1. 確率分布とその性質 (木島正明) 1 |
1.1 確率の基礎 1 |
1.2 確率変数と期待値 4 |
1.2.1 離散的な確率変数 5 |
1.2.2 連続的な確率変数 7 |
1.2.3 期待値 9 |
1.2.4 積率母関数 12 |
1.3 正規分布 13 |
1.3.1 多変量正規分布 15 |
1.3.2 正規分布関連の分布 16 |
1.4 代表的な確率分布 19 |
1.4.1 代表的な離散分布 19 |
1.4.2 代表的な連続分布 24 |
章末問題 32 |
2. 次元の縮約とクラスター化 (岡太彬訓) 35 |
2.1 次元の縮約 35 |
2.1.1 次元の縮約の意義 35 |
2.1.2 多次元尺度構成法 (MDS) 36 |
2.1.3 個人差MDS 41 |
2.1.4 選好度の分析 46 |
2.1.5 外部分析 49 |
2.1.6 非対称データの分析 53 |
2.2 クラスター化 54 |
2.2.1 クラスター化の意義 54 |
2.2.2 階層クラスター分析法と非階層クラスター分析法 55 |
2.2.3 重複クラスター 62 |
2.2.4 次元の縮約とクラスター化 65 |
2.2.5 非対称データのクラスター化 67 |
章末問題 68 |
3. 因果関係と構造を把握するための統計手法-潜在クラス分析法- (渡辺美智子) 73 |
3.1 潜在変数と潜在構造モデル 73 |
3.2 潜在変数と顕在変数の間の確率関係 75 |
3.3 局所独立の仮定 76 |
3.4 潜在クラスモデル 78 |
3.4.1 モデルの意味と定式化 78 |
3.4.2 潜在確率の推定 80 |
3.4.3 モデルの識別可能性 83 |
3.4.4 指定された潜在クラスモデルの解釈-「スーパーの店舗イメージ分析」 85 |
3.4.5 応答者の各潜在クラスへの帰属確率 87 |
3.4.6 データとモデルの適合度検定 89 |
3.4.7 モデルの改善とモデル選択のための指標 90 |
3.4.8 潜在クラス数を決めるための適合度指標とAIC基準 91 |
3.5 制約付き潜在クラスモデル 94 |
3.5.1 規定値での制約 94 |
3.5.2 等号での制約 95 |
3.5.3 制約付き潜在クラスモデルの例 97 |
3.5.4 制約条件の下での推定 98 |
3.6 対数線形モデルと潜在クラスモデル 99 |
3.6.1 対数線形モデル 99 |
3.6.2 潜在変数を含む対数線形モデル (潜在クラスモデル) 101 |
3.6.3 対数線形パラメータの解釈 101 |
3.6.4 外生変数の組み込み 103 |
3.7 潜在変数を含めた因果モデル 106 |
3.7.1 因果関係とは 106 |
3.7.2 潜在変数を含んだ因果モデル 106 |
3.8 潜在距離モデルから潜在特性モデルへ 109 |
3.8.1 潜在距離モデル 109 |
3.8.2 潜在特性モデル 110 |
3.9 まとめ 112 |
章末問題 113 |
4. 最適化問題および非協力ゲーム (生田目 崇, 中川慶一郎) 116 |
4.1 種々の最適化手法 116 |
4.1.1 伝統的な最適化問題 117 |
4.1.2 線形計画法 118 |
4.1.3 目標計画法 119 |
4.1.4 その他の数理計画問題 121 |
4.2 マーケティング・モデル分析のための最適化手法 123 |
4.2.1 商品の効用推定 123 |
4.2.2 マーケティングに関する予測モデル 124 |
4.2.3 ロジット・モデルのパラメータ推定 125 |
4.3 ゲーム理論 127 |
4.3.1 ゲームの構成 128 |
4.3.2 ゲームの均衡点 129 |
4.3.3 均衡解の存在 131 |
4.3.4 均衡解の一意性 132 |
章末問題 134 |
5. 市場反応分析 (守口 剛) 137 |
5.1 市場反応分析とは 137 |
5.1.1 市場反応分析の範囲 137 |
5.1.2 市場反応分析の目的 138 |
5.2 集計的市場反応分析 139 |
5.2.1 売上とシェアのどちらを測度とすべきか 139 |
5.2.2 売上を測度とした集計的市場反応分析 142 |
5.2.3 マーケット・シェア・モデル 144 |
5.3 消費者購買行動分析 146 |
5.3.1 ブランド選択モデル 146 |
5.3.2 ロジット・モデルの推定 150 |
5.3.3 MNLモデルの問題点 150 |
5.3.4 購買生起モデル 157 |
5.3.5 購買生起モデルとブランド選択モデルの統合化 158 |
5.3.6 購買生起, ブランド選択, 購買量の統合モデル 160 |
5.4 まとめ 162 |
章末問題 163 |
6. 競争市場構造分析 (井上哲浩) 167 |
6.1 競争市場構造分析の目的と類型 167 |
6.2 代替性に基づく競争市場構造分析 171 |
6.2.1 代替性に基づく競争市場構造分析法 171 |
6.2.2 非集計データに基づく交差弾力性推定モデル 172 |
6.2.3 集計データに基づく交差弾力推定モデル 176 |
6.3 スイッチングに基づく競争市場構造分析 179 |
6.3.1 Grover and Srinivasan モデルとその問題点 181 |
6.3.2 MIGHTシステム 184 |
6.4 競争空間に基づく競争市場構造分析 188 |
6.4.1 非集計データに基づく競争空間構築モデル 190 |
6.4.2 集計データに基づく競争空間構築モデル 191 |
6.4.3 Cooper and Inoueモデル 192 |
6.5 まとめ 197 |
章末問題 198 |
7. マーケティングにおける最適化モデル (生田目 崇) 205 |
7.1 資源配分モデル 206 |
7.2 売場スペース配分モデル 210 |
7.3 価格決定モデル 217 |
7.4 まとめ 222 |
章末問題 224 |
8. 競争的マーケティング戦略 (中川慶一郎) 227 |
8.1 寡占市場モデル 228 |
8.2 基本モデル 229 |
8.2.1 消費者行動の基本モデル 231 |
8.2.2 企業行動の基本モデル 231 |
8.3 モデルの分析 236 |
8.3.1 比較静学分析 236 |
8.3.2 最適製品特性の分布 238 |
8.4 モデルの拡張 239 |
8.4.1 製品のライン化 239 |
8.4.2 広告の効果 240 |
8.4.3 購買者数の変動 241 |
8.5 まとめ 242 |
章末問題 243 |
A. 章末問題の略解 245 |
索引 259 |