序文 iii |
訳者まえがき v |
第1章 はじめに 1 |
1.1 序説 1 |
1.2 分子間力 3 |
1.3 構造的組織化 7 |
1.4 ダイナミクス 10 |
1.5 相転移 11 |
1.6 秩序変数 16 |
1.7 スケーリング則 17 |
1.8 多分散性 18 |
1.9 ソフトマターを研究する実験的手法 19 |
1.9.1 顕微法 19 |
1.9.2 散乱法 20 |
1.9.3 レオロジー 24 |
1.9.4 分光的方法 28 |
1.9.5 熱量測定法 31 |
1.9.6 表面構造測定法 31 |
1.10 コンピュータ・シミュレーション 32 |
1.10.1 モンテカルロ法 32 |
1.10.2 分子動力学法 33 |
1.10.3 ブラウニアン・ダイナミクス法 35 |
1.10.4 メソスコピックな方法 35 |
1.11 関連図書 36 |
第2章 高分子 37 |
2.1 序説 37 |
2.2 合成 38 |
2.3 高分子のコンフォーメーション 40 |
2.3.1 アイソメリズム 40 |
2.3.1 高分子の拡がり 42 |
2.3.3 タクチシティ 46 |
2.3.4 分子構造 47 |
2.4 高分子鎖の特徴づけ 48 |
2.4.1 モル質量とその分布 48 |
2.4.2 科学組成と微視的構造 51 |
2.4.3 散乱法 54 |
2.4.4 レオロジー 56 |
2.5 高分子溶液 58 |
2.5.1 溶媒の性質 58 |
2.5.2 濃厚領域 59 |
2.5.3 溶液中の高分子コイルの大きさの測定 60 |
2.5.4 コイル・グロビュール転移 61 |
2.5.5 ゲル化 62 |
2.5.6 フローリーハギンス理論 63 |
2.5.7 臨界溶液温度 67 |
2.6 アモルファス高分子 71 |
2.6.1 コンフォーメーション 71 |
2.6.2 粘弾性 71 |
2.6.3 ダイナミクス 73 |
2.6.4 ガラス転移 76 |
2.7 結晶性高分子 79 |
2.7.1 メルトと溶液からの結晶化 79 |
2.7.2 結晶性高分子の階層構造 79 |
2.7.3 高分子結晶と結晶化過程の測定手法 82 |
2.7.4 高分子結晶の成長 83 |
2.7.5 融解過程 83 |
2.7.6 結晶化のキネティクス 84 |
2.7.7 高分子の結晶化に関する理論 85 |
2.8 プラスチック 86 |
2.9 ゴム 87 |
2.10 繊維 90 |
2.11 高分子混合系とブロックポリマー 92 |
2.12 生体高分子 95 |
2.13 関連図書 99 |
2.14 問題 100 |
第3章 コロイド 105 |
3.1 序説 105 |
3.2 コロイドの種類 106 |
3.3 コロイド粒子間の力 108 |
3.3.1 ファン・デル・ワールス力 108 |
3.3.2 電気二重層力 109 |
3.4 コロイドの特徴づけ 111 |
3.4.1 レオロジー 111 |
3.4.2 粒径とサイズ 111 |
3.4.3 電気動力学効果 115 |
3.5 電荷による安定化 118 |
3.5.1 帯電コロイド 118 |
3.5.2 DLVO理論 119 |
3.5.3 臨界コアグレーション濃度 121 |
3.6 立体的安定化 122 |
3.7 コロイド安定性に対する高分子の効果 124 |
3.8 動的性質 127 |
3.9 ゾル 127 |
3.10 ゲル 128 |
3.11 粘土 129 |
3.12 泡 132 |
3.13 エマルションとマイクロエマルション 134 |
3.13.1 エマルション 135 |
3.13.2 マイクロエマルション 138 |
3.14 食品コロイド 140 |
3.14.1 ミルク 141 |
3.14.2 食品中タンパク質 143 |
3.14.3 食品中の界面活性剤 143 |
3.14.4 乳化剤と安定化剤 143 |
3.14.5 泡 145 |
3.14.6 アイスクリーム 146 |
3.14.7 ゼラチン 147 |
3.15 濃厚コロイド分散系 147 |
3.16 関連図書 149 |
3.17 問題 150 |
第4章 両親媒性分子 153 |
4.1 序説 153 |
4.2 両親媒性分子の種類 155 |
4.3 界面活性 159 |
4.3.1 表面張力 159 |
4.3.2 界面張力 162 |
4.4 界面活性剤単分子膜とラングミュア-ブロジェット膜 164 |
4.5 固体界面における吸着 169 |
4.5.1 漏れと接触角 169 |
4.5.2 ラングミュアの吸着方程式 169 |
4.6 ミセル化と臨界ミセル濃度 171 |
4.6.1 臨界ミセル濃度の定義 171 |
4.6.2 表面張力とCMC 172 |
4.6.3 ギブスの吸着方程式 173 |
4.6.4 クラフト温度 177 |
4.6.5 様々なミセル化のモデル 178 |
4.6.6 様々な効果によるCMCと会合数の変化 181 |
4.7 洗剤 184 |
4.8 ミセルにおける可溶化 187 |
4.9 界面曲率とその分子構造との関係 189 |
4.10 高濃度における液晶相 193 |
4.10.1 ギブスの相律 193 |
4.10.2 相図 193 |
4.10.3 リオトロピック液晶相の特徴付け 199 |
4.11 膜 200 |
4.11.1 層構造相の形成 200 |
4.11.2 層構造相における弾性特性 201 |
4.11.3 生体膜 201 |
4.11.4 ベシクル 203 |
4.12 鋳型構造 205 |
4.13 関連図書 208 |
4.14 問題 209 |
第5章 液晶 213 |
5.1 序説 213 |
5.2 液晶の種類 214 |
5.2.1 分類 214 |
5.2.2 サーモトロピック液晶 214 |
5.2.3 リオトロビック液晶 226 |
5.3 液晶相の特徴 226 |
5.3.1 秩序度 226 |
5.3.2 性質の異方性 228 |
5.4 液晶相の固定 230 |
5.4.1 組織 230 |
5.4.2 光散乱 234 |
5.4.3 X線および中性子回折 235 |
5.4.4 分光学的方法 237 |
5.4.5 示差走査熱量測定 237 |
5.5 配向秩序 238 |
5.5.1 配向秩序変数の定義 238 |
5.5.2 配向秩序に関する理論 240 |
5.6 弾性的性質 244 |
5.7 液晶における相転移 246 |
5.7.1 ネマチック・スメクチックA相転移 246 |
5.7.2 スメクチックA・スメクチックC相転移 248 |
5.7.3 NAC点 248 |
5.7.4 フラストレート・スメクチック 248 |
5.7.5 スメクチックA・スメクチックB相転移 249 |
5.7.6 カラムナー相における相転移 250 |
5.8 液晶の応用 250 |
5.8.1 ネマチック液晶ディスプレイ 250 |
5.8.2 ねじれネマチックと超ねじれネマチック液晶ディスプレイ 252 |
5.8.3 薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ 255 |
5.8.4 強誘電性液晶ディスプレイ 256 |
5.8.5 高分子分散型液晶ディスプレイ 258 |
5.8.6 その他の応用 260 |
5.9 関連図書 261 |
5.10 問題 261 |
問題の数値解答 265 |
索引 268 |