注:[hIs]は、現物の表記と異なります |
|
まえがき iii |
第一章 配管類におこるトラブル事例 1 |
1.1 液封による内容液の噴出 1 |
[状況] 1 |
[原因] 2 |
[対策] 3 |
[さらにもっと] 4 |
1.2 ウォーターハンマー(水撃作用)による漏洩 7 |
[状況] 7 |
[原因] 7 |
[対策] 8 |
[さらにもっと] 8 |
1.3 水蒸気配管におこるスチームハンマー 10 |
[状況] 10 |
[原因] 10 |
[対策] 11 |
1.4 凍結による弁・配管の破壊 13 |
[状況] 13 |
[原因] 13 |
[対策] 13 |
1.5 配管フィッティング部からの漏れ 15 |
[状況] 15 |
[原因] 15 |
[対策] 15 |
[さらにもっと] 18 |
1.6 仕切弁(ゲート弁)の弁体の噛みこみ 19 |
[状況] 19 |
[原因] 19 |
[対策] 20 |
[さらにもっと] 22 |
1.7 弁のシート漏れ 23 |
[状況] 23 |
[原因] 23 |
① 経年劣化 23 |
② ごみなどの噛みこみによる傷付きなど 26 |
③ 過大な閉め付けによる変形・摩耗など 26 |
[対策] 27 |
1.8 弁が閉まらなくなる 28 |
[状況] 28 |
[原因] 28 |
[対策] 28 |
[さらにもっと] 29 |
1.9 配管も伸び縮みする 30 |
[現象] 30 |
[対策] 30 |
[さらにもっと] 32 |
1.10 パイプも腐食する 33 |
[現象] 33 |
[原因] 34 |
① 流体が腐食性である 34 |
② 配管材質の選定誤り 35 |
③ 配管設計・施工の不良 36 |
④ 断熱材による外部腐食など 37 |
[対策] 37 |
第二章 回転機械におこるトラブル事例 41 |
2.1 ポンプにおこるキャビテーション 41 |
[状況] 41 |
[原因] 41 |
① 吸い込み配管の圧力損失([hIs])の増大 47 |
② 運転状況の変化 47 |
[対策] 47 |
[さらにもっと] 48 |
① 摩擦圧力損失(圧力損失)の増大 50 |
②③ 流体の温度、組成の変化 50 |
④ 機器側の液位・内圧の変化 51 |
2.2 ポンプシール部の漏れ 51 |
[状況] 51 |
[原因] 52 |
[対策] 54 |
[さらにもっと] 56 |
2.3 ポンプにおこる異常振動 58 |
[状況] 58 |
[原因] 58 |
① ポンプ軸受の異常 59 |
② モーターとのアライメントの狂い 61 |
③ カップリングゴムの劣化・磨耗 63 |
④ モーターの異常 63 |
⑤ インペラーの異常 63 |
[さらにもっと] 64 |
2.4 マグネット駆動の回転機械におこるトラブル 64 |
[状況] 64 |
[原因] 65 |
[対策] 65 |
[さらにもっと] 66 |
2.5 容積式ポンプにおこるトラブル 66 |
[状況] 66 |
[原因] 66 |
[対策] 68 |
[さらにもっと] 69 |
2.6 気体圧縮機におこるサージング 71 |
[状況] 71 |
[原因] 71 |
[対策] 73 |
[さらにもっと] 75 |
2.7 振動が発する危険信号 77 |
[状況] 77 |
[原因] 77 |
振動の特性 79 |
① 単振動・複合振動 79 |
② 振幅・周期・周波数 79 |
③ 速度 80 |
④ 加速度 81 |
[対策] 81 |
2.8 軸受におこるトラブル 83 |
(1) 軸受の役目とその種類 83 |
(2) 軸受にかかる荷重 86 |
① 静荷重・動荷重 86 |
② ラジアル荷重・アキシアル荷重 86 |
③ 軸受の用い方、その種類 87 |
(3) 軸受に発生するトラブル 89 |
① 経年劣化 90 |
② 保守管理の不良 90 |
[さらにもっと] 91 |
2.9 潤滑油および潤滑剤 93 |
