緒言 ― 大野勝久(名古屋工業大学) 1 |
1. はじめに 1 |
2. 本書の成り立ちと構成 3 |
3. おわりに 5 |
第I部 ジャストインタイム生産システム |
第1章 生産システムの成り立ちとJIT生産システム ― 熊谷智徳(名古屋工業大学名誉教授) |
1.1 価値産出 14 |
1.2 生産のタイプ 16 |
1.3 生産システムの成り立ち 19 |
1.4 JIT生産システム 34 |
1.5 トヨタシステムとJITシステム 47 |
第2章 JIT生産システムの原価管理 ― 門田安弘(筑波大学) |
2.1 原価管理におけるボトムアップとトップダウン・アプローチの共用 50 |
2.2 原価改善のボトムアップ・アプローチ ― JIT生産方式による改善活動 51 |
2.3 原価改善のトップダウン・アプローチ 57 |
2.4 結び ― 現場改善活動と貨幣的改善目標とのリンクづけ 66 |
参考文献 67 |
第3章 JIT生産システムの生産・物流管理 ― 小谷重徳(トヨタ自動車㈱) |
3.1 はじめに 69 |
3.2 JIT生産システムの考え方 69 |
3.3 JIT生産システムの基本 71 |
3.4 かんばん方式 75 |
3.5 平準化生産 88 |
3.6 継続的な改善活動 88 |
3.7 JIT生産システムの進化 90 |
参考文献 91 |
第4章 JIT生産システムと品質管理 ― 仁科 健(名古屋工業大学) |
4.1 JIT生産システムを支える品質管理、高品質を支えるJIT生産システム 92 |
4.2 品質と品質管理 93 |
4.3 品質管理の推進 100 |
4.4 問題解決を通じた企業体質の強化 105 |
4.5 開発リードタイムの短縮に貢献するタグチメソッド 108 |
参考文献 110 |
第5章 JITと最大効率でコスト最小を追求する設備管理 ― 伊藤新三(㈱デンソー) |
5.1 JITと最大効率でコスト最小を追求する設備管理とは 112 |
5.2 最大効率の設備管理を進めるための総合的推進体制構築 117 |
5.3 製品開発と生産技術・設備開発のコンカレントエンジニアリング 121 |
5.4 生まれの良い設備作り 127 |
5.5 保全体制の構築と専門保全活動 134 |
5.6 自主保全活動 141 |
参考文献 146 |
第6章 JIT生産システムの労務管理 ― 池田良夫(愛知工業大学) |
6.1 生産システムと労務管理 148 |
6.2 トヨタ自動車の労使関係 151 |
6.3 JIT生産システムと労務管理 158 |
6.4 JIT生産システムの労務管理の課題と展望 165 |
引用・参考文献 173 |
第7章 JIT生産システムの国際化 ― 門田安弘(筑波大学) |
7.1 JIT生産システムの国際化における問題点 175 |
7.2 外注取引の変革 176 |
7.3 労使関係の変革 183 |
7.4 GMのクオリティ・ネットワークとシンクロ組織 189 |
7.5 JIT生産システムの海外移転 ― 4つのシナリオ 196 |
参考文献 197 |
第8章 JIT生産システムの形成史 ― 竹野忠弘(名古屋工業大学) |
8.1 はじめに 198 |
8.2 「トヨタ生産方式」における経営理念 201 |
8.3 トヨタの経営史 203 |
8.4 「トヨタ生産方式」のあゆみ 206 |
8.5 むすび 211 |
参考文献 212 |
トヨタ生産方式の形成前史年表 214 |
第II部ジャストインタイム生産システムの理論研究 |
第1章 かんばん方式の最適化 ― 小島貢利(名古屋工業大学) |
1.1 はじめに 232 |
1.2 かんばん方式 232 |
1.3 従来のかんばん枚数決定法 234 |
1.4 数理モデルによるかんばん方式の最適化 234 |
1.5 おわりに 244 |
引用・参考文献 245 |
第2章 かんばん方式の確率的性質と最適性 ― 中島健一(大阪工業大学) |
2.1 はじめに 247 |
2.2 かんばん方式の確率的性質 248 |
2.3 かんばん方式の理論的費用特性 252 |
2.4 かんばん方式と最適政策 255 |
2.5 おわりに 259 |
引用・参考文献 260 |
第3章 かんばん方式とシミュレーション ― 高橋勝彦(広島大学) |
3.1 かんばん方式のモデル 262 |
3.2 かんばん方式のシミュレータ 268 |
3.3 指示量決定モデルによるシミュレーション 270 |
3.4 指示時点決定モデルによるシミュレーション 275 |
参考文献 281 |
第4章 組立ラインヘの製品投入計画の最適化 ― 田村隆善(名古屋工業大学) |
4.1 はじめに 284 |
4.2 問題を規定するいくつかの要素 285 |
4.3 作業負荷の平準化 287 |
4.4 部品消費速度の平準化 291 |
4.5 目標追跡法 292 |
4.6 製品投入速度の平準化 296 |
4.7 バイパスをもつラインヘの製品投入順序づけ問題 297 |
4.8 おわりに 300 |
引用・参考文献 300 |
第5章 多工程持ち作業の評価と最適化 ― 中出康一(名古屋工業大学) |
5.1 はじめに 304 |
5.2 多能工が1人の場合 305 |
5.3 複数の多能工をもつU字生産ライン 312 |
5.4 性能比較 316 |
参考文献 319 |
第6章 JIT国際物流の最適化 ― 平木秀作(広島修道大学) |
6.1 自動車産業の国際化とJIT国際物流 321 |
6.2 相互補完システムと輸送方法 321 |
6.3 相互補完システムの生産・輸送指示モデル 327 |
6.4 相互補完システムの生産・在庫・輸送計画 335 |
参考・引用文献 348 |
第7章 生産・物流システムの最適制御とJIT ― 大野勝久(名古屋工業大学) |
7.1 はじめに 351 |
7.2 生産管理方式 352 |
7.3 生産管理方式の比較 356 |
7.4 最適制御政策 358 |
7.5 生産・物流システムの最適制御 359 |
7.6 修正政策反復法とニューロDPアルゴリズム 363 |
7.7 プル方式間の比較 367 |
7.8 おわりに 373 |
参考文献 374 |
結言 ― 田村隆善(名古屋工業大学) 379 |
緒言 ― 大野勝久(名古屋工業大学) 1 |
1. はじめに 1 |
2. 本書の成り立ちと構成 3 |
3. おわりに 5 |
第I部 ジャストインタイム生産システム |
第1章 生産システムの成り立ちとJIT生産システム ― 熊谷智徳(名古屋工業大学名誉教授) |