まえがき |
第1章 世界遺産でみる環境問題 |
1-1 世界遺産と環境問題 1 |
1-2 世界遺産とは 2 |
1-3 世界危機遺産 3 |
1-4 世界危機遺産の例 4 |
1-5 世界遺産,危機遺産に見る環境問題 6 |
第2章 地球温暖化 |
2-1 国内最高気温74年ぶりに更新 11 |
2-2 地球温暖化の定義とメカニズム 11 |
2-3 地球温暖化の影響 12 |
2-4 京都議定書 13 |
2-5 地球温暖化への対策 14 |
2-6 地球温暖化をめぐる話題 15 |
2-7 問題群としての地球環境問題 19 |
第3章 エルニーニョ現象・ラニーニャ現象 |
3-1 エルニーニョ現象・ラニーニャ現象とは 21 |
3-2 エルニーニョ現象・ラニーニャ現象のメカニズム 21 |
3-3 エルニーニョ現象と世界・日本の天候 23 |
3-4 エルニーニョ現象と冷害 24 |
3-5 エルニーニョ現象・ラニーニャ現象の監視と予測 25 |
第4章 異常気象 |
4-1 異常気象とは 27 |
4-2 異常気象の頻発 27 |
4-3 異常気象の原因 28 |
4-4 異常気象レポート2005 29 |
4-5 異常気象と地球温暖化 30 |
4-6 最近の異常気象の実態 31 |
4-7 生物季節現象の変化 31 |
第5章 気象災害 |
5-1 気象災害とは 33 |
5-2 豪雨 34 |
5-3 暴風 34 |
5-4 高潮 36 |
5-5 洪水 38 |
5-6 猛暑 39 |
5-7 竜巻 40 |
5-8 雷 41 |
5-9 飢饉 42 |
第6章 ヒートアイランド |
6-1 熱の島 45 |
6-2 ヒートアイランドの原因 45 |
6-3 都市気温の上昇 46 |
6-4 熱中症 47 |
6-5 路面の照り返し 49 |
6-6 生態系への影響 51 |
6-7 ヒートアイランドの対策 52 |
第7章 屋上緑化 |
7-1 植物の減熱効果 53 |
7-2 屋上緑化の方法 53 |
7-3 屋上緑化,壁面緑化の例 54 |
7-4 屋上緑化の観測 55 |
7-5 屋上緑化の効果 58 |
7-6 屋上緑化,壁面緑化の補助 59 |
第8章 保水性塗装と低発熱性舗装 |
8-1 塗装とヒートアイランドの緩和 61 |
8-2 保水性舗装 62 |
8-3 低発熱性舗装 63 |
第9章 酸性雨 |
9-1 頭が禿げるって 67 |
9-2 酸性雨のメカニズム 68 |
9-3 日本と中国の酸性雨被害 69 |
9-4 越境する原因物質 71 |
9-5 酸性雨による影響と被害 72 |
9-6 酸性雨に対する取組み 74 |
第10章 大気汚染と光化学スモッグ |
10-1 大気汚染 77 |
10-2 光化学スモッグ 77 |
10-3 光化学スモッグの影響・対応策と注意報 79 |
10-4 再び光化学スモッグが増加中 80 |
10-5 九州覆う光化学スモッグ 81 |
10-6 原因物質は中国からか 82 |
第11章 オゾン層の破壊 |
11-1 オゾン層とは 83 |
11-2 オゾンホール 83 |
11-3 オゾン層の破壊の元凶フロン 85 |
11-4 オゾン層破壊の影響 86 |
11-5 日本などの中緯度地方でもオゾン層破壊が 86 |
11-6 オゾン層破壊をめぐる話題 87 |
11-7 オゾン層破壊の対策 89 |
第12章 砂漠化 |
12-1 砂漠化の現状 91 |
12-2 砂漠化の要因 93 |
12-3 砂漠化の進行 93 |
12-4 砂漠化の緑化 96 |
12-5 水資源の海上備蓄と砂漠緑化 97 |
第13章 黄砂 |
13-1 春の使者 99 |
13-2 激化する黄砂現象 100 |
13-3 黄砂の発生・移動・降下 101 |
13-4 黄砂による影響 102 |
13-5 酸性雨原因物質の中和 103 |
13-6 サハラ砂漠のハムシン 103 |
第14章 熱帯雨林の減少 |
14-1 熱帯雨林とは 105 |
14-2 熱帯雨林の破壊 105 |
14-3 熱帯雨林減少の原因 107 |
14-4 熱帯雨林減少の影響 107 |
14-5 熱帯雨林減少への対策 108 |
14-6 熱帯雨林減少をめぐる話題 109 |
第15章 野生生物種の減少 |
15-1 なぜ「野生生物種の減少」なのか 113 |
15-2 野生生物種減少の原因 114 |
15-3 絶滅危惧種 115 |
15-4 野生生物種をめぐる話題 116 |
15-5 外来生物 121 |
第16章 生物生息空間の保全・復元・創造 |
16-1 生態系と環境劣化 123 |
16-2 生物生息空間の再生と創造 123 |
16-3 身近なビオトープ作りの例 124 |
16-4 自然再生型公共事業 127 |
16-5 ビオトープ・ネットワーク 128 |
16-6 エコロジカル・ネットワーク 129 |
第17章 近自然川づくり・多自然川づくり |
17-1 自然豊かな川づくり 131 |
17-2 近自然川づくりとは 131 |
17-3 近自然川づくりの方法 132 |
17-4 新河川法 132 |