(1) 潤滑油・潤滑剤の種類 93 |
(2) 用途による潤滑油の分類 94 |
(3) 潤滑油・潤滑剤の機能 94 |
(4) 潤滑油・潤滑剤の原料 94 |
(5) 潤滑油におこるトラブル 95 |
① 選定の誤り 95 |
② 管理の不良 97 |
③ 劣化 97 |
(6) 潤滑油・潤滑剤の保守管理 97 |
(7) 潤滑剤の保管 99 |
第三章 プロセス機器におこるトラブル事例 101 |
反応装置におこる運転異常 101 |
3.1 原単位・収率・製品品質の悪化 102 |
未反応の増加 102 |
副反応の増加 102 |
① 触媒活性の低下、変質 103 |
② 温度・圧力などの操作条件の変化 105 |
③ 原料品質の変化 106 |
3.2 暴走反応 107 |
[原因] 107 |
[暴走時の処置法] 110 |
精製装置・機器におこる運転異常 110 |
精製の目的 110 |
① 純度を上げる 110 |
② 濃度を上げる 110 |
各種装置・機器におこる運転異常 112 |
3.3 ろ過・分離機 112 |
① 圧力式ろ過機 112 |
② 遠心式ろ過・分離機 114 |
③ 遠心式沈降分離機 116 |
④ 膜分離器 118 |
3.4 蒸発缶・濃縮缶 120 |
① スケールの発生 121 |
② 運転上におこる不具合現象 122 |
ⅰ 飛沫同伴 122 |
ⅱ 突沸 123 |
ⅲ 発泡 123 |
ⅳ 沸点上昇 124 |
3.5 晶析装置 124 |
① 晶析原理および操作法 124 |
② 晶析装置に発生する不具合 126 |
3.6 蒸留装置 126 |
① 蒸留の原理 127 |
② 蒸留塔の構成 128 |
③ 蒸留・精留塔におこるトラブル 130 |
ⅰ フラッディング 130 |
ⅱ ウィーピング 133 |
ⅲ その他におこる不調 134 |
3.7 乾燥機 135 |
① 乾燥の目的および形式 135 |
② 乾燥のメカニズム 136 |
③ 乾燥機における不具合現象 137 |
3.8 熱交換器 137 |
① 多管式熱交換器 138 |
ⅰ 熱交換量の低下 138 |
ⅱ 冷却・加熱源とプロセス流体の混濁 142 |
② プレート式熱交換器 142 |
3.9 円筒容器 144 |
① 簡単にへこむタンク 144 |
② 薄肉円筒容器は負圧に弱い 147 |
③ 薄肉円筒容器の肉厚計算式 148 |
④ 肉厚があまり薄いと座屈を起こしやすくなる 149 |
第四章 腐食によるトラブル事例 151 |
4.1 腐食の発生するメカニズム 152 |
4.2 腐食電池が形成される原因 154 |
ⅰ 金属材料の状態 154 |
ⅱ 異種金属の接触 155 |
ⅲ 濃淡電池 155 |
ⅳ 通気差電池 155 |
ⅴ 温度差電池 155 |
4.3 金属はなぜ腐食しやすい 155 |
4.4 腐食速度 156 |
4.5 腐食の形態 156 |
① 全面腐食 156 |
② 局部腐食 157 |
ⅰ 孔食 157 |
ⅱ すきま腐食 159 |
ⅲ 粒界腐食 159 |
ⅳ 選択腐食 160 |
ⅴ 応力腐食 161 |
4.6 腐食によるトラブル例 162 |
① 漏れの原因となる 162 |
② 機械的強度の低下 162 |
③ 機器の機能の低下 163 |
④ 内溶液の混濁 163 |
⑤ 資源の損失 163 |
4.7 欠陥判定方法 163 |
① 目視による方法 163 |
② 肉厚測定による方法 164 |
③ 欠陥探傷法を用いる方法 164 |
ⅰ. 染色探傷法 164 |
ⅱ. 磁気探傷法 165 |
ⅲ. 超音波探傷法 166 |
ⅳ. 放射線検査法 166 |
4.8 防食方法 168 |
① 材質の選定を誤らない 168 |
② 不動態化する 169 |
③ 加工方法・構造を工夫する 170 |
④ 塗装・コーティング・ライニング・メッキを施す 171 |
⑤ 電気防食を行う 173 |
