はじめに |
第1章 持続可能な開発のための環境 11 |
(1・1)持続可能な開発と環境 13 |
(1・2)持続可能な開発のための教育の問題の全体的な枠組み 15 |
(1・3)人間開発こそ教育の基本 25 |
(1・4)識字率の向上への方策と課題 29 |
(1・5)女性教育の向上への方策と課題 31 |
(1・6)生涯教育の向上への方策と課題 32 |
(1・7)さいごに 35 |
第2章 持統可能な開発のための自他関係性と教育 45 |
(2・1)持続可能な開発と自他関係性 47 |
(2・2)ハードパワーの限界とソフトパワーとの連携 48 |
(2・3)自己規律と自制心の喪失 51 |
(2・4)自他関係性 53 |
(2・5)教育力の低下 57 |
(2・6)精神の弛緩 60 |
(2・7)家庭教育と地域教育と学校教育 63 |
(2・8)持続可能な開発のための自他関係性 66 |
第3章 貧困の克服と国際的教育援助の進め方 71 |
(3・1)貧困克服の基本的な考え方 73 |
(3・2)教育・環境国連の設置 75 |
(3・3)教育援助ならびに技術援助の拡大 77 |
(3・4)NGO 80 |
(3・5)政策提言 83 |
(3・6)貧困克服の国際政策 89 |
第4章 持続可能な開発のための国際連合改革 97 |
(4・1)貧困の撲滅へ協力が不可欠 99 |
(4・2)国連環境高等弁務官の創設 100 |
(4・3)地球緑化基金の創設 109 |
第5章 持続可能な開発のための農業新時代 115 |
(5・1)持続可能な開発 117 |
(5・2)食糧生産の今後-安定供給- 120 |
(5・3)食糧生産の今後-地産地消- 138 |
(5・4)労働力人口の変化への対応 139 |
(5・5)生きがい・やりがいの実現 144 |
(5・6)農業新時代の幕開け 145 |
第6章 持続可能な開発のための水 153 |
(6・1)持続可能な開発と水 155 |
(6・2)水問題の全体的構図 156 |
(6・3)飲料用水の水質向上と水源確保と関連する問題の克服 165 |
(6・4)農業用水の水源確保と関連する問題の克服 166 |
(6・5)都市用水の水源確保と関連する問題の克服 170 |
(6・6)さいごに 171 |
第7章 サスティナブル都市憲章 177 |
(7・1)サスティナブルとは 179 |
(7・2)サスティナブル都市憲章 182 |
(7・3)サスティナブル都市計画方針 184 |
(7・4)サスティナブル都市への具体的方策 187 |
第一章 持続可能な開発のための「自然としての人間」 17 |
(1・1) はじめに 19 |
(1・2) 「われ-それ」と「われ-なんじ」(マルティン・ブーバーを中心に) 22 |
(1・3) 自然の権利の意味するもの 27 |
1・3・1 自然の権利(ロデリック・ナッシュを中心に) 30 |
1・3・2 自然の権利(山村恒年と山田隆夫を中心に) 33 |
1・3・3 ディープ・エコロジー(アルネ・ネスを中心に) 35 |
1・3・4 ディープ・エコロジー考(フリッチョフ・カプラとアーネスト・カレンバックを中心に) 38 |
1・3・5 生命中心主義的目的観(ポール・テイラーを中心に) 40 |
1・3・6 環境革命(レスター・ブラウン) 41 |
1・3・7 人生地理学(牧口常三郎) 42 |
(1・4) カッサンドラのジレンマの意味するもの(アラン・アトキンソンを中心に) 43 |
(2・5) 自然としての人間 46 |
(3・6) まとめ 48 |
第二章 持続可能な開発のための「人間のための宗教」-エセー分析にみるモンテーニュ論- 53 |
(2・1) モラリスト 57 |
(2・2) オリエンタル 59 |
(2・3) 懐疑的洞察と相対主義 61 |
2・3・1 懐疑的洞察 61 |
2・3・2 相対主義 63 |
(2・4) 宗派性と無縁 64 |
(2・5) 信仰の自由 65 |
(2・6) ソクラテス宣揚 66 |
