【第1編 基礎,概論編】 |
第1章 生分解性プラスチック研究の新展開(井上義夫) |
1. はじめに 3 |
2. 生分解性プラスチックとは 3 |
3. 生分解性プラスチックの必要性と課題 4 |
4. PHAの構造,物性,生分解性 4 |
4.1 プラスチックの生分解に影響を与える構造因子 4 |
4.2 微生物由来PHBの構造,物性,生分解性 5 |
4.3 微生物由来PHA共重合体 5 |
4.4 微生物由来PHA含有ポリマーブレンド 7 |
5. おわりに 8 |
第2章 生分解性界面活性剤の最新動向(松村秀一) |
1. はじめに 11 |
2. 生分解とは 11 |
3. 界面活性剤の生分解 12 |
4. 糖質系界面活性剤 13 |
4.1 アルキルグリコシド 13 |
4.2 アルキルポリグリコシド 14 |
4.3 多糖とアルコールのワンポット酵素合成によるアルキルグリコシド 14 |
4.4 糖と長鎖脂肪酸とエステル 15 |
4.5 多糖誘導生分解性高分子界面活性剤 16 |
5. 再生可能資源を利用する生分解性界面活性剤 17 |
5.1 2-スルホ脂肪酸メチル 17 |
5.2 ジペプチド型界面活性剤 18 |
5.3 ポリグリセロール脂肪酸エステル 18 |
5.4 炭酸エステル型界面活性剤 18 |
6. エステル結合含有カチオン界面活性剤 19 |
7. 生分解性を付与したジェミニ型界面活性剤 19 |
8. 化学分解性界面活性剤の生分解性 20 |
9. 展望 20 |
第3章 生分解性キレート剤の最新情報(伊藤博,古川正法) |
1. はじめに 23 |
2. 生分解性とは 23 |
3. 生分解性試験 24 |
3.1 易生分解性試験 24 |
3.2 本質的生分解性試験 24 |
3.3 シミュレーション試験 24 |
4. 生分解性キレート剤の最新情報 25 |
4.1 グルタミン酸二酢酸4ソーダ(GLDA) 25 |
4.2 アスパラギン酸二酢酸4ソーダ(ASDA) 30 |
4.3 メチルグリシン二酢酸3ソーダ(MGDA) 33 |
4.4 S,S-エチレンジアミンジコハク酸(EDDS4H)およびS,S-エチレンジアミンジコハク酸3ソーダ(EDDS 3Na) 33 |
4.5 その他の生分解性キレート剤 35 |
5. 今後の展望 35 |
【第2編 原料・材料編】 |
第4章 ポリ(D-乳酸)の生分解と応用(冨田耕右,辻秀人) |
1. はじめに 39 |
2. ポリ(D-乳酸)とは 39 |
3. 合成 41 |
4. 酵素的分解 43 |
5. 微生物分解 43 |
6. 応用 45 |
7. おわりに 46 |
第5章 ポリ乳酸・クレイナノコンッポジット(岡本正巳,山田和信,上田一恵) |
1. はじめに 49 |
2. 層間挿入とナノ構造 50 |
3. 結晶化挙動と機械的耐熱性 51 |
4. 生分解性 52 |
5. ナノコンポジットからセラミック多孔体 52 |
6. おわりに 53 |
第6章 大豆油からのグリーンナノコンポジット創製(宇山浩,小林四郎) |
1. はじめに 55 |
2. 植物油脂-シリカナノコンポジット 56 |
3. 植物油脂-クレイナノコンポジット 58 |
4. おわりに 60 |
【第3編 応用,製品編】 |
第7章 活性汚泥による生分解性プラスチックの生産(佐藤弘泰,小貫元治,味埜俊) |
1. はじめに 65 |
2. 活性汚泥中の細菌によるPHA生産の原理 66 |
3. 活性汚泥中の細菌を用いたPHA生産の可能性 68 |
3.1 活性汚泥のPHA蓄積能力の向上 68 |
3.2 活性汚泥の秘める特殊なPHA生産能力 69 |
4. 分子生物学的手法の活性汚泥への応用 70 |
5. おわりに 71 |
第8章 高耐熱性ポリ乳酸成形品「アドバンスト・テラマック」(西村弘,上田一恵,望月政嗣) |
1. はじめに 73 |
2. 高耐熱性ポリ乳酸の配合設計 74 |
3. サーモフォーミング成形用シート 74 |
4. 射出成形用樹脂 75 |
5. ポリ乳酸素材・製品群のハイブリッド化によるシナジー効果発現 76 |
6. おわりに 76 |
第9章 生分解性芳香族ポリエステル「バイオマックス」(酒井修司) |
1. デュポンと生分解性樹脂 79 |
2. バイオマックスとは 79 |
3. バイオマックスの特性について 79 |
4. バイオマックスの生分解 80 |
5. 生分解樹脂とバイオマックスの意義 80 |
6. バイオマックスの分解堆肥の安全性 82 |
7. 生分解性樹脂を処理するインフラについて 83 |
