1編 オントロジー事始め 1 |
1章 オントロジーとは 3 |
1・1 オントロジーの具体例 3 |
1・2 オントロジーの定義 7 |
1・3 オントロジーの構成的定義 10 |
2章 今なぜオントロジーか 11 |
2・1 知識処理の簡単な歴史 11 |
2・2 従来の知識ベースの問題点 13 |
3章 オントロジーの種類 15 |
3・1 上位オントロジー (Upper Ontology) 16 |
[1]ソワの上位オントロジー 17 |
[2]グアリーノの上位オントロジー 17 |
3・2 タスクオントロジーとドメインオントロジー 20 |
[1]タスクオントロジーの例 20 |
[2]ドメインオントロジーの例 23 |
4章 FAQ 29 |
4・1 典型的な問い 29 |
4・2 オントロジーは何でないか 30 |
[1]オントロジーは単なる語彙集合ではない 30 |
[2]ヘヴィウェイトオントロジーは単なる概念階層ではない 30 |
[3]オントロジーは知識表現ではない 31 |
4・3 オントロジーの役割 32 |
[1]オントロジーの効用 32 |
[2]オントロジーとモデル 35 |
5章 オントロジー構築 39 |
5・1 オントロジー構築方法論概観 39 |
[1]アッシュホールドとキングの方法論 39 |
[2]TOVE方法論 41 |
[3]Methontology 42 |
[4]On-To-Knowledge方法論 43 |
[5]AFM (Activity-First Method) 44 |
[6]オントロジー開発ガイドライン3層モデル 46 |
[7]わが国における成果 51 |
5・2 オントロジー表現言語 52 |
[1]Ontolingua 52 |
[2]OIL (Ontology Interchange Language/Ontology Inference Layer) 53 |
[3]RDF(S) 54 |
[4]OWL (DAML+OIL) 60 |
[5]まとめ 62 |
5・3 ツール 62 |
[1]OntoEdit 62 |
[2]WebODE 64 |
[3]Protege-2000 65 |
[4]法 造 66 |
5・4 オントロジーアラインメント・統合ツール 71 |
[1]ONIONS 71 |
[2]PROMPT 72 |
5・5 オントロジーの開発例 73 |
[1]オントロジーの開発の概観 73 |
[2]Cyc 77 |
[3]WordNet 78 |
[4]企業オントロジー (Enterprise Ontology) 79 |
[5]PSL (Process Specification Language) 84 |
[6]標準上位オントロジー (Standard Upper Ontology:SUO) 88 |
[7]他の活動 90 |
5・6 オントロジーの応用 91 |
[1]オントロジー応用の分類 91 |
[2]セマンティックウェブ 94 |
[3]e-ラーニング 96 |
[4]知識の体系化 (タイプ5) 98 |
6章 セマンティックウェブ 99 |
6・1 セマンティックウェブ技術の本質と課題 100 |
6・2 いくつかの対立点 101 |
6・3 セマンティックウェブとAI IO4 |
6・4 セマンティックウェブの今後の展望と課題 105 |
[1]応用のシナリオ 105 |
[2]言語と推論 106 |
[3]基底構造 107 |
[4]オントロジー 108 |
[5]人的要素 109 |
[6]私見 110 |
Ⅱ編 より進んだ考察 113 |
7章 オントロジーに関する基礎的考察 115 |
7・1 インスタンス自体に関する考察 117 |
7・2 もう一つのインスタンス問題:表現のオントロジー 122 |
7・3 オカーレンス (生起:Occurrence) 149 |
[1]コンティニュアントvs.オカーレント 150 |
[2]オカーレンスvs.インスタンス 153 |
7・4 具体物とは何か 156 |
7・5 一般化,抽象化,マクロ化 158 |
7・6 一般性と粒度 160 |
8章 オントロジー基礎研究 163 |
8・1 オントロジー工学基礎論 163 |
[1]答えるべき問い 164 |
[2]理論の概要 167 |
[3]問いへの解答 180 |
[4]まとめ 186 |
8・2 ある上位オントロジー 187 |
[1]同一性基準とアイデンティティ 187 |
[2]オントロジー的区別 (Ontological distinction) 192 |
[3]ユニバーサル (Universais)とパティキュラ (Particulars) 193 |
[4]行為と現象 194 |
[5]表現と実体 195 |
[6]オカーレンス,インスタンス,イベント,出来事 196 |
[7]値はロールである 203 |
[8]量 204 |
[9]属性ロール 206 |
[10]属性/性質/状態 206 |
[11]状態と行為(現象)208 |
[12]属性/属性値/種 210 |
[13]データ,情報,知識 213 |
8・3 基礎論に基づくオントロジー開発ガイドライン 215 |
[1]ガイドラインの枠組み 215 |
[2]オントロジー構築におけるガイドライン 227 |
9章 オントロジー工学の成功事例 229 |
9・1 はじめに 229 |
9・2 生産設備知識および機能的知識の現状 231 |
[1]生産現場の現状 231 |
[2]機能的知識の現状 232 |
9・3 機能オントロジー 233 |
[1]デバイスオントロジー 233 |
[2]振る舞いと機能の定義 234 |
[3]機能概念とそのFBRLモデル 236 |
[4]メタ機能 238 |
[5]機能達成方式 241 |
[6]オントロジーの全体像 245 |
9・4 実用化の現状 247 |
[1]機能構造モデルの具体例 247 |
[2]実用の状況 250 |
[3]導入効果の例 250 |
[4]考 察 254 |
あとがき 257 |
謝 辞 259 |
参考文献 261 |
索 引 271 |