プロローグ 若きアインシュタイン 10 |
(1)誕生から大学卒業まで 10 |
(2)卒業後の生活 14 |
(3)ラブレターから 15 |
(4)1905年のアインシュタイン 24 |
第Ⅰ部 ブラウン運動の理論-原子に実体はあるのか |
第1章 前史-原子・分子概念の歴史 30 |
(1)古代ギリシャから古代ローマヘ 31 |
(2)原子論の復活 33 |
(3)化学的原子論 34 |
(4)物理的原子論とアボガドロ粒 36 |
(5)熱学から統計力学ヘ 39 |
第2章 ブラウン運動とアインシュタインの理論 41 |
(1)ブラウン運動研究の歴史 41 |
(2)アインシュタインの論文 43 |
(3)第1の柱 フラウン運動とランタム・ウォーク 45 |
(4)第2 の柱 核数と核数係数 50 |
拡散の速さを表す拡散係粒 53 |
拡散とフラウン運動 55 |
(5)第3 の柱 微粒子の流れのハランス 57 |
重カによる下向きの流れ 8 |
・拡散による上向きの流れとのバランス 61 |
(6)第4の柱 力のハランス 63 |
地表上の空気の分布 63 |
侵透圧 70 |
侵透圧の差による力のハランス 73 |
(7)最終結論 アインシュタインの関係式 75 |
第3章 その後の展開 79 |
(1)ぺランの実験 79 |
・微粒子の分布 80 |
微粒子の流れ 82 |
・ブラウン運動 83 |
(2)アインシュタインの理論の発展 84 |
第Ⅱ部 光量子仮説―光とは何か |
第1章 前史―光の放射の不思議 88 |
(1)光は粒子か波か 88 |
(2)黒体放射(空洞放射)‐-キルヒホッフの問題提起 90 |
(3)ウィーンの公式 94 |
(4)レイリーの公式 97 |
第2章 量子論の誕生に向けてープランクとアインシュタイン 100 |
(1)プランクの提案 100 |
(2)プランクの解釈-量子の登場 102 |
・エントロピ 103 |
・プランクの量子仮説 106 |
(3)アインシュタインの1905年の論文 111 |
(4)1906年の2つの論文 117 |
(5)ストークスの規則、光電効果、分子の電離 119 |
第3章 その後の展開 122 |
(1)光量子から光子へ 123 |
(2)量子カ学の構築 127 |
(3)アインシュタインの抵抗 132 |
(4)光とは何か-量子電磁気学ヘ 134 |
第Ⅲ部 特殊相対論-時間と空間の問題 |
第1章 前史ーエーテルはあるのか 138 |
(1)エーテル説の起源 139 |
(2)エーテルの動き 141 |
第2章 相対性理論の登場 145 |
(1)1905年6月の論文の第1部 145 |
・相対性原理の主張 146 |
・同時刻であるということ 152 |
・座標の時刻と変換 155 |
・同時刻の線 162 |
・変換公式の応用 163 |
(2)1905年6月の論文の第2部 168 |
(3)E=mc2という関係に関する1905年の論文 171 |
(4)ローレンツとポアンカレ 176 |
第3章 その後の展開 178 |
(1)実験との比較 178 |
(2)ミンコフスキーの貢献 179 |
(3)一般相対論 182 |
エピローグ その後のアインシュタイン 186 |
(1)1905年~1925年 186 |
(2)社会的存在になったアインシュタイン 189 |
(3)プリンストンでの生活と核兵器 196 |
(4)アインシュタインと20世紀の物理学 199 |
文献 203 |
アインシュタインの年譜 206 |
索引 210 |