(2・7) 生命を開く感性 67 |
(2・8) 習慣と漸進主義 69 |
2・8・1 習慣 69 |
2・8・2 漸進主義 70 |
(2・9) 対話の方法 72 |
(2・10) 思い上がりを排す 73 |
(2・11) 平凡な生活者 75 |
(2・12) 人格と絶対性の境位 76 |
2・12・1 人格 76 |
2・12・2 絶対性の境位 77 |
(2・13) 悪と戦う気概 78 |
(2・14) 人間のための宗教 79 |
(2・15) まとめ 80 |
第三章 持続可能な開発のための現代思想底流の変革 83 |
(3・1) はじめに 85 |
(3・2) 近代科学技術文明の矛盾と原因 87 |
3・2・1 デカルトと近代科学技術文明の誕生 87 |
3・2・2 近代科学技術文明の矛盾 89 |
① 自然の破壊 89 |
② 人間中心主義の矛盾 91 |
③ 科学的自然観の矛盾 92 |
3・2・3 進歩史観の矛盾 92 |
① 物質的欲望と進歩史観 92 |
② 人間のもつ内省の力 94 |
③ 西洋思想と東洋思想 95 |
④ 新たな農業の世紀 96 |
(3・3) 現代西欧文明の矛盾と原因 96 |
3・3・1 人間と自然の分離観 96 |
3・3・2 一神教的宗教の現代思想の底流化 97 |
3・3・3 キリスト教の引き起こす現代文明の矛盾 102 |
① 石油文明 102 |
② 都市文明 103 |
(3・4) 現代思想底流の変革 104 |
3・4・1 文明史的考察 104 |
3・4・2 世界の学識者の声 105 |
3・4・3 入間革命した科学技術者による科学観と技術観の変革 106 |
(3・5) まとめ 108 |
第四章 持続可能な開発のための思いやりの経済 111 |
(4・1) はじめに 113 |
(4・2) 思いやり行動の発達心理 115 |
(4・3) 思いやり経済 121 |
(4・4) グローバル経済と思いやり経済 126 |
(4・5) まとめ 131 |
第五章 持続可能な開発のための地球温暖化防止と国際的枠組み 133 |
(5・1) はじめに 135 |
(5・2) 地球温暖化の現実的予測 136 |
(5・3) 諸国の現状と課題 138 |
5・3・1 二酸化炭素排出量 138 |
5・3・2 大気汚染等 140 |
① 中国 140 |
② タイ 141 |
(5・4) わが国の二酸化炭素排出量の削減方策 141 |
5・4・1 削減方策の組み合わせ 141 |
5・4・2 環境税等のあり方 142 |
(5・5) 温暖化防止の第二段階の枠組みづくり 144 |
5・5・1 途上諸国の森林保全 145 |
① 先進諸国の森林保全 145 |
② 途上諸国の森林保全 146 |
5・5・2 温暖化防止条約枠組みの途上国参加ステップ 148 |
① アメリカの参加 148 |
② 中国・インド・ブラジルの参加 148 |
③ 途上諸国の参加 149 |
(5・6) 環境教育の国際的枠組みと貢献 149 |
5・6・1 環境教育 150 |
① 生命の尊厳ということの教育 150 |
② 環境教育と人権教育 150 |
③ 環境教育と平和教育 151 |
5・6・2 砂漠化と環境悪化に対する方策としての環境教育 151 |
① 砂漠化に対する方策としての環境教育 152 |
② 環境悪化に対する方策としての環境教育 152 |
2・1 大気汚染への環境教育 |
2・2 水質汚濁への環境教育 |
2・3 その他の公害発生への環境教育 |
(5・7) 地球緑化基金の設置 154 |
(5・8) 結論 155 |
第六章 持続可能な開発のための都市のあり方 157 |
(6・1) はじめに 159 |
(6・2) 将来世代の生存権の枠組み 162 |
(6・3) 食欲の抑制 165 |
(6・4) 倹約の励行 167 |
(6・5) サスティナブル都市 169 |
6・5・1 汚染の削減 170 |
6・5・2 エネルギー・資源使用量の削減 170 |
