自然科学研究機構とは何か 自然科学研究機構長 志村令郎 7 |
本日のシンポジウムのコンセプト プログラムコーディネーター 立花隆 17 |
見えてきた!宇宙の謎、宇宙生命の謎 国立天文台 海部宣男 19 |
宇宙を観る |
宇宙の大構造とダークマター |
遠くを見ることは宇宙の歴史を見ること |
国立天文台四次元デジタル宇宙プロジェクト |
現在の宇宙の理解 |
宇宙論の現在 |
現在の宇宙膨張の考え方-インフレーション仮説 |
宇宙の物質進化史 |
太陽系外惑星の観測例 |
太陽系の形成標準モデルでは説明できない |
星が生まれる場所 |
原始惑星系円盤を見る |
惑星系の形成現場を見る |
地球型惑星と生命探し |
宇宙の文明を観測する |
文明の寿命 |
見えてきた!生命の謎 生物はどこからきてどこに行くのか 基礎生物学研究所 長谷部光泰 49 |
生物の大きな特徴:多様性 |
実際の調査風景 |
多様な生物の出発点はどこだろうか |
ふえると何が起こるか |
限られた資源、多くの敵-どうやって生き残るか |
有性生殖はほんとうに有利か |
新しい武器の獲得-細胞内共生 |
多細胞生物の進化 |
動物と植物は、どのように進化したのだろうか |
どうして異なった微小管系ができたのか |
多細胞生物の多様な形は、どのように進化したのだろうか |
生物の形態の進化はどのような発生遺伝子の進化によって引き起こされたのか |
花器宮はどのような遺伝子のはたらきでつくられるか |
遺伝子の進化-遺伝子重複と機能分化 |
マッズボックス遺伝子はどのように制御されているのだろうか |
花弁とがく片をもたない裸子植物はA機能遺伝子をもっているのか |
コケ植物のリーフィー遺伝子 |
人間の進化は進化を超えた |
〈もう一つの宇宙=脳の神秘が見えてきた〉 |
脳は不思議がいっぱい 生理学研究所 柿木隆介 79 |
脳波を使った嘘発見器 |
嘘発見器のデモンストレーション |
脳波を利用した嘘発見器の利用法 |
人間の脳の可塑性…その一 |
人間の脳の可塑性…その二 |
人間の脳の可塑性…合指症の分離術前後の脳活動 |
顔認知の研究 |
相貌失認患者での顔認識 |
ヒト顔認知機構の研究 |
表情認知に関連する脳部位 |
社会恐怖症患者の人間の顔をみたときの反応 |
顔認知におけるサブリミナル効果 |
赤ちゃんはどのようにして顔を認知しているのか |
人間における痛覚認知機構の研究 |
ヨガマスターにおける痛覚認知 |
令後の脳研究の展望 |
フェムト秒レーザーがとらえる脳の秘密 生理学研究所・東京大学 河西春郎 115 |
樹状突起スパインと高次脳機能 |
スパインの機能的意義を探る |
なぜ、フェムト秒レーザー光か |
2光子励起顕微鏡 |
樹状突起表面のグルタミン酸感受性分布 |
長期増強とシナプスの形態変化 |
スパイン頭部の形態変化と機能 |
フェムト秒レーザーを使って脳内をのぞく |
動く大脳のシナプス |
〈二十一世紀はイメージング・サイエンスの時代〉 |
総論:科学は見る時代から見えないものを観る時代へ 岡崎統合バイオサイエンスセンター 永山 國昭 133 |
見えないものを観てきた自然科学 |
先人たちの見たミクロの世界 |
顕微鏡と望遠鏡の原理 |
イメージング・サイエンス |
バイオイメージングから医用イメージングヘ |
蛍光ラベル法でみた生物の発生過程 基礎生物学研究所 田中実 143 |
みるとはどのようなことか |
実験動物としてのメダカの特徴 |
生物にとっての性 |
生殖腺のでき方と性分化 |
メダカの生殖細胞の分化と動きをみる |
細胞内構造をみる |
立体構造をみる |
ナノの世界まで光でみえてしまう近接場光学 分子科学研究所 岡本裕巳 157 |
光学顕微鏡の原理と限界 |
ものの大きさと各種の顕微鏡 |
近接場光学顕微鏡 |
近接場光学顕微鏡の仕組みと動作 |
近接場光学顕微鏡の特徴 |
ナノの世界の話…金でできたナノの棒と波動関数 |
ミクロ世界の出来事を支配する物理法則…量子論 |
金属中の電子の振動(プラズモン)と波動関数 |
位相差電子顕微鏡で見えてきた生き物のナノ世界 生理学研究所 永山國昭 171 |
ポストゲノムとしての生命科学 |
たんぱく質と細胞のギャップを埋める |
無染色電子顕微鏡法の開発 |
位相差顕微鏡の歴史 |
透明なモノをみる極低温位相差電子顕微鏡 |
位相差電子顕微鏡での観察例 |
自然階層の四次元シアターの実現に向けて |
ボケもゆらぎもキャンセルしてしまう補償光学 国立天文台 家正則 185 |
補償光学とは |
可変形鏡の原理 |
補憧光学でみえてきた宇宙 |
銀河中心のブラックホールの存在を証明 |
次世代の補償光学 |
補償光学技術の産業へのインパクト |
イメージング計測が解明した核融合プラズマの謎 核融合科学研究所 長山好夫 203 |
核融合は無限のエネルギー源 |
一億度のプラズマをどう閉じ込めるか |
五億度プラズマの閉じ込めに成功 |
トカマクの大敵は崩壊現象(ディスラプション) |
鋸歯状崩壊は磁気再結合する |
磁気面を可視化する |
マイクロ波イメージング |
高ベータ型ディスラプション |
高ベータ型デイスラプションを防ぐ |
まとめ |
パネルディスカッション |
二十一世紀はイメージング・サイエンスの時代 225 |
司会 岡崎統合バイオサイエンスセンター 永山 國昭 |
パネリスト 生理学研究所・東京大学 河西 春郎 |
パネリスト 基礎生物学研究所 田中 実 |
パネリスト 分子科学研究所 岡本 裕巳 |
パネリスト 国立天文台 家 正則 |
パネリスト 核融合科学研究所 長山 好夫 |
検出器の進展へ向けての技術協力が重要 |
技術開発の協力相手はどのようにして決めるのか |
光学顕微鏡の開発は純国産、その応用は? |
核融合研究は国際協力の世界 |
世界のトップ技術を集めての開発 |
最先端の開発には日本全体の技術力が不可欠 |
フィンランドの国力をかけた脳磁図開発 |
光学顕微鏡の日本の技術レベルは |
自然科学研究機構内での連携強化を |
核融合研究は手づくりの世界 |
イメージングはモノづくりか情報か |
ソフトウェアでは米国の後塵を? |
立体化を自然科学研究機構の連携の柱に |
次の一手、課題 |
三十メートル望遠鏡の建設 |
位相の制御を目指して |
科学と社会をつなぐ手段としてのイメージング |
科学はみんなに知ってもらい、支えてもらって初めて成り立つもの |
おわりに |
総括 立花隆 253 |
自然科学研究機構とは何か 自然科学研究機構長 志村令郎 7 |
本日のシンポジウムのコンセプト プログラムコーディネーター 立花隆 17 |
見えてきた!宇宙の謎、宇宙生命の謎 国立天文台 海部宣男 19 |
宇宙を観る |
宇宙の大構造とダークマター |
遠くを見ることは宇宙の歴史を見ること |