まえがき |
セル・オートマタとは iii |
本書の目的と想定する読者 iv |
この本を書いた動機 iv |
ソフトウェアについて v |
付属のソフトウェアのインストール |
マッキントッシュへのインストール vii |
ウインドウズマシンへのインストール ix |
1章 簡単な規則が生む複雑な動き |
ライフ・ゲーム |
1・1 ライフ・ゲームとは 2 |
1・2 ソフトウェア【ライフ・ゲーム】の使用法 3 |
1・3 パタンのいくつか 8 |
1・4 特徴的なパタン 12 |
1・5 製造機器 16 |
1・6 数学的課題 19 |
1・7 面白いパタンの探索 21 |
この章を終えるにあたって 22 |
2章 子孫を生む機械を造る |
自己複製 |
2・1 フォン・ノイマンのもくろみ 24 |
2・2 自己複製機械の基本的構成 27 |
2・3 ソフトウェア「自己複製(1)」の説明 29 |
2・4 信号伝送構造の構成 30 |
2・5 子を生み出す機構 36 |
2・6 ラングトン型自己複製機械 42 |
2・7 極小の自己複製機械に向けて 45 |
この章を終えるにあたって 50 |
3章 裏切りの報酬と広がり |
囚人のジレンマ・ゲーム |
3・1 均質な仮想的社会 52 |
3・2 囚人のジレンマ・ゲーム 52 |
3・3 ソフトウェア【社会のモデル】 54 |
3・4 一人の裏切りから始まる裏切りの広がり 57 |
3・5 ランダムに分布する裏切りからの状態推移 59 |
3・6 自己相関関数 64 |
3・7 セル・オートマタの状態推移の自己相関分析 68 |
3・8 セル・オートマタのサイズと観測窓の大きさの影響 69 |
3・9 倫理の導入-不均質な社会- 71 |
この章を終えるにあたって 73 |
4章 マクロな挙動を分類する |
1次元セル・オートマタの観察 |
4・1 1次元セル・オートマタ 76 |
4・2 推移規則の表現 77 |
4・3 デモンストレーション 79 |
4・4 フラクタル 81 |
4・5 2状態3近傍配列型推移規則 85 |
4・6 2状態3近傍合計型推移規則 90 |
4・7 2状態3近傍にはないクラス-クラス4- 91 |
この章を終えるにあたって 93 |
5章 マクロな挙動を分析する |
1次元セル・オートマタの数理的取り扱い |
5・1 初期状態の影響 96 |
5・2 定常平均比率の予測 98 |
5・3 クラスの分類 103 |
5・4 状態比率の時系列の分析 106 |
この章を終えるにあたって 111 |
6章 自ら進化し組織化するシステム |
システムの創発 |
6・1 システムの創発,進化,自己組織化 114 |
6・2 生態系に見るシステムの創発 115 |
6・3 システムの創発に必要な機能 118 |
6・4 創発システムのモデルとしてのセル・オートマタ 119 |
6・5 ソフトウェア【システム創発】 121 |
6・6 種とシステムの創発過程 126 |
6・7 創発における種とシステムの関係 129 |
この章を終えるにあたって 132 |
参考文献 133 |
索引 135 |