| はじめに |
| 第1章 共生に向けて |
| エネルギーロード…首都圏の電力賄う屋台骨 14 |
| 中国と石油・ガス争奪戦…求められる国家戦略 20 |
| 減らぬ原油埋蔵量…無尽蔵説 注目集める 25 |
| 次代へ走る燃料電池…開発レース、まだ序盤 30 |
| モーダルシフト…CO2削減”物流”動く 34 |
| 夢のバイオマス…「厄介者」を有効利用 38 |
| 循環型社会へ広がり…菜の花も廃食油も変身 42 |
| コラム①石油が枯渇する日 ピークオイル 48 |
| 第2章 原発再考 |
| テロへの備え…厳戒 必要性どう周知 52 |
| 廃棄物最終処分場…公募から4年、ようやく前進 55 |
| 六ヶ所村の選択…働く場確保「共生」で光 59 |
| もんじゅの知恵…世界が注目する技術 63 |
| IAEAの優等生…再処理は信頼の証し 66 |
| 地震対策見直し…不安解消へ不断の努力 70 |
| メーカーの攻防…世界を舞台に進む再編 73 |
| 信頼回復に向けて…望まれるいっそうの情報公開 77 |
| コラム②原子力政策担うプルサーマル計画 82 |
| 第3章 エネルギー安保 |
| シーレーン…安全確保 見えぬ戦略 86 |
| サウジの思惑…石化合弁 友好のカギ 89 |
| 自主開発油田…民主主導へ揺れた戦略 93 |
| 宝庫サハリン…LNG購入 中国の影 96 |
| LNG輸入大国…調達市場にライバル続々 99 |
| 石炭復権…エネルギー価格高騰で見直し進む 103 |
| 和製メジャー…政府系2社の統合がカギ 107 |
| コラム③資源開発・国際政治の難しい方程式 110 |
| 第4章 新エネルギー |
| 風力発電…風任せ、カギは蓄電池に 114 |
| 太陽光発電…環境重視で好循環を 117 |
| 燃料電池…架線がいらない電車 120 |
| 縁の油 バイオエタノール…自動車、木で走らせる 123 |
| 石油代替燃料…無公害 実用化へ快走 127 |
| 水素…製鉄所が供給拠点に 130 |
| 地熱発電…蒸気活用 湧く知恵 133 |
| コラム④RPS法 電力会社に新エネ義務付け 138 |
| 第5章 京都の約束 |
| 意識改革迫る議定書…家庭で増加続くCO2排出 142 |
| CO2を分離・回収…石炭復権へ技術開発 145 |
| CO2の地中貯留…石炭層活用でコスト削減 148 |
| 自動車のCO2削減競争…業界地図変化の兆し 152 |
| 排出権取引…巨大マネー 商社動く 155 |
| 省エネ技術…アジア各国が熱い熱視線 158 |
| CO2排出増える家庭部門…転換迫られる生活様式 161 |
| コラム⑤動き出した排出権ビジネス 166 |
| 第6章 循環型社会 |
| 森を守れ…世界に広がる3R運動 170 |
| 隠れた鉱脈…電子基板の貴金属回収 173 |
| ゼロエミッション…環境性能もブランド 176 |
| エコタウン…資源供給の動脈産業へ 180 |
| リサイクル技術…国際競争力創出の支え 183 |
| ペットボトル…コストが壁 中国に”流出” 186 |
| 食の連鎖…飼料化で自給率アップ 189 |
| コラム⑤リサイクル率、着実に上昇 194 |
| 第7章 日本の針路を聞く |
| 甘利明経済産業相…民間石油開発、国が後ろ盾に 198 |
| 小池百合子前環境相…「するな」から「しよう」への環境行政へ 201 |
| 勝俣恒久電気事業連合会会長…エネルギー確保、官民一体で 204 |
| 野村明雄日本ガス協会会長…資源開発の国策会社必要 207 |
| 渡文明石油連盟会長…技術をテコに産油国と関係強化を 210 |
| 対談 「経済成長と環境」両立をめざして |
| ・衆議院議員・近藤三津枝さん:東京理科大教授・森俊介さん 214 |
| まずライフスタイルを変えなければ/省エネ技術が中国の大量消費抑止策に |
| 省エネ意識育てるシステムが必要/将来も大きな役割担う原子力発電 |
| ・参議院議員・舛添要一さん:写真家・織作峰子さん 225 |
| 高い省エネ技術で途上国支援へ/「むだ」数字化で意識は変わる |
| 地球規模で考えることの大切さ/自前のメジャーで油田権益確保を |
| あとがき |
