生態システムと人間

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生態システムと人間 / 栗原康著

資料種別:: 図書[目次DB]
出版情報:: 仙台 : 東北大学出版会, 2008.11
形態:: vii, 136p ; 21cm
著者名:: 栗原, 康(1926-2005) <DA00767841>
ISBN:: 9784861631047 [4861631041]
書誌ID:: BA88002864

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書誌詳細

注記:

主な参考文献及び図書: p133

タイトルのヨミ:

セイタイシステムトニンゲン

著者名ヨミ:

クリハラ, ヤスシ

主題:

生態系

言語:

日本語

目次情報:

発刊にあたって

はじめに 1

Ⅰ　生物の世界 5

1.生物の世界をどうみるか 5

2.主体－環境系 7

3.地球生態システムの成立 9

　税所の生命―バクテリア 9

　原核細胞と真核細胞 9

　シアノバクテリアの出現―環境の形成 12

　真核細胞の成立―共生について 13

　共生は進化の原動力 14

　種は多様化に、環境は複雑化に向かう 15

Ⅱ　多様性 17

1.種多様性とは 17

　生態学的時間幅での種多様化 17

　進化的時間幅での種多様化 18

2.ニッチの分化 19

　ニッチとは 19

　競争的排他 21

　ニッチの分化 22

　競争と種の分化 23

　地理的隔離 25

　性的隔離 26

3.特殊化の条件 27

　競争相手の存在 27

　生活資源の多寡 28

　相利共生 28

　捕食―被食関係 30

　種の多様化をはばむもの 32

Ⅲ　安定性 33

1.群集の安定性 33

　環境よりみた安定性の条件 33

　生物よりみた安定性の条件 34

　負のフィード・バック 35

　動物個体群における調節 37

　生態系における調節 38

2.多様性と安定性 40

　多様性は安定性を高めるか 40

　人為的な手段による多様化について 41

3.弱者と強者の共存 41

　食うものと食われるものの場合 42

　r戦略者とK戦略者 43

　トレード・オフ 45

4.安定性と進化－ミクロコズムの実験 46

　安定性は多様化への条件 46

　突然変異体の群集での運命 47

　ミクロコズムとは 48

　捕食は被食者の形質を変える 49

　培養方式による系統の分離 50

　種内競争は形質を変える 50

　突然変異体の群集における運命 52

　相互作用ネットワークによる元株の保存 53

　動物の棲み分けと資源分割による保存 54

　種間干渉による元株の保存 55

Ⅳ　全体と部分 57

1.生態システムの全体と部分 57

　ウシと微生物の共生 58

　生態系と生態システム 59

　生態システム研究の三つの立場 60

　コンピューターについて 61

　ドラマについて 62

2.微生物・ルーメン・ウシ 63

　微生物のハビタット 63

　微生物のニッチ 64

　片利共生 65

　相利共生 67

3.ルーメン微生物の安定性69

Ⅴ　生態システムの解析 71

1.手法と問題点 71

　因果律 71

　入力・暗箱・出力 72

2.生態システムの単純化 73

3.生態システムの分割 74

　空間的分布に基づいた分割 75

　階層に基づいた分割 76

　時間に基づいた分割 77

4.溜り水の世界 78

　ファイトテルマタ 78

　研究対象を選ぶ 79

　原生生物の遷移 80

　物質的基礎をさぐる 81

　分割の意味するもの 83

5.段階的分割の意味－主動要素の抽出 84

6.比較による主動要素の抽出 86

7.副次的要素について 87

Ⅵ　生態ステムと人間の諸問題 90

1.自然物と人工物 90

　人工物の特性 90

　自然のフィルターと社会のフィルター 91

2.動物と人間の行動の抑制について 92

　誤解発 92

　超正常刺激 94

　単機能と多機能 97

　アクションとポテンシャル 98

　人間と超正常刺激 98

　技術におけるコントロールの問題 99

3.生態システムからみた人間の特異性 100

Ⅶ　生態－人間システム 105

1.人為と自然 105

　自然の見方 105

　学際領域としての生態学 106

　システムの意味 107

　分析という方法論 108

　システム生態学 109

　システム生態学の問題点 110

2.再び全体と部分について 112

　生態システムの一元論的見方 112

　生態システムの多元論的見方 114

　全体は部分に分割できるか 115

　生態システムの復元力と自己設計能力 116

3.生態－人間システムの諸問題 117

　その特徴と問題点 117

　生態システムと人間システムの統合は可能か 120

Ⅷ　おわりに－グローバリゼーション 122

1.生態システムとグローバリズム 122

　グローバリズムは一元化に向かわせる 122

　グローバリズムはニッチの幅を拡大する 123

　グローバリズムと環境問題 125

2.ポスト工業化社会 127

　新しい技術への動機付け 127

　バクテリアの一般像 129

3.生態－人間システムの未来について 131

主な参考文献及び図書 133

あとがき 135

発刊にあたって

はじめに 1

Ⅰ　生物の世界 5

1.生物の世界をどうみるか 5

2.主体－環境系 7

3.地球生態システムの成立 9

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