17-5 ビオトープ形態学と水環境 134 |
17-6 近自然川づくりの例 136 |
第18章 エコロード |
18-1 エコロードの推進 141 |
18-2 エコロードの技術 141 |
18-3 エコロードの事例 143 |
18-4 特色あるエコロードの具体的紹介 144 |
第19章 ミティゲーション |
19-1 ミティゲーションとは 149 |
19-2 ミティゲーションの事例 150 |
19-3 ミティゲーションの技術 151 |
19-4 ミティゲーション実施の具体的紹介 152 |
19-5 ミティゲーションの将来 154 |
第20章 海洋汚染 |
20-1 海洋汚染の原因 157 |
20-2 海洋汚染の実態 158 |
20-3 海洋ゴミ問題 159 |
20-4 タンカー油流出事故 160 |
20-5 湾岸戦争 162 |
第21章 水質汚染 |
21-1 水道水の水質汚染 165 |
21-2 DOとBOD、COD 166 |
21-3 河川・湖沼の汚染事例 167 |
21-4 環境ホルモン 169 |
第22章 地盤汚染・地下水汚染 |
22-1 気付きにくい地下汚染 171 |
22-2 汚染物質 172 |
22-3 汚染の拡散 173 |
22-4 汚染の監視 174 |
22-5 汚染の浄化対策 175 |
22-6 汚染浄化対策の事例 176 |
第23章 里山 |
23-1 人と里山 179 |
23-2 里山とは 180 |
23-3 里山の植生 180 |
23-4 里山の管理 181 |
23-5 里山再生の機運 182 |
第24章 廃棄物問題 |
24-1 富士山もごみがいっぱい 185 |
24-2 一般廃棄物と産業廃棄物 185 |
24-3 一般廃棄物の現状と対策 186 |
24-4 産業廃棄物の現状と対策 188 |
24-5 廃棄物をめぐる話題 191 |
第25章 リサイクル |
25-1 リサイクルとは 195 |
25-2 リサイクルのいろいろ 195 |
25-3 家電リサイクル 198 |
25-4 リサイクルの効果 198 |
25-5 リサイクルをめぐる話題 200 |
第26章 バイオマスとバイオ燃料 |
26-1 バイオマス 205 |
26-2 バイオ燃料 206 |
26-3 ETBE混入方式と直接混合方式 207 |
26-4 懸念される食物値上げ 208 |
26-5 リサイクル材を用いたバイオマス発電 209 |
第27章 アスベスト問題 |
27-1 「奇跡の鉱物」アスベスト 211 |
27-2 アスベストの種類と用途 212 |
27-3 アスベストの健康被害 213 |
27-4 クボタ・ショック 214 |
27-5 アスベストの危険性認識から規制まで 215 |
27-6 アスベスト対策 216 |
27-7 9.11テロ後のニューヨークの懸念 219 |
第28章 塩害 |
28-1 塩害とは 223 |
28-2 原因別の塩害事例 224 |
28-3 塩害対策 228 |
28-4 塩害対策塩害に関する話題 230 |
第29章 旧塩田の緑化 |
29-1 塩田と旧塩田の緑化 233 |
29-2 塩生植物 233 |
29-3 シチメンソウ 234 |
29-4 アッケシソウ 236 |
29-5 中国天津濱海地区の開発 237 |
29-6 濱海地区の緑化 238 |
第30章 化学物質の管理と環境保全 |
30-1 私たちの生活と化学物質 241 |
30-2 PRTRとは 241 |
30-3 PRTR制度 242 |
30-4 PRTRでわかること 243 |
30-5 PRTRデータ公表結果の概要 244 |
30-6 私たち市民にできること 244 |
第31章 感染症 |
31-1 熱帯感染症の媒介蚊,生息北限を拡大 247 |
31-2 感染症とは 248 |
31-3 温暖化と感染症の拡大 249 |
31-4 蚊媒介性感染症 249 |
31-5 西ナイル熱の米国流行 251 |
31-6 感染症に備える 253 |
第32章 環境問題への国際的取組み |
32-1 地球サミット 255 |
32-2 ラムサール条約 257 |
32-3 ワシントン条約 259 |
32-4 生物多様性条約 260 |
32-5 バーゼル条約 262 |
32-6 ISO14000シリーズ 263 |
第33章 大都市の河川復元 |
33-1 韓国・前ソウル市長の選挙公約 265 |
33-2 清渓川の歴史 265 |
33-3 清渓川復元工事の概要 266 |
33-4 清渓川復元の意義 267 |
33-5 交通対策など 268 |
33-6 清渓川の復元完成そして都市変貌へ 271 |
第34章 住民で出来た身近な環境保全 |
34-1 住民の立場から 273 |
34-2 開発計画や事業への住民参加の大切さ 273 |
34-3 道路拡幅と樹木伐採 274 |
34-4 既存樹木の保存に成功 274 |
34-5 工事後の地域住民の思い 276 |
34-6 住民の積極参加を 278 |
あとがき 279 |
謝辞 281 |
参考文献 283 |
索引 293 |