機構長挨拶 自然科学研究機構長 志村令郎 10 |
趣旨説明 立花隆 16 |
オーバービュー 宇宙エネルギーの源―核融合エネルギーの実用化への道 核融合科学研究所 本島修 19 |
太陽や星のエネルギー源は核融合反応 |
地球文明を持続させるための鍵はエネルギー |
核融合反応とは |
核融合エネルギー炉による発電の仕組み |
原子力と核融合エネルギーの違い |
日本における核融合研究の黎明 |
世界の核融合研究 |
大型へリカル装置内部からの生中継 |
大型へリカル装置建設の成果 |
高密度運転のシナリオと新たな展開 |
へリカル型核融合エネルギー炉の実現に向けて |
一章 宇宙の核融合 |
私たちにもっとも近い星・太陽と地球のつながり 国立天文台 桜井隆 43 |
太陽とは |
太陽の大きさと構造 |
日本の人工衛星による太陽観測 |
太陽の観測画像 |
太陽のさまざまな変動 |
フレア爆発 |
黒点数の変動 |
太陽の周期活動 |
太陽の進化 |
まとめ |
ニュートリノで探る太陽 東京大学宇宙線研究所 鈴木洋一郎 61 |
ニュートリノとは |
ニュートリノはどのようにつくられるか |
太陽ニュートリノのエネルギー |
太陽ニュートリノ |
ニュートリノの生成過程 |
太陽ニュートリノの観測 |
カミオカンデでの太陽ニュートリノ観測 |
太陽ニュートリノの謎の解決 |
ニュートリノ振動 |
ニュートリノが質量をもつ意味 |
地上の太陽から宇宙を探る 核融合科学研究所 加藤隆子 77 |
宇宙はさまざまな波長の光に満ちている |
プラズマからの光のスペクトル |
観察される光の波長によって異なる現象 |
核融合実験装置の高温プラズマ |
地上の太陽LHDで新たな物理の地平を開拓する |
二章 地上の核融合 |
導入 立花隆 92 |
一億度のプラズマを閉じ込める 核融合科学研究所 山田弘司 95 |
第二部「地上の核融合」全体のねらい |
プラズマの閉じ込めとは |
プラズマの閉じ込めの原理 |
大きくかつ精緻な大型へリカル装置LHD |
プラズマ閉じ込めの第一基礎 |
荷電粒子の集合体としての集団現象による異常輸送 |
異常輸送の解明へ向けて |
超高密度プラズマの実現 |
核融合プラズマの安定性原則 |
よりよい閉じ込め装置をつくるために |
一億度にプラズマを加熱する 核融合科学研究所 竹入康彦 123 |
なぜ、プラズマの加熱か |
粒子ビームによる加熱の原理 |
どのようにして高速粒子をつくるか |
巨大負イオン源を自ら開発 |
百本以上のビームをまとめて加速する |
一・五億度のイオン温度を達成 |
核融合、そして、地球のための超伝導技術 核融合科学研究所 柳長門 139 |
超伝導とは |
LHDの超伝導コイルシステム |
高温超伝導体とは |
超伝導地球電力ネットワーク構想 |
人工地磁気の発生ができるか |
赤道部超伝導コイルの仕様 |
レーザー核融合から新しい宇宙物理学の誕生へ 大阪大学 高部英明 153 |
はじめに |
レーザーの発明とレーザー核融合 |
レーザー核融合の発案 |
現在のレーザー核融合研究 |
米国におけるレーザー核融合研究の背景 |
レーザー核融合に必要な条件 |
日本のレーザー核融合エネルギー研究の課題 |
実験室宇宙物理学とは |
実験室宇宙物理の世界は広がる |
日本の科学技術政策のあり方 |
核融合から二十一世紀の産業技術へ 核融合科学研究所 佐藤元泰 173 |
大電力マイクロ波プラズマ加熱 |
核融合プラズマの加熱から物性へ |
導体でも粉ならばマイクロ波が内部まで伝わる |
火力による加熱とマイクロ波加熱の違い |
核融合研究発二十一世紀ハイテクのコア技術 |
人類文明を守るために |
高純度銑鉄の研究開発 |
マイクロ波利用の高純度製鉄技術の波及効果 |
人類一万年の文明へ向けて |
まとめ 核融合は人類のサバイバル技術 立花隆 189 |
パネルディスカッション 一万年続く高度文明は存在するか? 193 |
司会 NHKアナウンサー 葛西聖司 |
パネリスト |
立花隆 |
漫画家 松本零士 |
前国立天文台長 海部宣男 |
核融合科学研究所 本島修 |
地球文明と宇宙文明 |
宇宙戦艦ヤマトの推進力、重力波動エンジンとは |
この一千年を振り返る |
変化の時間スケール |
自然災害と人類による環境破壊 |
現在は第何期の文明か |
地球を守る努力を |
二十九年後の実証を目指して |
困難でも核融合は実現を |
危機管理のための宇宙開発 |
この世界を持続させるための必死の戦いを |
夢を語ることは大事 |
夢みる力を実現するための資金を |
閉会挨拶 核融合科学研究所 本島修 221 |
Q&A 222 |
機構長挨拶 自然科学研究機構長 志村令郎 10 |
趣旨説明 立花隆 16 |
オーバービュー 宇宙エネルギーの源―核融合エネルギーの実用化への道 核融合科学研究所 本島修 19 |
太陽や星のエネルギー源は核融合反応 |
地球文明を持続させるための鍵はエネルギー |
核融合反応とは |