はしがき |
第一章 時の本・時の鐘 |
最後の鐘撞人 1 |
幽霊のとまどい 10 |
孫引き怖るべし 13 |
時の本 17 |
福沢諭吉と『西洋衣食住』 28 |
時の本・追補 39 |
漏刻・日時計 48 |
時の鐘 50 |
明治の暦 63 |
第二章 鳴り砂を求めて |
人魂と鳴り砂 71 |
鳴り砂を求めて-アラビア半島大砂丘の砂 76 |
鳴り砂を求めて-琴引浜、琴ヶ浜、十八鳴浜 86 |
再び鳴り砂を求めて-能登路への旅 101 |
鳴り砂と福岡 113 |
「鳴り砂」の圧殺 126 |
第三章 大ざつしよ |
『大ざつしよ』 131 |
『大ざつしよ』の価値 133 |
『大ざつしよ』の書誌 136 |
『大ざつしよ』の源流 141 |
古『大ざつしよ』 144 |
人の性 146 |
夢占い 150 |
「まじない」と「くすり」 153 |
自然現象 157 |
『大ざつしよ』の成長と終焉 160 |
『大ざつしよ』と釜鳴り 162 |
一冊の「大雑書」から 170 |
第四章 科学史の横道 |
科学史の横道 177 |
花魁と女奴隷 177 |
王様と学問 179 |
学者の喧嘩好き 180 |
科学史の中の日本 181 |
科学と自国語 183 |
鳶と油揚 186 |
風呂の中のアルキメデス 189 |
猫のひげ 194 |
名前と統計と社会学 198 |
言葉の化石 203 |
窮理熱の流行 206 |
歴史の難かしさ 210 |
学問の谷間-度量衡史の研究 212 |
プロとアマ 215 |
素人の哀歓 219 |
窮理熱と軽気球 226 |
芝切通の時鐘 Time bell of ”Shiba” 235 |
第五章 西洋度量衡の受容 |
一 度量衡と文化 245 |
二 西洋度量衡の受容 246 |
三 志筑忠雄の『度量衡』 250 |
四 『柳圃和蘭度量衡追加藁』 266 |
五 宇田川榕庵の『西洋度量考』 268 |
六 『遠西医方名物考』 280 |
七 『遠西医方名物考補遺』 281 |
八 帆足万里の『窮理通』 285 |
九 広瀬元恭の『理学提要』 289 |
十 青山幸哉の『西洋度量考』 292 |
十一 杉田成卿の『遠西秤量尺度考』 294 |
十二 小野秋碧の『斤量篇附尺量摘要』 313 |
十三 受容の問題点 331 |
十四 メートルの受容 333 |
十五 曲尺の長さ 337 |
十六 重さの基準ゲレイン 343 |
十七 総括 345 |
十八 密度(比重) 346 |
十九 『厚生新編』と密度 351 |
あとがき 357 |
縁 橋本正名 360 |