はじめに~新版への序をかねて~ iii |
1章 工学倫理をはじめるにあたって 1 |
工学倫理とは 1 |
なぜいま工学倫理なのか 5 |
工学倫理をめぐる日米の違い 10 |
Column アメリカの工学倫理教育事情 12 |
事例ファイル1 2000年問題 2 |
事例ファイル2 みずほ銀行システムトラブル 3 |
事例ファイル3 首都圏鉄道網改札機トラブル 3 |
事例ファイル4 クレディット・カード情報窃盗事件 4 |
事例ファイル5 東海村核燃料工場臨界事故 6 |
事例ファイル6 原子力発電所トラブル隠し 6 |
事例ファイル7 雪印乳業食中毒事件 7 |
事例ファイル8 JR西日本福知山線脱線事故 8 |
事例ファイル9 耐震強度偽装事件 8 |
2章 技術者倫理と技術倫理 13 |
技術者倫理と技術倫理 13 |
技術評価とは 18 |
安全と安心は別物 18 |
技術者倫理が問われる場合 20 |
もっとも単純な倫理違反-嘘は泥棒のはじまり 26 |
工学会の倫理規程 26 |
Column 2007年中の交通事故 19 |
事例ファイル10 フォード・ピント事件 22 |
事例ファイル11 アスベスト禍 22 |
事例ファイル12 協和香料化学事件 23 |
事例ファイル13 インターネットとファイル交換ソフト“ウイニー” 24 |
事例ファイル14 地雷探知に挑んだ技術者 25 |
事例ファイル15 論文ねつ造事件 27 |
3章 技術者と倫理 30 |
日本の技術 30 |
日本とアメリカにおける技術者の位置づけ 33 |
◆技術者の位置づけの違い |
◆大学院での技術者教育 |
技術者に対する尊敬と信頼 35 |
技術者に求められる倫理とは? 36 |
事例ファイル16 新幹線事故と安全性 32 |
4章 専門職と組織人の倫理 38 |
専門職であるということ 38 |
組織人であるということ 41 |
Column マスコミの功罪 40 |
5章 倫理問題への対応 43 |
日本の企業のとりくみ 43 |
◆企業・組織の姿勢 |
◆公益通報者保護法と技術者 |
◆日常的な活動 |
工学倫理にも集団活動を! 48 |
国際的な舞台でのとりくみ 48 |
Column ハインリッヒの法則 46 |
事例ファイル17 インド・ボパール殺虫剤工場事故 49 |
事例ファイル18 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン事件 50 |
事例ファイル19 インドネシア味の素事件 51 |
6章 製造物責任と技術者 52 |
製造物責任法(PL法)とは 52 |
法成立以前のPL訴訟事例 55 |
日本企業の外国におけるPL訴訟事例 56 |
製造物責任法成立までの経緯 57 |
日米欧のPL法比較 60 |
事例ファイル20 ブリジストン・ファイアストン事件 56 |
7章 実践的技術者倫理のすすめ 62 |
8章 事例から学ぶ 65 |
事例研究とグループ討議 65 |
①〔実事例〕 チャレンジャー事故 67 |
②〔実事例〕 シティコープ・ピル 70 |
③〔仮想事例〕 実験廃液 74 |
④〔仮想事例〕 ゴルフボール 76 |
⑤〔仮想事例〕 車間距離制御装置 79 |
⑥〔実事例〕 家庭用カビ取り剤とPL法 83 |
⑦〔仮想事例〕 自動車用エアゾル製品 86 |
付録 おもな理工学協会の倫理規程 89 |
土木学会 90 |
日本技術士会 91 |
情報処理学会 92 |
電気学会 93 |
電子情報通信学会 94 |
日本建築学会 96 |
日本機械学会 97 |
日本化学会 99 |
日本原子力学会 105 |
応用物理学会 110 |
化学工学会 111 |
NSPE Code of Ethics for Engineers(原文,日本語訳) 114 |
NSPE Engineer's Creed(原文,日本語訳) 124 |
Synopsis 125 |
工学倫理重要用語集 131 |
索引 138 |