| はじめにi |
| 第1章 細胞の増殖とタンパク質のダイナミックス 1 |
| 1.1 細胞の増殖 1 |
| 1.2 細胞内の生命機能 4 |
| 1.3 分子の合成反応や酵素反応を微分方程式で書く 6 |
| 第1章：演習問題 10 |
| 第2章 概日リズム 13 |
| 2.1 周期的振動を作り出すモデル 14 |
| 2.2 モデルの修正の影響 20 |
| 2.3 酵素反応の飽和の効果：反応の場所による違い 22 |
| 2.4 周期の温度補償性 24 |
| 2.5 外界の周期への同調：位相反応曲線 27 |
| 第2章：演習問題 29 |
| 参考文献の追加 30 |
| 第2章：付録A 平衡状態の安定性 31 |
| 第2章：付録B リアプノフ関数 32 |
| 第3章 生物のパターン形成 35 |
| 3.1 熱帯魚の縞模様 35 |
| 3.2 チューリングモデル 36 |
| 3.3 縞の方向性 40 |
| 3.4 縞か水玉か？ 43 |
| 3.5 皮膚癌のコロニー形成 44 |
| 3.6 バクテリアのコロニー形成：ミムラモデル 43 |
| 3.7 スパイラルパターンについて 50 |
| 第3章：演習問題 50 |
| 参考文献の追加 51 |
| 第3章：付録 拡散方程式 52 |
| 第4章 形態形成のダイナミックモデル 57 |
| 4.1 接着力による細胞の自動的選別 57 |
| 4.2 魚の網膜の錐体モザイク形成 63 |
| 4.3 葉脈形成：カナリゼーションモデル 66 |
| 4.4 細胞の中のオーキシンのやりとりについて 68 |
| 4.5 四肢のできはじめ 70 |
| 4.6 形態の時空間発展 72 |
| 参考文献の追加 74 |
| 第5章 生態学での格子モデル 77 |
| 5.1 亜高山森林の縞枯れ現象 78 |
| 5.2 熱帯季節林のギャップ動態 83 |
| 5.3 平均場近似とペア近似 86 |
| 5.4 病気による宿主植物の絶滅 88 |
| 5.5 化学戦争をするバクテリア 91 |
| 第5章：演習問題 93 |
| 参考文献の追加 93 |
| 第5章：付録 ペア近似の計算 95 |
| 第6章 樹木の一斉開花・結実とカオス結合系 99 |
| 6.1 離散時間の力学 99 |
| 6.2 カオスとリアプノフ指数 102 |
| 6.3 ブナの一斉開花・結実現象と結合マップ系 104 |
| 6.4 花粉結合 107 |
| 6.5 結合写像格子 111 |
| 6.6 共通の環境変動が同調をもたらす：モラン効果 114 |
| 第6章：演習問題 117 |
| 参考文献の追加 120 |
| 第6章：付録 離散時間モデルの安定性について 121 |
| 第7章 生活史の戦略 123 |
| 7.1 一年生植物の開花のタイミング 123 |
| 7.2 なぜ生物は最適スケジュールをとると考えるのか？ 126 |
| 7.3 多年生がよいか一年生がよいか 127 |
| 7.4 隔年結果とモノカルピー 130 |
| 7.5 不確定な環境のもとでの保険としての貯蔵 132 |
| 7.6 葉の化学防御（アルカロイド） 135 |
| 7.7 免疫系と防御戦略 138 |
| 第7章：演習問題 139 |
| 参考文献の追加 140 |
| 第7章：付録A ボントリャーギンの最大原理について 141 |
| 第7章：付録B 確率的ダイナミックプログラミング：不確定な環境のもとでの保険としての貯蔵器官 142 |
| 第8章 性の進化 145 |
| 8.1 魚の性転換 146 |
| 8.2 性比のゲーム：寄生蜂 148 |
| 8.3 なぜ雄と雌があるのか？ 153 |
| 8.4 個体ごとに雄と雌に分かれるのか兼業するのか 155 |
| 8.5 雌雄の違い 157 |
| 8.6 性：なぜ遺伝子を混ぜ合わせるのか 159 |
| 第8章：演習問題 161 |
| 参考文献の追加 162 |
| 第8章：付録 有性生殖の2倍のコストについて 163 |
| 第9章 哺乳類のゲノム刷り込みの進化 165 |
| 9.1 適応進化のダイナミックス 165 |
| 9.2 量的遺伝学について 168 |
| 9.3 血縁個体への利他的行動の進化 169 |
| 9.4 ゲノム刷り込み 172 |
| 9.5 遺伝子発現量の進化 174 |
| 9.6 ゲノム刷り込みの進化をとどめる力 179 |
| 9.7 組織の配分比率に影響する遣伝子のインプリンティング 180 |
| 9.8 X染色体上の遺伝子の刷り込みと子の性による違い 181 |
| 第9章：演習問題 184 |
| 参考文献の追加 185 |
| 第9章：付録 複数の形質の進化について 186 |
| 第10章 発癌プロセス 189 |
| 10.1 癌発症年齢の分布 189 |
| 10.2 癌抑制遺伝子 190 |
| 10.3 進化としての発癌過程 192 |
| 10.4 突然変異の固定確率 193 |
| 10.5 染色体不安定 197 |
| 10.6 発癌のリスクを下げる組織デザイン 200 |
| 10.7 慢性骨髄性白血病（CML） 203 |
| 第10章：演習問題 207 |
| 参考文献の追加 208 |
| 第10章：付録A モランプロセスの固定確率 209 |
| 第10章：付録B 分枝過程における絶滅確率の計算 210 |
| あとがき 212 |
| 本書を読み終えた読者に 214 |
| 謝辞 216 |
| 引用文献 218 |
| 索引 226 |
| はじめにi |
| 第1章 細胞の増殖とタンパク質のダイナミックス 1 |
| 1.1 細胞の増殖 1 |
| 1.2 細胞内の生命機能 4 |
| 1.3 分子の合成反応や酵素反応を微分方程式で書く 6 |
| 第1章 : 演習問題 10 |
