1章 有機機能材料の基礎 1 |
1・1 機能性の高い有機材料への道のり 1 |
1・2 有機機能材料とは 3 |
1・3 有機化合物と有機材料 4 |
1・4 分子間にはたらく相互作用 6 |
1・4・1 静電相互作用とファン デル ワールス相互作用 7 |
1・4・2 水素結合 9 |
1・4・3 疎水性相互作用 10 |
1・5 分子の形や大きさ 11 |
1・6 材料と組成と構造-配合、添加、複合化 14 |
1・7 分子の配列・配向と不均一性 16 |
1・8 有機機能材料の設計に向けて 17 |
コラム その他の分子間相互作用 |
コラム 平均分子量 |
2章 光機能材料 19 |
2・1 光機能の基礎 19 |
2・1・1 光の性質 19 |
2・1・2 光と色 21 |
2・1・3 光と有機分子 22 |
2・2 光学材料 24 |
2・2・1 線形光学材料-光学レンズ材料 24 |
2・2・2 線形光学材料-光ファイバー 29 |
2・2・3 非線形光学材料 31 |
2・3 有機色素 32 |
2・3・1 染料 32 |
2・3・2 顔料 34 |
2・3・3 蛍光色素 37 |
2・4 感光性材料 41 |
2・4・1 写真用感光剤 41 |
2・4・2 フォトレジスト 43 |
2・5 光導電材料 45 |
2・6 光記録表示材料 49 |
2・6・1 光ディスク用記録材料 49 |
2・6・2 フォトクロミック材料 51 |
2・6・3 有機エレクトロルミネセンス(EL)材料 52 |
2・6・4 その他の記録表示材料 53 |
コラム 分子構造と屈折率の関係は? |
コラム 光ディスク用プラスチックレンズ |
コラム 高性能な屈折率制御型光ファイバー |
コラム インクジェット用インク |
コラム 色素レーザーに使用する蛍光色素 |
コラム 有機感光性材料のいろいろな利用法 |
コラム 身近なコピー(電子写真)の原理は? |
コラム 吸収した光エネルギーの利用法アラカルト |
3章 電気・電子機能材料 56 |
3・1 物質の電気伝導性 56 |
3・2 絶縁材料 56 |
3・2・1 一般的な絶縁材料 56 |
3・2・2 機能性絶縁材料 58 |
3・3 誘電材料 64 |
3・3・1 物質の誘電性 64 |
3・3・2 誘電分極とその利用 64 |
3・3・3 誘電性を利用した材料 66 |
3・3・4 強誘電材料 69 |
3・3・5 圧電および焦電材料 70 |
3・3・6 固体構造の対称性と誘電結合効果 74 |
3・4 導電材料 75 |
3・4・1 電子伝導材料 75 |
3・4・2 イオン伝導材料 81 |
3・4・3 有機半導体 84 |
コラム 耐熱性高分子の分子設計 |
コラム エレクトレット |
コラム 液晶ディスプレイの動作原理 |
コラム 電荷移動錯体 |
コラム ポリアセチレンとノーベル賞 |
コラム カーボンナノチューブ |
コラム 導電性ゴム |
コラム 有機超伝導体と有機磁性体 |
4章 界面・表面機能材料 87 |
4・1 界面・表面に関する基礎的な事項 87 |
4・2 界面活性剤 89 |
4・2・1 界面活性剤の構造とはたらき 89 |
4・2・2 水中での界面活性剤の挙動 91 |
4・2・3 界面活性剤のはたらき 92 |
4・2・4 分散剤,乳化剤としての界面活性剤 96 |
4・2・5 表面処理剤としての界面活性剤 98 |
4・3 表面の親水性と撥水性 100 |
4・3・1 高分子材料表面の分子構造とぬれ性 100 |
4・3・2 表面改質 101 |
4・3・3 生体適合表面 103 |
4・4 機能性塗料 103 |
4・4・1 機能性塗料のおもな種類 103 |
4・5 吸着剤 106 |
4・6 接着剤 107 |
4・6・1 接着の基礎 107 |
4・6・2 機能性接着剤 110 |
コラム 表面に関する熱力学的な取扱い |
リンスインシャンプー |
工業における界面活性剤 |
PETボトルリサイクル塗料 |
無機化合物を用いた機能性塗料 |
溶解度パラメーターと接着性 |
自動車における接着技術 |
5章 力学・強度機能材料 114 |
5・1 有機・高分子材料と他の材料との力学的性質の比較 114 |
5・1・1 原子・分子の配列による材料の分類 114 |
5・1・2 材料の力学的性質の比較 116 |
5・2 ゴム弾性 118 |
5・2・1 ゴムの特徴 118 |
5・2・2 固体における弾性の発現機構とゴム弾性 119 |
5・2・3 熱可塑性エラストマー 121 |
5・3 高分子材料の機械的性質と粘弾性 121 |
5・3・1 応力と歪みの関係 121 |
5・3・2 粘弾性の測定 122 |
5・3・3 高分子材料の耐衝撃性 129 |
5・4 高強度・高弾性率高分子 130 |
5・4・1 高強度・高弾性率繊維 130 |