(6・6) 自動車使用の削減 171 |
6・6・1 自動車使用の削減 172 |
6・6・2 コンパクトシティ 173 |
(6・7) 結論 179 |
第七章 持続可能な開発のための消費のあり方-化学物質としての食品添加物・薬品・農薬の利用制限- 185 |
(7・1) はじめに 187 |
(7・2) 物質循環と物質のリサイクル 189 |
7・2・1 物質消費の最小化 189 |
7・2・2 廃棄物再生の最大化 191 |
7・2・3 資源枯渇の防止 192 |
6・2・1 環境汚染の防止 192 |
(7・3) 化学物質の利用制限 193 |
7・3・1 化学物質による環境被害 193 |
7・3・2 化学物質による健康被害 194 |
7・3・3 食品添加物の利用制限 194 |
① 化学的食品添加物の危険性 194 |
② 子どもと化学的食品添加物 197 |
③ 化学的食品添加物と私たち 198 |
7・3・1 薬品の利用制限 201 |
① 薬の倫理 201 |
② ノーモア薬害 203 |
③ 薬社会を乗り越えて 204 |
7・3・2 農薬の利用制限 206 |
① 農薬と毒性 206 |
② 有機農業 207 |
(7・4) 人間のエネルギーの活用 208 |
7・4・1 化学的・物質的エネルギー消費の削減 208 |
① 化学的・物質的エネルギー生産のための資源消費の削減 208 |
② 化学的・物質的エネルギー生産のための環境汚染の防止 209 |
7・4・2 人間のエネルギーの活用 210 |
① 肉体エネルギー 210 |
7・4・3 健康保持と健康増進 212 |
(7・5) 結論 212 |
第一章 持続可能な開発のための人間倫理の構築 15 |
(1・1)はじめに 17 |
(1・2)人間倫理 19 |
1・2・1 人間倫理 19 |
1・2・2 環境倫理 22 |
1・2・2・1 自然観の視点から 22 |
1・2・2・2 自然の権利の視点から(ロデリック・ナッシュ) 23 |
1・2・2・3 地球と存在の哲学の視点から(オーギュスタン・ベルク) 24 |
1・2・2・4 ディープ・エコロジーその他の視点 26 |
1・2・3 生命倫理 29 |
1・2・3・1 生命倫理(カイザーリンクとエンゲルハート) 29 |
1・2・3・2 宗教と生命倫理の視点から 30 |
1・2・3・3 生命倫理と法の視点から 32 |
1・2・3・4 生命倫理と政治学の視点から 34 |
1・2・4 科学倫理 35 |
1・2・5 経済倫理 37 |
1・2・5・1 経済哲学(ルソー) 37 |
1・2・5・2 道徳哲学の視点から(アマルティア・セン) 38 |
1・2・6 宗教倫理 41 |
1・2・6・1 プロテスタンティズムの倫理(マックス・ウェーバー) 41 |
1・2・6・2 宗教倫理 42 |
1・2・7 地球倫理 44 |
(1・3)新しい人間倫理の構築 46 |
1・3・1 非暴力と慈悲と生命の尊厳の倫理 46 |
1・3・2 欲望の制御の倫理 47 |
1・3・3 平等性の倫理 48 |
1・3・4 真実を語る倫理 48 |
(1・4)まとめ 49 |
第二章 持続可能な開発のための人間主義のアプローチ 57 |
(2・1)はじめに 59 |
(2・2)経済至上主義の悪弊 61 |
2・2・1 経済至上主義の悪弊(ジョン・メナード・ケインズ) 61 |
2・2・2 集団現象と人間主義(カール・グスタフ・ユング) 65 |
2・2・3 資本主義の徳と人間主義(アンドレ・コント=スポンヴィル) 67 |
(2・3)人間主義のアプローチ 71 |
(2・4)まとめ 74 |
第三章 持続可能な開発のための人間生命のもぎとるべき“爪” 79 |
(3・1)はじめに 81 |
(3・2)デーモンと無意識 83 |
3・2・1 デーモンと無意識(カール・グスタフ・ユング) 83 |
3・2・2 修羅の生命 87 |
(3・3)人間生命のもぎとるべき“爪” 90 |
