序章 ある日、レースがはじまった 7 |
ほほえむノースウェストの化学者 12 |
第1章 誰が二一世紀の発明王エジソンになるか 21 |
アメリカ情報通信産業の危機 21 |
燃料電池の発電メカニズム 33 |
学者と専門家の予言の数々 40 |
グローヴ卿の発見 49 |
大発明家エジソソは間違っていたか 55 |
レオナルド・ダヴィンチの人体解剖 58 |
第2章 繁盛するエンジン屋とパソコンマニア 63 |
熱砂の湾岸戦争 63 |
フランス電力が契約した! 68 |
冷淡なアメリカの気象学者たち 73 |
コンパック・コンピューターのローゼン会長 87 |
ヴォルヴォが走り出した 96 |
マイエレキの時代がやってきた 101 |
ハネウェルとキャプストーンを追う日本のエソジニア 108 |
トヨタが腰をあげ、GEが動いた 120 |
第3章 石油王国テキサスでブッシュ知事が署名した 129 |
テキサス州のクリーンエネルギー 129 |
燃料電池株を買いに出たビル・ゲイツ 136 |
デュポンを追撃するゴアテックスとダイス・アナリティックの登場 143 |
ベンチャー企業プラグ・パワー設立のミステリー 150 |
デトロイトの巨人GMの世界帝国 156 |
フォードとファイヤストーンのリコール戦争 165 |
尼崎公害訴訟 172 |
ほとんど乗っ取られた日本の自動車業界 181 |
急ピッチで燃料電池に主力を注ぐガス会社と電機メーカー 187 |
第4章 王様はバラードだ 205 |
偉大なる先駆者 205 |
アクセルを踏み込んだバラードの開発スピード 212 |
プラチナ価格が暴騰した 226 |
PEM型ではない四種類の燃料電池の急速な追撃 235 |
燃料電池の用途開拓と近づく実用化 246 |
第5章 コンバインドサイクルでGEは追撃する 254 |
GEが六〇%の発電効率を達成した! 254 |
ジャンボジェット機の噴射力で発電する 262 |
パワー向上で電力不足が解消する 270 |
数々のコンバインドサイクルと新エネルギーの価格競争 276 |
第6章 巨大な天然ガス田をめぐる国際戦略 283 |
古代生物から石炭・石油・天然ガスが甦る 283 |
カーボンナノチューブは成功するか 293 |
水素ステーションの実用化と石油暴騰の怪 299 |
カスピ海周辺の油田の大発見にわくカザフスタン 307 |
日本商社に一〇兆円の金の卵 314 |
サハリン・パイプラインと中国の胎動 323 |
日本近海に眠る深海のメタンハイドレート 331 |
冷遇されるもうひとつの貴重なガスLPG 339 |
誰がどのように燃料から水素ガスを取り出すか 345 |
ボイル・シャルルの法則に反するドコーの大発明 360 |
容器包装リサイクル法と家電リサイクル法の未来 366 |
第7章 太陽がいっぱい 372 |
最も短い回路は最も遠くにある 372 |
自動車に風車をつけろ 378 |
終章 386 |
序章 ある日、レースがはじまった 7 |
ほほえむノースウェストの化学者 12 |
第1章 誰が二一世紀の発明王エジソンになるか 21 |
アメリカ情報通信産業の危機 21 |
燃料電池の発電メカニズム 33 |
学者と専門家の予言の数々 40 |