5・4・2 高強度・高弾性率と分子構造 131 |
5・5 ポリマーアロイと高分子複合材料 132 |
5・5・1 ポリマーアロイ 132 |
5・5・2 粒子強化および繊維強化複合材料 138 |
5・5・3 ナノコンポジット 140 |
5・6 摩擦特性 142 |
コラム ゲル |
コラム 免震ゴム |
コラム 応力緩和とMaxwellモデル |
コラム 粘弾性-変形時間と変形速度に依存する力学的性質 |
コラム ナノレオロジー |
コラム 高強度・高弾性率繊維とその応用 |
コラム 三次元構造の直接観察 |
コラム ABS樹脂 |
コラム 軽量高強度の炭素強化複合材料 |
コラム ハードディスク |
6章 分離機能材料 145 |
6・1 分離膜 145 |
6・1・1 分離膜の分類 146 |
6・1・2 気体分離膜 146 |
6・1・3 イオン分離膜 149 |
6・1・4 逆浸透膜 150 |
6・1・5 限外ろ過膜 151 |
6・1・6 有機液体分離膜 152 |
6・2 クロマトグラフィー 153 |
6・2・1 クロマトグラフィーの種類と原理 154 |
6・2・2 ガスクロマトグラフィー 155 |
6・2・3 液体クロマトグラフィー 156 |
6・2・4 ゲル浸透クロマトグラフィー 158 |
6・3 分子認識材料 159 |
6・3・1 クラウンエーテル,シクロデキストリン 159 |
6・3・2 分子インプリンティング 162 |
6・3・3 アフィニティークロマトグラフィー 163 |
6・4 生体関連分子分離材料 164 |
6・4・1 電気泳動分離 164 |
6・4・2 DNA解析材料 165 |
コラム マイクロカプセル |
コラム 身近なシクロデキストリン |
コラム MALDI-TOF質量分析 |
コラム 細胞分離 |
7章 生体機能材料 169 |
7・1 抗血栓性材料 169 |
7・1・1 表面の親水・疎水性とミクロドメイン構造 169 |
7・1・2 リン脂質類似高分子 172 |
7・1・3 トロンボモジュリン固定化表面 173 |
7・2 血液透析膜 174 |
7・2・1 セルロース系の膜 175 |
7・2・2 ポリメチルメタクリレートのステレオコンプレックス膜 175 |
7・2・3 ポリスルホン膜 176 |
7・3 生分解性材料 176 |
7・3・1 医用材料 176 |
7・4 人工皮膚 177 |
7・4・1 人工皮膚の分類 178 |
7・4・2 培養表皮 179 |
7・4・3 培養真皮 179 |
7・4・4 培養皮膚 180 |
7・5 医療用ゲル 180 |
7・5・1 コンタクトレンズ 180 |
7・5・2 細胞培養ゲル 181 |
7・5・3 インテリジェントポリマー 183 |
7・6 ポリマー微粒子 185 |
7・6・1 親疎水型高分子ミセル 185 |
7・6・2 ポリイオンコンプレックスミセル 186 |
7・6・3 コア-コロナ型高分子ナノスフェア 187 |
7・6・4 ナノゲル 189 |
7・7 組織工学のための複合材料 192 |
7・7・1 有機-無機複合材料 193 |
7・7・2 生体材料との複合化 195 |
コラム グリーンプラスチックとしてのポリ乳酸 |
コラム ゲルと高吸水性ポリマー |
コラム エイズワクチンの開発 |
コラム 骨-究極の複合材料 |
8章 生体-究極の有機機能材料 196 |
8・1 タンパク質 196 |
8・1・1 球状タンパク質と繊維状タンパク質 197 |
8・1・2 タンパク質の機能とその応用 201 |
8・2 核酸 203 |
8・2・1 DNAとRNA 205 |
8・2・2 遺伝子工学 208 |
8・2・3 機能材料としてのDNAの利用 210 |
8・3 糖質 211 |
8・3・1 糖の種類 211 |
8・3・2 糖タンパク質と人工複合糖質高分子 214 |
8・4 脂質 215 |
8・4・1 脂質の分類 215 |
8・4・2 リン脂質と生体膜 216 |
8・4・3 脂質の機能性 218 |
8・4・4 人工脂質,合成二分子膜と人工細胞 218 |
8・5 生体システムの機能 221 |
8・5・1 光合成 221 |
8・5・2 分子モーター 222 |
コラム バイオインスバイアード材料 |
タンパク質に做った材料 |
DNAインスパイアードテンプレート重合 |
生体の情報システム |
有機太陽電池 |
分子モーターを利用して微小な物体を搬送する |
参考書 228 |
索引 231 |
1章 有機機能材料の基礎 1 |
1・1 機能性の高い有機材料への道のり 1 |
1・2 有機機能材料とは 3 |
1・3 有機化合物と有機材料 4 |
1・4 分子間にはたらく相互作用 6 |
1・4・1 静電相互作用とファン デル ワールス相互作用 7 |