3・3・1 無意識層の変革 90 |
3・3・2 人間革命 92 |
(3・4)まとめ 93 |
第四章 持続可能な開発のための「寛容」 95 |
(4・1)はじめに 97 |
(4・2)寛容の構造 100 |
4・2・1 寛容と非寛容(ヴォルテール) 100 |
4・2・2 寛容へのアプローチ 102 |
4・2・2・1 寛容と自由主義(スーザン・メンダス) 102 |
4・2・2・2 自由と権利(ジョセフ・ラス) 103 |
4・2・2・3 マックス・ウェーバーの寛容 104 |
4・2・2・4 ヘンリー・カメンの寛容思想の系譜 106 |
4・2・2・5 グスターフ・メンシングの宗教における寛容 107 |
4・2・2・6 セネカの道徳論 106 |
4・2・2・7 トルストイの寛容 108 |
4・2・3 近代寛容思想と信教の自由 109 |
4・2・3・1 近代寛容思想と信教の自由(ジョン・ロック) 109 |
4・2・3・2 信教の自由(種谷春洋) 111 |
4・2・3・3 寛容の文化(マリア・ロサ・メノカル) 112 |
4・2・3・4 経済社会・法律と寛容(佐々木毅) 113 |
4・2・3・5 宗教と寛容(水田英実) 113 |
4・2・3・6「強いて入らしめよ」と寛容(ピエール・ベール) 114 |
4・2・4 相互理解と寛容(数土直紀) 115 |
4・2・5 差別と寛容(ヴェルナー・ベッカーとスカイドリテ・ラスマネ) 116 |
(4・3)寛容の構築 118 |
4・3・1 共生の哲学としての寛容 118 |
4・3・2 寛容の第一条件-屹立した人格 119 |
4・3・3 寛容の第二条件-開かれた対話 120 |
4・3・4 宗教と寛容-根本教義の不寛容と弘教の寛容- 120 |
(4・4)まとめ 122 |
第五章 持続可能な開発のための「内発」 127 |
(5・1)はじめに 129 |
(5・2)内発の視点と運動 131 |
5・2・1 持続的人間開発の視点 131 |
5・2・2 動機付けの視点 132 |
5・2・3 サムエル・スマイルズ 135 |
5・2・4 ハマーショルド 135 |
5・2・5 内発的発展 137 |
5・2・6 非暴力主義 139 |
(5・3)新しい内発の哲学 140 |
5・3・1 内面的な鍛え 140 |
5・3・2 内なる差別意識の超克 141 |
5・3・3 内発の哲学 142 |
5・3・3・1 対話によること 142 |
5・3・3・2 合意と納得 143 |
5・3・3・3 ソフトパワー 143 |
5・3・3・4 無理のないこと 144 |
5・3・3・5 漸進的であること 144 |
(5・4)まとめ 144 |
第六章 持続可能な開発のための「対話の文明」麺 |
(6・1)はじめに 149 |
(6・2)対話の視点 152 |
6・2・1 人権と文化 152 |
6・2・1・1 クロード・レヴィ=ストロース 152 |
6・2・1・2 ミッシェル・フーコー 154 |
6・2・2 宗教と文化 155 |
6・2・2・1 バッサム・ティビ 155 |
6・2・2・2 J・W・ハィジックとヤン・ヴァン・ブラフト 157 |
6・2・3 対話の文明(服部英二/鶴見和子と伊藤俊太郎) 159 |
6・2・4 多文化共生と対話(倉八順子と川本皓嗣) 162 |
6・2・5 グローバル・コミュニケーション(倉地暁美と古田暁とハリー・アーウインと津田幸男/関根久雄とM・テヘラニアンと加藤周一と内藤正典) 164 |
(6・3)対話の文明の構築 168 |
6・3・1 対話の文明でないもの 168 |
6・3・1・1 正義を伴わない自由 169 |
6・3・1・2 思いやりを伴わない合理性 169 |
6・3・1・3 礼儀を伴わない合法性 169 |
6・3・1・4 責任を問わない権利 170 |
6・3・1・5 社会的連帯のない個人の尊厳 170 |
6・3・2 儒教ヒューマニズムと仏教ヒューマニズム 171 |
