第1章 ディジタル変復調の基礎 1 |
1.1 ディジタル通信システムの構成 1 |
1.2 ディジタル変復調の基礎 4 |
1.2.1 2値ディジタル変調 4 |
1.2.2 多値変調 7 |
1.2.3 ディジタル変調信号の表現 9 |
1.2.4 ディジタル復調器の構成 14 |
1.2.5 ディジタル変調信号のスペクトル 16 |
1.2.6 差動変調 17 |
1.3 多重化方式 20 |
1.3.1 周波数分割多重化方式(FDMA) 20 |
1.3.2 時分割多重化方式(TDMA) 22 |
1.3.3 符号分割多重化方式(CDMA) 23 |
1.3.4 マルチキャリア変調 25 |
第2章 OFDMの特徴 29 |
2.1 OFDM信号の構成 29 |
2.1.1 ベースバンドOFDM信号の構成 30 |
2.1.2 搬送帯域OFDM信号 33 |
2.1.3 OFDM信号の周波数特性 33 |
2.2 OFDM変調器の構成 37 |
2.3 OFDM復調器の構成 39 |
2.4 マルチパスとガードインターバル 45 |
2.4.1 マルチパスの影響 45 |
2.4.2 ガードインターバルの付加によるマルチパスの影響の軽減 48 |
2.5 OFDM復調処理の詳細 52 |
2.5.1 雑音成分の復調処理 57 |
2.6 OFDM信号の同期方式 58 |
2.6.1 シンボル同期 59 |
2.6.2 搬送波周波数同期 61 |
2.6.3 標本化周波数同期 65 |
2.7 伝送路ひずみの補正 66 |
2.7.1 遅延検波による伝送路ひずみの補正 67 |
2.7.2 同期検波によるシンボルひずみの補償方法 69 |
2.7.3 伝送路特性の推定方式 71 |
2.7.4 地上ディジタルテレビジョン方式におけるパイロットシンボルの例 80 |
第3章 OFDM信号の伝送特性 83 |
3.1 伝送路特性および雑音の影響の評価 83 |
3.2 静的な伝送路に対するOFDMの誤り率特性 87 |
3.2.1 ガウス伝送路における特性 89 |
3.2.2 静的マルチパス伝送路における特性 90 |
3.2.3 DQPSK変調の伝送特性 96 |
3.3 ガードインターバル長以上の遅延広がりをもつ伝送路に対する特性 97 |
3.4 周波数オフセットの影響 105 |
3.5 非線形伝送路の影響 111 |
3.6 変動する伝送路の影響 116 |
第4章 OFDM受信機の特性向上 123 |
4.1 符号化とインターリーブ 123 |
4.1.1 誤り訂正符号を用いた場合の特性例 126 |
4.2 アンテナダイバーシテイ 129 |
4.2.1 ダイバーシティ受信の特性例 135 |
4.3 周波数ダイバーシティ 140 |
4.4 適応サブキャリア変調 144 |
4.5 PAPRの軽減 147 |
4.6 キャリア間干渉の影響の軽減 148 |
第5章 OFDMの応用 155 |
5.1 地上ディジタルテレビジョン放送 155 |
5.1.1 日本の地上ディジタルテレビジョン放送方式(ISDB-T) 156 |
5.1.2 ISDBT-Tの仕様 159 |
5.1.3 単一周波数ネットワーク(SFN) 167 |
5.1.4 欧州の地上ディジタルテレビジョン放送方式(DVB-T) 171 |
5.1.5 米国の地上ディジタルテレビジョン放送方式(ATSC) 172 |
5.2 無線LANシステム 173 |
5.2.1 IEEE 802.11a方式の概要 174 |
5.3 高速電力線通信 178 |
5.4 超高速無線PAN 179 |
5.5 次世代移動体通信 180 |
参考文献 183 |
索引 185 |