博物館入ロホール語源と前史 1 |
A.1ダイアモンドの語源 1 |
A.2プリニウスによるダイアモンドの紹介 2 |
A.3仏教経典に現われたダイアモンド 4 |
A.4ダイアモンドと新約聖書 5 |
A.5旧約聖書のヤハロム(yahalom) 6 |
A.6種々の瑪瑙 6 |
A.7他の宗教・古文書どダイアモンド 7 |
A.8ダイアモンド博物館入ロホールを見て 8 |
第1章石から宝石になるまで 11 |
1.1発掘の技術と発展 11 |
1.1.1何故ダイアモンドが珍重されたか 11 |
1.1.2十字軍とダイアモンド 12 |
1.1.3東西交流と有名ダイアモンド 13 |
1.1.4東アジアにダイアモンドなし 15 |
1.1.5日本の仏像の宝飾 15 |
1.1.6東南アジアとダイアモンド 17 |
1.1.7文学に現われたダイアモンド 17 |
1.2ダイアモンドの産出の栄枯盛衰 22 |
1.2.1インドのゴルコンダとアダム・スミス 22 |
1.2.2ブラジルの150年とマルクス経済学 23 |
1.2.3アフリカの星と英国とデ・ビアス社 25 |
1.2.4世界の新しい産地 29 |
1.2.5川生まれと山生まれのダイアモンド 31 |
1.3石から宝石になる工程 32 |
1.3.1砂礫・岩石からの採取,分別 33 |
1.3.2分割とカットと研磨 36 |
第2章宝石としての耀き 43 |
2.1ダイアモンドの幾何学と光学 43 |
2.1.1ブリリアント・カット以前の進歩 43 |
2.1.2ブリリアント・カットの概要 45 |
2.1.3ブリリアント・カットの工程と応用 47 |
2.1.4ブリリアント・カットの光学 48 |
2.1.5ダイアモンドの4C 51 |
2.2ダイアモンドの色と欠陥 54 |
2.2.1ダイアモンドの色 54 |
2.2.2ダイアモンドの分析と分類 59 |
第3章天然と人工のダイアモンド 65 |
3.1ダイアモンドの誕生と高温高圧環境 65 |
3.1.1ダイアモンドの誕生地 65 |
3.1.2ダイアモンドと高温・高圧 69 |
3.1.3ダイアモンドのP-T図 74 |
3.2ダイアモンドの人工合成 75 |
3.2.1ダイアモンド合成の機運 75 |
3.2.2ダイアモンド合成の成功 78 |
3.2.3天然か人工か 85 |
3.3ダイアモンドの真贋と欠陥 95 |
3.3.1ダイアモンドの育ちの外観 96 |
3.3.2育ちと中身 101 |
3.3.3真贋鑑定の意義 105 |
第4章ダイアモンドのミクロな構造 107 |
4.1ダイアモンドの点欠陥 107 |
4.1.1格子欠陥の分類 108 |
4.1.2点欠陥 110 |
4.2ダイアモンドの転位 115 |
4.2.1転位の電子顕微鏡像 115 |
4.2.2転位の電子顕微鏡観察の原理 116 |
4.2.3人工ダイアモンドの転位の観察 118 |
4.2.4転位の立体構造 121 |
4.2.5ダイアモンドの変形強度と破壊強度 125 |
4.3ダイアモンドの格子欠陥 128 |
4.3.1ダイアモンド中の不純物と拡散 128 |
4.3.2不純物窒素原子の挙動と空孔の役割 132 |
資料室 136 |
第5章不純な硬いダイアモンドが役に立つ 137 |
5.1ダイアモンドの劈開と硬度 137 |
5.1.1材料の劈開 138 |
5.1.2割れの力学 139 |
5.1.3硬度 142 |
5.1.4硬度試験 145 |
5.2ダイアモンドの機械的な応用 147 |
5.2.1我国のダイアモンド工具生産の動向 147 |
5.2.2工業用ダイアモンドの仕分けと応用分野 148 |
5.2.3日曜大工のダイアモンド 151 |
5.2.4歯医者のダイアモンド 153 |
5.2.5ウルトラ・ミクロトーム 154 |
5.3ダイアモンドと半導体 156 |
5.3.1ダイアモンドが素子の生みと育ての親 156 |
5.3.2ダイアモンドは素子の終生のお守り役? 159 |
5.3.3ダイアモンド半導体 161 |
第6章ダイアモンドの一族郎党 167 |
6.1ダイアモンドの兄弟・義兄弟 167 |
6.1.1ダイアモンドの家族の顔 168 |
6.1.2ダイアモンドの親族,DLC(diamondlikecarbon) 173 |
6.2ダイアモンドの遠戚・徒党 177 |
6.2.1フラーレン(fullerene) 177 |
6.2.2カーボン・ナノチューブ(carbonnanotube) 180 |
6.2.3CBN(c-BN;立方晶窒化硼素) 183 |
6.2.4超硬物質(Superhardmaterials;Ultrahardmaterials) 185 |
6.3ダイアモンドの科学技術の外周 187 |
6.3.1補遺の内容 187 |
6.3.2炭素系の新材料 188 |
6.3.3補遺の補足 192 |
6.3.4見学者を見送るに当って 194 |
展示別館 197 |
主な宝石の展示 |
ダイアモンド(diamond) 198 |
ルビー(ruby),サファイア(sapphire) 199 |
水晶(quartz) 200 |
エメラルド(emerald) 205 |
トパーズ(topaz) 206 |
トルコ石(turquoise) 206 |
オパール(opal) 207 |
真珠(pearl) 208 |
謝辞 210 |
索引 211 |