6・3・2・1 儒教ヒューマニズム 171 |
6・3・2・2 仏教ヒューマニズム 171 |
6・3・3 新しい対話の文明の構築 172 |
(6・4)まとめ 173 |
第七章 持続可能な開発のための国際連合改革-国連地域事務局と国連民衆基金の設立- 179 |
(7・1)はじめに 181 |
(7・2)国連地域事務局の設置の具体化 186 |
7・2・1 国連地域事務局のイメージ 187 |
7・2・2 国連の機関の所在・人員・予算の地域別検討 189 |
7・2・3 国連地域事務局の設置の地域 193 |
(7・3)国連民衆基金の設置の具体化 194 |
7・3・1 国連民衆基金の規模 194 |
7,3・2 国連民衆基金の各地域の規模・一人当たり基金 195 |
(7・4)まとめ 197 |
第一章 持続可能な開発のための「共生」 17 |
(1・1)はじめに 19 |
(1・2)共生の視点と運動 22 |
1・2・1 ユネスコ教育勧告 22 |
1・2・2 自己実現の視点(アブラハム・マズロー/岡本裕子) 23 |
1・2・3 自然と人間の共生の視点(フリチョフ・カプラを中心に) 25 |
1・2・4 文化共生の視点 28 |
1・2・4・1 文化共生の視点(ロバート・カーター) 28 |
1・2・4・2 ローレンス・コールバーグ 29 |
1・2・5 環境開発の視点 31 |
1・2・5・1 環境開発の視占(中島正博/川那部浩哉/エネオノラ・バルビエリ・マシーニ) 31 |
1・2・5・2 共生時代のエコノミー(大塚勝夫/吉村哲彦) 34 |
1・2・6 共生社会の視点(古沢広裕/平野達郎) 38 |
1・2・6 多様性との共生の視点(高瀬浄/稲盛和夫/内島善兵衛/マイケル・レッドクリフト) 41 |
(1・3)新しい共生の哲学の構築 46 |
1・3・1 他を容れる寛容さ 46 |
1・3・2 他と同苦する感受性 46 |
1・3・3 新しい共生の哲学 47 |
(1・4)まとめ 48 |
第二章 持続可能な開発のための「宗教のヒューマナイゼーション」 55 |
(2・1)はじめに 57 |
(2・2)原則と人間 60 |
2・2・1 原則は人間のために作られるもの(アインシュタイン) 60 |
2・2・2 己を貫くこと(アンドレ・ジイド) 61 |
(2・3)人間を強くし、善くし、賢くするべき宗教のヒューマナイゼーション 63 |
2・3・1 宗教のヒューマナイゼーション(渡辺一夫) 63 |
2・3・2 宗教の絶対主義化の危険 66 |
2・3・2・1 宗教の絶対主義化と狂信の危険(エリ・ヴィーゼル/アインシュタイン) 66 |
2・3・2・2 普遍性と目的性と自律性による人間、主義(ツヴェタン・トドロフ) 68 |
(2・4)狂信と憎悪の重力にいかに立ち向かうか(ジュール・ミシュレ) 72 |
(2・5)社会の悪は座視せず、徹して戦う人間こそ歴史創出の主役(ガブリエル・マルセル/トーマス・マン) 75 |
(2・6)まとめ 78 |
第三章 持続可能な開発のための環境提言(一九七八・十一・十九)の具体化 83 |
(3・1)はじめに 85 |
(3・2)環境問題の根本問題 86 |
3・2・1 自己の内面世界にどう対処-人間倫理の構築 87 |
3・2・2 他の人々とどう関係を結ぶか-共生 87 |
3・2・3 自然環境をどう扱うか-人開倫理に基づく環境倫理 38 |
(3・3)外なる環境破壊は内なる環境破壊の相互の原因と結果 88 |
(3・4)自然の破壊は人類の衰退と滅亡への危険 89 |
3・4・1 IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の提言 90 |
3・4・2 環境政策の提言の必要性 92 |
3・4・3 地球温暖化対策に関連する環境政策の提言 93 |
3・4・3・1 わが国の低炭素社会創造のためのアクションプランニング 93 |
3・4・3・2 環境政策の提言の必要性 97 |