8. バイオマックスの製品について 83 |
8.1 フィルム 83 |
8.2 紙 84 |
8.3 繊維 84 |
8.4 プラスチック部品(射出成形部品) 84 |
8.5 ボトル 84 |
8.6 その他の製品 84 |
9. 植物由来の生分解性樹脂とバイオマックスについて 84 |
10. 植物由来と生分解性について 85 |
11. 環境によい材料 85 |
12. 生分解性樹脂を使ったものづくり 86 |
13. 生分解性樹脂の普及 86 |
第10章 熱可塑性ポリビニルアルコール「エコマティAX」(酒井紀人) |
1. はじめに 87 |
2. エコマティAXの特性 88 |
3. 応用分野 90 |
3.1 紙加工材 91 |
3.2 包装材・容器 91 |
3.3 形状加工助材 91 |
3.4 その他のアイテム 91 |
4. 今後の展望 92 |
第11章 ポリ乳酸繊維「ラクトロン」の特性(山中敬雄) |
1. はじめに 93 |
2. ポリ乳酸繊維「ラクトロン」 93 |
3. ポリ乳酸の特徴 94 |
4. ポリ乳酸の繊維化 95 |
5. 「ラクトロン」の特徴 95 |
6. 「ラクトロン」の生分解性 96 |
7. 「ラクトロン」の用途展開 97 |
7.1 土木・建設分野 97 |
7.2 農園芸用途 98 |
7.3 生活関連資材 98 |
7.4 衣料分野 98 |
7.5 カネボウ「環境倶楽部」の展開 98 |
8. おわりに 99 |
第12章 生分解性グラビアインキ「バイオテックカラー」(酒井繁一) |
1. はじめに 101 |
2. 生分解性グラビアインキ開発の意義 101 |
3. グラビアインキの組成 102 |
3.1 グラビアインキの基本構成 102 |
3.2 展色料 103 |
3.3 色料 103 |
3.4 補助剤 103 |
4. 生分解性グラビアインキの組成 103 |
4.1 生分解性グラビアインキ用樹脂 103 |
4.2 生分解性グラビアインキ用顔料 104 |
4.3 生分解性グラビアインキ用補助剤 104 |
5. 生分解性グラビアインキの生分解性 105 |
6. グラビアインキの製造方法 105 |
7. 応用の広がり 105 |
第13章 生分解性プラスチックシート「エコニックEシリーズ」(稲葉英彦) |
1. プラスチックおよびシートの使用量と生分解性プラスチックの役割 107 |
2. 生分解性プラスチックとは 108 |
2.1 「生分解性プラスチック」の特徴 108 |
2.2 「生分解性プラスチック」の種類 108 |
2.3 「生分解性プラスチック」の主な用途 108 |
3. 「生分解性プラスチック」シートの製法 108 |
3.1 シートの一般的な製法 108 |
3.2 「生分解性プラスチック」シート成形時の留意点 108 |
4. 「生分解性プラスチック」シートの物性 110 |
4.1 生分解性プラスチックシートの生分解性 110 |
4.2 生分解性プラスチックシートの材料物性 110 |
4.3 生分解性プラスチックシートの二次加工適性 110 |
5. ダイニックの生分解性プラスチックシート「オーペルコーンシート」と「エコニック Eシリーズ」 110 |
5.1 「オーペルコーンシート」とは 110 |
5.2 「エコニック Eシリーズ」とは 111 |
5.3 「Eコーンシート」と主な用途 111 |
5.4 「Eプリント」と主な用途 111 |
5.5 「Eポリン」と主な用途 111 |
6. 生分解性プラスチックシートの課題と可能性 112 |
6.1 価格低減 112 |
6.2 性能の向上 114 |
6.3 複合化 114 |
7. おわりに 114 |
第14章 植物油ベースのアスファルト合材付着防止剤(高柳正明,今村栄介) |
1. はじめに 117 |
2. 植物油脂の特徴 118 |
3. 植物油脂の化学構造 118 |
4. エコメイトAR-1について 120 |
4.1 開発コンセプト 120 |
4.2 エコメイトAR-1の使用法と付着防止メカニズム 120 |
4.3 エコメイトAR-1の安全性 121 |
4.3.1 生分解度試験 122 |
4.3.2 生態影響試験(ヒメダカ急性毒性試験) 122 |
5. まとめ 122 |
【第1編 基礎,概論編】 |
第1章 生分解性プラスチック研究の新展開(井上義夫) |
1. はじめに 3 |
2. 生分解性プラスチックとは 3 |
3. 生分解性プラスチックの必要性と課題 4 |
4. PHAの構造,物性,生分解性 4 |