はじめに iii |
1章 バイオ機器分析の基礎 1 |
1.1 何を分析するのか 1 |
1.2 どの分析機器を使うか2 |
2章 クロマトグラフイー 4 |
2.1 簿層クロマトグラフィー 6 |
2.2 ガスクロマトグラフィー 8 |
2.3 液体カラムクロマトグラフィー 12 |
2.4 イオン交換クロマトグラフィー 14 |
2.5 逆相(疎水)クロマトグラフィー 16 |
2.6 アフィニティークロマトグラフィー 19 |
2.7 ゲルろ過クロマトグラフィー 21 |
3章 電気泳動 23 |
3.1 電気泳動の原理 23 |
3.2 チセリウスの電気泳動 25 |
3.3 タンパク質のゲル電気泳動 26 |
3.4 SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE) 31 |
3.5 等電点電気泳動 32 |
3.6 2次元電気泳動 33 |
3.7 免疫電気泳動 34 |
4章 可視・紫外スペクトロメトリー 36 |
4.1 可視・紫外領域の光吸収の原理 36 |
4.2 遷移モーメント 37 |
4.3 吸収スペクトル測定原理 37 |
4.4 吸収スペクトル測定の実際 38 |
4.5 可視・紫外吸収スペクトルの溶媒の選択 39 |
4.6 ランベルト・ベールの法則 40 |
4.7 分子吸光係数の決定 40 |
4.8 吸収スペクトル温度可変測定(DNA融解曲線の測定) 41 |
4.9 温度変化吸収スペクトル測定例(DNA融解曲線) 42 |
4.10 分子会合体の吸収スペクトル(J会合体とH会合体) 43 |
5章 赤外スペクトロメトリー 44 |
5.1 分子振動と赤外吸収 44 |
5.2 分散型IRスペクトル測定原理 45 |
5.3 FT-IRスペクトル測定原理 46 |
5.4 干渉器の原理 47 |
5.5 赤外吸収スペクトル測定試料の作製 48 |
5.6 赤外特性吸収帯 49 |
5.7 分散型とフーリエ変換型の長所と欠点 49 |
5.8 FT-IRを用いた特殊測定 51 |
5.9 赤外吸収スペクトル測定例:核酸塩基を側鎖にもつアミノ酸とそのペプチド 51 |
6章 蛍光スペクトロメトリー 53 |
6.1 原理 53 |
6.2 装置 54 |
6.3 蛍光強度 54 |
6.4 蛍光寿命 56 |
6.5 蛍光異方性 56 |
6.6 蛍光消光法 58 |
6.7 蛍光トレーサー・プローブ法 59 |
7章 円二色性スペクトロメトリ 62 |
7.1 原理 62 |
7.2 装置 63 |
7.3 タンパク質の円二色性スペクトル 64 |
7.4 核酸の円二色性スペクトル 67 |
7.5 小分子の立体配置の決定 67 |
8章 電子スピン共鳴吸収(ESR) 69 |
8.1 ESR測定の対象となる化学種 69 |
8.2 ESRの原理 69 |
8.3 ESRの装置 71 |
8.4 ESRの測定例 72 |
9章 核磁気共鳴 74 |
9.1 核磁気共鳴現象 74 |
9.2 核磁気共鳴を観測する方法 78 |
9.3 NMR装置 80 |
9.4 NMRスペクトル 82 |
9.5 応用測定 88 |
10章 X線回折 91 |
10.1 X線とその発生 91 |
10.2 格子面によるX線の回折 92 |
10.3 X線回折の応用 93 |
10.4 粉末試料のX線回折と回折図形(パターン) 94 |
10.5 粉末X線回折による定性分析(検索手順) 95 |
10.6 表面層からのX線回折(薄膜X線回折) 96 |
10.7 単結晶によるX線回折と結晶構造解析の原理 96 |
10.8 単結晶から回折X線の測定 97 |
10.9 結晶による構造解析の手順 99 |
10.10 放射光装置からのX線を用いる方法(ラウエ法,異常分散法) 100 |
10.11 タンパク質データバンク(PDB)について 100 |
11章 マススペクトロメトリー 101 |
11.1 マススペクトル 101 |
11.2 マススペクトロメーター(質量分析計) 103 |
11.3 バイオ系への応用例 106 |
11.4 応用マススペクトロメトリー 108 |
12章 酵素免疫測定法 110 |
12.1 標識酵素 110 |
12.2 サンドイッチ法による抗原の測定 110 |
12.3 TNFの測定例 111 |
12.4 間接法による細胞表層抗原の測定 112 |
12.5 ICAM-1の測定例 112 |
13章 フローサイトメトリー 113 |
13.1 前方散乱光と側方散乱光 113 |
13.2 FACSの光学系システム 114 |
13.3 光学フィルター 115 |
13.4 FACSの流路系 115 |
13.5 ソーティングシステム 116 |
13.6 細胞表面抗原の検出 117 |
13.7 薬剤処理による細胞表面抗原の発現量変化の測定例 117 |
13.8 DNAヒストグラム 118 |
13.9 細胞周期の解析例 118 |
13.10 細胞内酸化度の測定例 119 |
13.11 コンジュゲート形成の測定例 119 |
14章 電子顕微鏡 120 |
14.1 電子顕微鏡の仲間 120 |
14.2 電子顕微鏡のしくみと特徴 120 |
14.3 透過型電子顕微鏡の利用 125 |
14.4 走査型電子顕微鏡の利用 129 |
14.5 最近の電子顕微鏡 132 |
15章 熱分析 134 |
15.1 示差熱分析 134 |
15.2 示差走査熱量測定 136 |
15.3 熱重量測定 137 |
15.4 バイオ系への応用 138 |
16章 バイオ機器分析の実際 141 |
16.1 アミノ酸組成・アミノ酸配列 141 |
16.2 DNA塩基配列決定 147 |
16.3 酵素反応速度解析 155 |
16.4 細胞染色 161 |
索引 169 |