はじめに |
第1章バイオ環境工学序説(藤田) |
1バイオテクノロジーとは 1 |
2バイオ環境工学の提案 2 |
第2章地域・地球環境問題とバイオ環境工学(藤田) |
1地域・地球環境問題とバイオのかかわり 5 |
1.1地球環境問題とバイオ 5 |
1.2地域環境問題とバイオ 7 |
2バイオ環境工学応用の可能性 7 |
第3章微生物を活用した水処理技術(藤田) |
生物処理技術の概要 10 |
活性汚泥法の進化 12 |
3微生物管理による活性汚泥法の高度化 17 |
4微生物馴養とバイオオーグメンテーション 18 |
5特殊微生物を用いた排水処理 22 |
6その他の生物処理法 25 |
6.1生物膜法 25 |
6.2嫌気性処理法 25 |
6.3植生浄化法 26 |
第4章微生物による環境修復技術(池) |
1バイオレメディエーション 28 |
1.1対象となる汚染物質 29 |
1.2得失と分類 30 |
2有機化学物質のバイオレメディエーション 34 |
2.1石油成分の微生物分解 37 |
2.2塩化エチレン類の生分解 39 |
3金属類汚染へのバイオレメデイエーション適用の可能性 44 |
3.1酸化による抽出(バイオリーチング) 45 |
3.2吸着・蓄積(バイオソープション・アキュミュレーション) 46 |
3.3気化/揮発化(バイオボラタリゼーション) 47 |
3.4酸化物イオンの還元 49 |
第5章植物を活用した処理技術・環境修復技術(池) |
1植物のもつ環境浄化機能 52 |
2植物を利用した水質浄化技術 54 |
2.1利用される植物種と浄化の性能 57 |
2.2余剰植物バイオマスの資源化 62 |
3ファイトレメディエーションによる有害物質の浄化 66 |
3.1金属類のファイトレメディエーション 67 |
3.2有機化学物質のファイトレメディエーション 69 |
第6章生物作用を利用した環境計測と遺伝子レベルでの生態系の評価(池) |
1生物で環境をみる一バイオアッセイとバイオモニタリング― 73 |
1.1バイオアッセイ 73 |
1.2バイオモニタリング 75 |
2EHSAによる微量環境汚染物質の計測 77 |
3バイ・オァッセイによる生態毒性のスクリーニング 83 |
4DNA/遺伝子を指標とした微生物モニタリング 89 |
4.1特定微生物(群)のモニタリング 90 |
4.2微生物群集解析 95 |
第7章生物反応を利用した資源リサイクル(藤田1~3/池4~5) |
1バイオリカバリー・バイオリサイクリングに向けて一バイオ反応による循環型下水道への挑戦一 100 |
2コンポスト 102 |
2.1コンポスト化の利点・欠点 102 |
2.2コンポスト化の方式 103 |
3嫌気性消化法 106 |
4バイオコンバージョンによる有価物生産 109 |
5バイオメタルリカバリー 115 |
第8章遺伝子組み換え技術の環境保全への適用とバイオリスク(池) |
1遺伝子組み換え技術とバイオ環境工学 118 |
2環境浄化微生物の育種 122 |
2.1浄化機能の強化 124 |
2.2浄化機能の拡張 126 |
2.3浄化機能発現の制御 128 |
2.4浄化微生物の環境条件への適応性の向上 129 |
3遺伝子組み換え体の利用とバイオリスク 130 |
3.1ヒトを含めた高等生物への有害性 131 |
3.2生態系への影響 134 |
第9章バイオ環境工学の展望(藤田) |
1環境の創造・保全から循環型社会創造へ 135 |
2バイオ環境工学の未来 136 |
参考文献 138 |
索引 144 |