第五章 電気・計装設備におこるトラブル事例 175 |
5.1 電源設備の構成 175 |
5.2 電気設備の安全・保護対策 178 |
① 過電流からの保護 178 |
② 漏電からの保護 183 |
③ 防爆構造による二次災害の防止 184 |
④ 非常用電源・保安用電源によるバックアップ 187 |
⑤ 高調波障害対策 188 |
⑥ 静電気障害対策 190 |
5.3 計装設備におこるトラブル事例と対策 192 |
[1] ハード面におけるトラブル 194 |
① 電源、空気・油圧源のトラブル 194 |
② 検出端のトラブル 194 |
③ 操作端のトラブル 197 |
④ コントローラーのトラブル 199 |
⑤ 配線・配管類のトラブル 201 |
[2] システムのトラブル対策 202 |
① 二重化 202 |
② システムの分散化 203 |
③ フェールセーフ 204 |
④ その他のバックアップシステム 205 |
第六章 バイオ関連機器におこるトラブル事例 207 |
6.1 バイオ・培養・発酵とは 207 |
6.2 発酵生産の特長 209 |
6.3 発酵によって生産される有用物 209 |
① 菌体が目的 210 |
② 酵素が目的 210 |
③ 代謝生産物が目的 210 |
④ 化学物質の変化・修飾を目的 212 |
⑤ その他 212 |
6.4 発酵生産の効率を高める工夫 213 |
① 微生物の濃度を高くする 214 |
② 微生物の生産能力の向上 214 |
③ 培養・発酵技術での工夫 214 |
6.5 実際の培養槽・発酵槽に必要な機能 215 |
① 培養・生産に必要な環境を整える 215 |
② 殺菌および無菌性保持の機能 219 |
6.6 コンタミ防止のための運転操作法および装置構造 220 |
① 装置の空殺菌 220 |
② 培地殺菌 223 |
③ 無菌シードおよび植菌法 224 |
④ 空気の除菌 225 |
⑤ 無菌性保持のための機構 226 |
6.7 発酵による生産方法 228 |
6.8 発酵プロセスのスケールアップ 229 |
① 主発酵槽での発酵時間を短くする 230 |
② 菌体の活性の維持 230 |
第七章 設備の保全管理 233 |
7.1 基本は五感を使った日常点検 233 |
① 日常の点検が重要 233 |
② 日常点検の工夫 234 |
7.2 専門的な保全管理の手法 236 |
① 事後保全 236 |
② 予防保全 236 |
7.3 故障は突然発生する 237 |
7.4 現場で行える保全管理 240 |
第八章 ミスオペの防止 243 |
8.1 ミスオペはどうしておこる 243 |
[1] ミスオペを誘発しやすい設備 243 |
① 複雑である 244 |
② 錯覚する 245 |
③ 見にくい 246 |
④ 操作しにくい位置にある 246 |
⑤ 作業環境の悪い場所にある 247 |
[2] 人間が関与して引き起こされるミスオペ 247 |
① 知らない 247 |
② 聞きまちがい、早合点 248 |
③ 思い込み 249 |
④ 手抜き 249 |
⑤ 忘れる 249 |
⑥ あわてる 250 |
8.2 ヒューマンエラーをなくす工夫 250 |
[1] 設備上の工夫 250 |
① できるだけシンプル・クリアにする 250 |
② 保護装置・バックアップシステムを設ける 250 |
③ 改善する 252 |
④ マニュアルの更新 252 |
[2] 人間側の防止対策 252 |
① 人間の特性 253 |
ⅰ 性格 253 |
ⅱ 能力 253 |
ⅲ 健康状態 254 |
② チーム力を高める 254 |
ⅰ チームワーク 254 |
ⅱ 監督者とメンバーの関係 255 |
ⅲ ホウレンソウ 256 |
③ スキルを高める 257 |
あとがき 259 |
附表 附表1,2 バルブ用ハンドル回しの大きさの例 261 |
索引 267 |