第1章 地球が悲鳴を上げている-地球規模で表面化する限界 |
1 地球は何人まで養えるのか 2 |
世界人口“億人時代 |
現実味を帯びる地球温暖化 |
水資源が足りない |
エネルギー・鉱物資源の枯渇 |
食糧生産は人口増に追いつくか |
2 中国の台頭が引き金になるか 31 |
中国経済の急成長とエネルギー消費の増大 |
中国を上回るインドの人口増 |
中印の経済発展は地球に何をもたらすのか |
3 紛争の火種「南北格差」 55 |
広がる南北の経済格差 |
頷ける途上国の主張 |
格差解消が意味するところ |
第2章 生活面・産業面での限界の予兆 |
1 豊かさに倦み始めた日本社会-生活で見た限界の予兆 70 |
生活を時間の視点で考える |
これ以上何が必要というのか |
成熟社会のマイナス面 |
2 産業に見る限界の兆候 95 |
産業革命に学ぶ |
サービス産業の生産性向上は何をもたらすか |
新たな必要は見つかるか |
第3章 科学技術への不信、不安 |
1 科学技術への漠然とした不安 106 |
2 最近も続出する事故や不正 113 |
科学技術コミュニティヘの不信を招く事件 |
研究者への不信を招く事件 |
3 避けて通れない不確実性 124 |
信頼性の基本 |
科学的知識は十分か |
人間は不確実な存在 |
時の流れによる変化 |
4 科学技術者は信頼できるか 144 |
歴史は語る |
規範が狂っている |
第4章 変化する科学技術と社会の関係 |
1 科学技術は日本の発明 161 |
技術で圧倒的に先進的であったアジア |
なぜアジアで科学が生まれなかったか |
科学技術が持つ特別な意味 |
科学技術の功罪 |
2 行動する社会 182 |
3 科学技術と社会の共進化 187 |
科学技術の発展を生物進化にたとえる |
お互いがダイナミックに変化する=共進化 |
科学技術は社会のどこと共進化してきたか |
なぜ社会全体との共進化が望まれるか |
4 科学技術にどんな価値を求めるのか 198 |
科学技術が生み出した価値 |
人々は何を求めているのか |
虚しいヘゲモニー争い |
第5章 科学技術文明再生のために |
1 市民は今のままでいいのか 230 |
市民に求められる最低条件 |
科学技術リテラシー |
科学技術リテラシーとしての思考法 |
2 安全・安心社会は実現できるのか 245 |
安全社会とは |
社会的リスクと個人的リスク |
安心を考える |
安心社会実現は市民参加から |
安心の鍵は個人的リスク |
3 科学技術コミュニティはどうあるべきか 268 |
説明責任とは何か-説明責任と情報公開 |
科学技術者倫理の重要性 |
社会の声を反映する仕組み |
4 科学技術コミュニケーターの役割 280 |
第1章 地球が悲鳴を上げている-地球規模で表面化する限界 |
1 地球は何人まで養えるのか 2 |
世界人口“億人時代 |
現実味を帯びる地球温暖化 |
水資源が足りない |
エネルギー・鉱物資源の枯渇 |