はしがき i |
記号の説明 ii |
第1章 序論 1 |
問題 5 |
第2章 原子レベルから考える 7 |
2.1 現代物理に基づく世界観 8 |
2.2 量子力学と波動関数 10 |
2.3 根本理論から連続体力学へ 14 |
2.4 原子間ポテンシャル 16 |
2.5 原子間ポテンシャルの関数形の考え方 23 |
問題 24 |
第3章 応力解折の基礎 27 |
3.1 単純な負荷状態での応力とひずみ及びその基本的関係 28 |
3.2 熱膨張を考慮した応力 - ひずみ関係と熱応力 30 |
3.3 非線形現象 32 |
3.4 永久変形の原子レベルのメカニズム 34 |
3.5 多軸状態での応力とひずみ 37 |
3.6 3次元での応力 - ひずみ関係 42 |
3.7 原子レベルでの応力 44 |
3.8 原子の熱振動による応力のゆらぎ 47 |
3.9 応力解析の基本的な流れ 48 |
問題 49 |
第4章 線形弾性応力解析 51 |
4.1 応力解析の基礎式と解法 52 |
4.2 棒状部材の引張り、曲げとねじり 53 |
4.3 重ね合わせの法則と解の唯一性 60 |
4.4 弾性床上のはり 60 |
4.5 応力集中 64 |
4.6 応力拡大係数 66 |
4.7 エネルギ解放率 70 |
問題 71 |
第5章 脆性材料と延性材料 73 |
5.1 脆性材料と延性材料の破壊拳動の違い 74 |
5.2 脆性材料のき裂先端の原子レベル解析 76 |
5.3 延性材料のき裂先端近傍の状態 81 |
5.4 繰り返し負荷に対する材料拳動 82 |
5.5 脆性材料と延性材料の強度評価の考え方のまとめ 84 |
問題 85 |
第6章 異種材料接合構造の熱応力とその性質 87 |
6.1 異材接合構造の支配方程式 88 |
6.2 接合層のせん断ひずみ 91 |
6.3 被接合部材の応力 93 |
6.4 接合体のたわみ 94 |
6.5 接合層の厚さと方向の垂直応力 95 |
6.6 接合層剛性が高い場合の補正 96 |
6.7 板構造への拡張 97 |
6.8 接合構造のさらに詳細な解析 98 |
問題 102 |
第7章 温度履歴と熱弾塑性クリープ拳動 103 |
7.1 弾性体の場合の温度履歴にともなう拳動 104 |
7.2 弾完全塑性体の場合の拳動 106 |
7.3 弾塑性クリープ特性を示す材料の場合の拳動 108 |
7.4 ひずみ範囲の簡便な計算法 110 |
7.5 半導体チップ接合構造の熱弾塑性クリープ拳動 113 |
問題 115 |
第8章 マイクロ構造体における材料力学上の主要課題 117 |
8.1 弾性係数の結晶異方性 118 |
8.2 シリコンのピエゾ抵抗係数の異方性 122 |
8.3 薄膜材料の残留応力と真性応力 125 |
8.4 静疲労の原子レベルからの解明 126 |
8.5 はんだの疲労き裂進展解析 130 |
8.6 エレクトロマイグレーションとストレスマイグレーション 134 |
8.7 樹脂材料の拳動 134 |
問題 137 |
付録 A 統計力学と速度論 139 |
A.1 γ空間とギブス集団 139 |
A.2 平衡分布 140 |
A.3 速度論の基本的な考え方 143 |
A.4 速度論の基本式の拡張 147 |
A.5 応力を考慮したエネルギ障壁高さの計算 149 |
付録 B 強度評価に用いられる主要パラメータ 155 |
あとがき 157 |
参考文献 159 |
索引 165 |