3・4・3・3 国土交通省の所管する環境政策の提言 98 |
(3・5)環境国連の提言 101 |
3・5・1 環境国連提言の意義 101 |
3・5・2 国連の改革提言 103 |
(3・6)自然保護と環境増進への民衆のコンセンサス 104 |
3・6・1 NPOの発足と活躍 104 |
3・6・2 民衆レベルの提言活動 105 |
(3・7)まとめ 106 |
第四章 持続可能な開発のための「世界環境機構」の具体化 113 |
(4・1)はじめに 115 |
(4・2)同じ地球に生きる自覚と責任感を 117 |
(4・3)UNEPの「世界環境機構」への発展的改組 119 |
4・3・1 UNEP単独の世界環境機構への発展的改組 119 |
4・3・2 UNEPを中心とする環境関連機関の世界環境機構への発展的改組 120 |
(4・4)低炭素社会の建設 126 |
4・4・1 低炭素社会の建設 126 |
4・4・2 東アジアを省エネルギーの“モデル地域”に 131 |
(4・5)まとめ 133 |
第五章 持続可能な開発のための「人間の安全保障」 137 |
(5・1)はじめに 139 |
(5・2)人間の尊厳の危機 141 |
(5・3)人間の安全保障の考え方 143 |
5・3・1 アマルティア・センの考え方 143 |
5・3・2 グローバルな課題と新しい視点(高橋彰夫/ロニー・アレキサンダー/西川潤) 148 |
5・3・3 人間の安全保障の考え方(佐藤誠/ジィ・ウィットマン/ポール・エヴァンス/ジョルジアンドレア・シャーニー) 151 |
5・3・4 地球公益の考え方 153 |
5・3・4・1 地球公益の考え(深井慈子/峯陽一) 153 |
5・3・4・2 開発援助の新しい流れ(高橋基樹/絵所秀紀/佐藤秀雄/望月克哉) 154 |
(5・4)人間の安全保障の構築 157 |
5・4・1「国家益」・「民族益」よりも「人類益」・「地球益」を志向 157 |
5・4・2 人間という視点に立ち返りアプローチしていくこと 158 |
(5・5)まとめ 159 |
第六章 持続可能な開発のための「世界市民の連帯」 163 |
(6・1)はじめに 165 |
(6・2)グローバリズムと国家の交渉と取り決めの限界 167 |
(6・3)世界市民主義の系譜 168 |
6・3・1 世界市民的見地における理念(イマニミル・カント) 168 |
6・3・2 カントと世界市民 171 |
6・3・2・1 カントと世界市民(マーサ・ヌスバウム) 171 |
6・3・2・2 カントと永遠平和(マティァス・ルッッ=バッハマン/ユルゲン・ハーバーマス/ジェームズ・ボーマン) 174 |
6・3・3 世界共同社会と教育(エドウィン・ライシャワー) 176 |
6・3・4 世界市民主義と国民国家(フリードリッヒ・マイネッケ/北村実/碓井放正/中野好夫) 177 |
(6・4)世界市民の対話 183 |
(6・5)まとめ 185 |
第七章 持続可能な開発のための「人道主義」 191 |
(7・1)はじめに 193 |
(7・2)人道主義の系譜 195 |
7・2・1 トルストイの人道主義(加藤一夫/秋田雨雀/野口存彌) 195 |
7・2・2 ロバート・オウエンの人道主義(波田野鼎/竹岡勝也) 198 |
7・2・3 人道主義と国際介入(星野俊也/遠藤誠治/長有紀枝) 199 |
7・2・4 国内避難民と人道主義(墓田桂) 202 |
7・2・5 クロード・レビィ=ストロースの人道主義 202 |
(7・3)新しい人道主義の構築へ 207 |
7・3・1 国益から「人類益」による人道主義へ 207 |
7・3・2 対話と人間革命による人道社会の建設へ 208 |
(7・4)まとめ 209 |
はじめに |
第1章 持続可能な開発のための環境 11 |
(1・1)持続可能な開発と環境 13 |
(1・2)持続可能な開発のための教育の問題の全体的な枠組み 15 |
(1・3)人間開発こそ教育の基本 25 |
(1・4)識字率の向上への方策と課題 29 |