
定量化手法の推進 39 |
定量化手法の将来展望 49 |
推薦図書 49 |
参考文献 52 |
第2章 機能的尺度の歴史と発展 53 |
ファンクションポイントの誕生 53 |
コード行数尺度のパラドックスと問題点 59 |
Albrechtの初期ファンクションポイント(1979) 68 |
ファンクションポイント法の公開(1981) 69 |
DeMarcoの「Bang]尺度(1982) 70 |
IBMファンクションポイントのAlbrechtによる改訂(1984) 72 |
SPRの方法(1985) 82 |
保守と機能拡張プロジェクトのファンクションポイント 104 |
IFPUGの設立(1986) 105 |
フィーチャポイントの発明(1986) 106 |
ファンクションポイントとHalstead尺度の統合(1987) 116 |
英MarkIIファンクションポイント法(1988) 118 |
Dregerのファンクションポイントチュートリアル(1989) 121 |
IFPUGの「標準算出マニュアル」(1990) 122 |
IEEEの生産性測定標準の草案(1990) 124 |
SPRの概算法(1990) 124 |
Albrechtの表記法改訂(1990) 126 |
機能的尺度のこれからの展開 131 |
機能的尺度の適用事例 134 |
IBM法(1979) 136 |
IBM法改訂版(1984) 136 |
SPR法(1985) 138 |
SPR逆算法(1985) 140 |
SPRフィーチャポイント法(1986) 141 |
研究事例の比較 143 |
経費内訳表の標準化 146 |
機能的尺度についてのまとめ 149 |
参考文献 150 |
第3章 米国におけるソフトウェア生産性と品質の平均 153 |
はじめに 153 |
データ内の誤差原因 156 |
規模決定の誤差 156 |
工数,資源,作業分類の誤差 157 |
統計的および数学的誤差 172 |
1990~1995年における顕著なソフトウェア技術の変化 179 |
6つのソフトウェア分野間の開発慣行の差異 195 |
ソフトウェア生産性向上率 202 |
ソフトウェア生産性における分布,平均,分散 206 |
エンドユーザソフトウェア分野 209 |
経営情報システム(MIS)分野 210 |
受託開発/アウトソーシングソフトウェア分野 211 |
市販ソフトウェア分野 212 |
システムソフトウェア分野 213 |
軍需ソフトウェア分野 214 |
要員配置のレベル 214 |
ソフトウェアスケジュール 220 |
徐々に増大するユーザ要求 222 |
ソフトウェア開発工数 223 |
新規プロジェクトの生産性 224 |
機能拡張プロジェクトの生産性 226 |
保守(欠陥修正)の生産性 229 |
ソフトウェア分野の文書化作業 231 |
プロジェクトの失敗と中止のリスク 232 |
ソフトウェアの平均寿命 234 |
機能拡張の年間量 236 |
ソフトウェアコストの平均 237 |
潜在欠陥数 240 |
累積欠陥除去率 241 |
納入品に残存する欠陥数 242 |
ソフトウェア再利用の潜在可能性と実状 245 |
生産性と品質に対する技術の影響 246 |
複数の技術が生産性に与える影響の評価 254 |
複数の技術が品質に与える影響の評価 259 |
技術に対する警告と適応除外 262 |
「業界トップ」レベルの目標設定とファンクションポイントの利用法 265 |
参考文献 268 |
第4章 定量化のしくみ:ベースラインの明確化 269 |
はじめに 269 |
ソフトウェアアセスメント 270 |
ソフトウェアベースライン 274 |
1996年時点でのソフトウェアベースラインの一般的なテーマ 274 |
ソフトウェアベンチマーク 275 |
ベースライン分析の必要性 284 |
ベースライン分析の方法論 285 |
ファンクションポイントベースラインとベンチマークデータをもつ非営利団体 287 |
ベースライン分析完了後のフォローアップ活動 293 |
現在解決できない問題点 295 |
ベースライン分析とフォローアップ活動 297 |
ベースライン分析の対象 298 |
ベースラインデータ収集手段の開発/購入 301 |
データ収集アンケート用紙の管理 306 |
測定対象プロジェクトの規模算定 314 |
標準的なプロジェクト経費内訳表 317 |
専門グループとスペシャリストの必要性 321 |
技術者のスキルと人的な影響 324 |
管理がプロジェクトに与える影響 325 |
プロジェクト特性による影響 327 |
外部発注プロジェクトにかかわる影響(オプション) 330 |
ソフトウェアパッケージの取得(オプション) 331 |
ソフトウェアの欠陥除去手法 332 |
文書作成による影響 334 |
保守と機能拡張プロジェクトによる影響 337 |
プロジェクトのリスクと価値の要因 338 |
コードの複雑さの要因 339 |
ソフトウェアプロジェクトにおけるハードデータの測定 344 |
プロジェクト,工程,作業期間の測定 348 |
設計とコードの再利用可能性の要因(オプション) 349 |
保守と機能拡張プロジェクトにおけるベースコードの要因 350 |
保守と機能拡張プロジェクトにおけるデルタコードの要因 350 |
記述形式の回答について 354 |
ベースラインデータの分析とまとめ 355 |
参考文献 356 |
第5章 ソフトウェアの品質と顧客満足度の測定 359 |
ISO9000シリーズ 359 |
データ品質とデータ尺度 361 |
SEI成熟度モデル 362 |
クライアント/サーバシステムの品質 363 |
オブジェクト指向の品質レベル 267 |
ソフトウェアの総合的品質管理(TQM) 368 |
品質管理と国際競争 370 |
測定と見積りのための品質定義 373 |
品質管理のための5つのステップ 376 |
米国のソフトウェア品質管理 378 |
ソフトウェア欠陥除去の測定 390 |
欠陥除去率の測定 394 |
欠陥が多いモジュール(問題モジュール)の発見と除去 399 |
テストケースカバレッジを評価する計量尺度の使用 400 |
信頼性予測のための計量尺度の使用 401 |
欠陥除去コストの測定 402 |
品質コストの概念 406 |
欠陥防止手法の評価 407 |
顧客障害情報の測定 408 |
欠陥とはいえないもの,重複報告,特殊な場合の測定 411 |
顧客満足度の測定 412 |
SPR顧客満足度質問項目の抜粋 413 |
顧客満足度と欠陥データの関係 420 |
まとめ 421 |
推薦図書 422 |
参考文献 429 |
付録A ソースコード行数の算出規約 431 |
さまざまなコード行数算出規約 431 |
コード行数算出の一般的規則 434 |
SPRコード行数算出規約の例 434 |
SPRのCOBOL算出規約 437 |
付録B ファンクションポイントとフィーチャポイントの算出規約(概要) 441 |
付録C ソフトウェアプロジェクトの測定例 445 |
事例のおかれた環境と背景 447 |
測定ツールの使用 448 |
測定事例の内容 449 |
ソフトウェアプロジェクト測定についての概要と結論 451 |
入力項目の測定 452 |
出力項目の測定 455 |
測定例 460 |
索引 529 |