まえがき iii |
本書の構成と読み方 vii |
1 タグチメソッドで扱う品質とは何か 1 |
1.1 タグチメソッドの公理 2 |
1.2 品質の定義 6 |
1.3 品質の分類 13 |
2 SQC(統計的品質管理)はどのように発展してきたか 27 |
2.1 管理図法と抜取検査法 28 |
2.2 QCストーリーによる問題解決法 38 |
2.3 実験計画法の活用とその限界 53 |
3 パラメータ設計がもたらしたもの 65 |
3.1 制御因子と誤差因子の交互作用解析 66 |
3.2 誤差因子の外側割り付け 73 |
3.3 ばらつきを減らすいくつかの方法 78 |
3.4 設計の3段階と実験研究の役割 82 |
4 パフォーマンス測度としてのSN比 93 |
4.1 計測のSN比 94 |
4.2 静特性のSN比 102 |
4.3 比例式モデルのSN比 114 |
4.4 2値入出力系のSN比 124 |
5 混合系直交表のススメ 133 |
5.1 直交計画の最適性 134 |
5.2 素数べき型直交表の活用技法 141 |
5.3 L12直交表の性質 155 |
5.4 L18直交表の性質 158 |
5.5 L36直交表の性質 168 |
6 外側配置が変えた実験計画法 175 |
6.1 能動的信号因子を用いた実験事例 176 |
6.2 動特性アプローチの登場 190 |
6.3 機能窓法とその拡張 199 |
7 判別分析に代わるMTS法 219 |
7.1 マハラノビスの汎距離 220 |
7.2 判別分析の誤用 226 |
7.3 MTS法の手順 230 |
7.4 主変数選択の利用と主成分分析の限界 240 |
8 損失関数とその応用技術 253 |
8.1 損失関数による品質の定量化 254 |
8.2 許容差設計 259 |
8.3 工程の調節 264 |
8.4 品種計画 271 |
引用文献 281 |
索引 287 |
アドバンストノートの目次 |
1 探索的因子分析で観点を抽出する原理(1章) 16 |
2 正規分布はどのように生まれたか(2章) 51 |
3 作為がなければ無作為か(2章) 59 |
4 分散分析表では不偏分散でなく平均平方(3章) 71 |
5 混合模型での検定法(3章) 71 |
6 標本SN比分子での引き算の意味は(4章) 97 |
7 2ステップ法の最適性(4章) 105 |
8 対数線形モデルによるオッズ比の検定(4章) 129 |
9 2k型直交表は簡単に作れる(5章) 138 |
10 線点図のマルコフ性(5章) 145 |
11 誤差因子ではない変動要因(6章) 194 |
12 交互作用解析には主成分分析が有用(6章) 212 |
13 主成分の一意性と主変数の任意性(7章) 243 |
14 割引係数法とスタイン問題(8章) 269 |
15 不思議な主要点の性質(8章) 277 |