日本語版まえがき i |
序 章 1 |
第1章 デザインの二千年 3 |
プラトンによる「デザインからの議論」 13 |
アリストテレスの目的因 18 |
キリスト教徒 21 |
科学革命 25 |
デイヴィッド・ヒューム 28 |
第2章 ペイリーとカントの反撃 11 |
イングランド国教会の妥協 33 |
生物の中の工夫 35 |
一九世紀 38 |
イマヌエル・カント 44 |
第3章 進化の種をまく 31 |
エラズマス・ダーウィン、進化的進歩を信奉する 51 |
イマヌエル・カント、進化的思考を拒絶する 53 |
キュヴィエ、生存条件を説明する 59 |
相同性 63 |
第4章 問題の多元性 |
ウィリアム・ヒューウェルの変転 69 |
基本的理念 74 |
進化論への抵抗 76 |
世界の多数性 79 |
第5章 チャールズ・ダーウィン |
ビーグル号での航海 88 |
進化への到達 91 |
種の起源 94 |
サル問題 98 |
第6章 あまりにも深遠な主題 |
初期 104 |
『種の起源』へ 109 |
『種の起源』 114 |
後年の著作 115 |
ダーウィンとデザイン 119 |
第7章 ダーウィン主義者対ダーウィン主義者 |
ダーウィンのブルドッグ、トマス・へンリー・ハクスリー 130 |
ハクスリーと機能 133 |
エイサ・グレイ 137 |
グレイと機能 139 |
ダーウィンの苦悩 142 |
第8章 進化論の世紀 |
ヘンリー・ウォルター・ベイツ 147 |
ロナルド・A・フィッシャー 150 |
生態遺伝学 154 |
適応地形 155 |
テオドシウス・ドブジャンスキー 158 |
選択概念の拡大 160 |
第9章 適応は機能する |
アルコールをたしなむショウジョウバエ 165 |
グッピーとその捕食者たち 168 |
ヨーロッパカヤクグリの性生活 170 |
クールに保つ 175 |
子殺し 179 |
第10章 理論とテスト |
不適応 187 |
遺伝的浮動 188 |
完全性 190 |
選択のレベル 197 |
比較研究 202 |
最適化モデル 204 |
イチジクコバチの性比 207 |
第11章 よみがえった形態主義 |
遺伝的制約 214 |
歴史的制約 215 |
構造的制約 221 |
物理的制約 226 |
無償の秩序 228 |
形態か機能か 234 |
第12章 機能からデザインへ |
生気論者たち 239 |
目標指向的システム 242 |
原因と能力 245 |
分析 248 |
デザイン 251 |
第13章 比喩としてのデザイン |
デザインの比喩 261 |
目標指向的システム再び 263 |
誤った焦点 265 |
還元への回帰 268 |
第14章 進化する自然神学 |
大きな乖離 284 |
二〇世紀 288 |
新正統主義の自然神学批判 290 |
今日の宗教の立場 293 |
ダーウィニズムと進歩 296 |
第15章 時計の針を戻す |
概念的議論による知的デザインの擁護 301 |
知的デザイン批判 304 |
説明フィルター 307 |
ただメシはない? 309 |
盲目の時計職人 314 |
苦痛 316 |
時計の針を戻す? 319 |
図版出典 323 |
謝辞 324 |
訳者あとがき 325 |
参考文献 354 |
索引 370 |