PART Ⅰ イントロダクション |
第1章 分子生物学の歴史 1 |
1.1 伝達遺伝学 2 |
1.1.1 Mendelの遺伝の法則 2 |
1.1.2 遺伝の染色体説 3 |
1.1.3 遺伝子組み換えと遺伝子マッピング 4 |
1.1.4 組み換えの物理的証拠 5 |
1.2 分子遺伝学 5 |
1.2.1 DNAの発見 5 |
1.2.2 遺伝子とタンパク質の関係 6 |
1.2.3 遺伝子の働き方 7 |
1.3 新たな分類体系,三つの領域説 9 |
この章のまとめ 11 |
参考文献 12 |
第2章 遺伝子の分子的性質 13 |
2.1 遺伝物質の性質 14 |
2.1.1 細菌の形質転換 16 |
2.1.2 ポリヌクレオチドの化学的性質 10 |
2.2 DNAの構造 19 |
2.2.1 実験の背景 20 |
2.2.2 二重らせん 21 |
2.3 RNAからなる遺伝子 24 |
2.4 核酸の物理化学 24 |
2.4.1 さまざまなDNAの構造 24 |
2.4.2 DNAのさまざまな大きさと形 28 |
この章のまとめ 30 |
練習問題 31 |
実験問題 31 |
参考文献 31 |
第3章 遺伝子機能の序論 33 |
3.1 情報の蓄積 34 |
3.1.1 遺伝子発現の概要 34 |
3.1.2 タンパク質の構造 34 |
3.1.3 タンパク質の機能 38 |
3.1.4 メッセンジャーRNAの発見 40 |
3.1.5 転写 42 |
3.1.6 翻訳 44 |
3.2 複製 49 |
3.3 突然変異 49 |
この章のまとめ 52 |
練習問題 52 |
実験問題 53 |
参考文献 53 |
PART Ⅱ 分子生物学の手法 |
第4章 分子クローニング法 55 |
4.1 遺伝子クローニング 56 |
4.1.1 制限酵素の役割 56 |
4.1.2 ベクター 59 |
4.1.3 特異的プローブによる特異的クローンの同定 68 |
4.1.4 cDNAクローニング 70 |
4.1.5 cDNA末端迅速増殖法 72 |
4.2 ポリメラーゼ連鎖反応 72 |
4.2.1 標準的なPCR 72 |
4.2.2 cDNAクローニングにおける逆転写酵素PCR(RT-PCR)の利用 74 |
4.2.3 リアルタイムPCR 76 |
4.3 クローン化遺伝子の発現方法 76 |
4.3.1 発現ベクター 77 |
4.3.2 その他の真核生物ベクター 82 |
4.3.3 Tiプラスミドを用いた,植物への遺伝子導入 82 |
この章のまとめ 86 |
練習問題 86 |
実験問題 87 |
参考文献 87 |
コラム4.1 ジュラシックパーク:空想か現実か 75 |
第5章 遺伝子および遺伝子活性の研究のための分子ツール 89 |
5.1 分子の分離 90 |
5.1.1 ゲル電気泳動 90 |
5.1.2 二次元ゲル電気泳動 93 |
5.1.3 イオン交換クロマトグラフィー 94 |
5.1.4 ゲル濾過クロマトグラフィー 94 |
5.1.5 アフィニティークロマトグラフィー 95 |
5.2 標識トレーサー 96 |
5.2.1 オートラジオグラフィー 96 |
5.2.2 ホスホイメージング 97 |
5.2.3 液体シンチレーション計測 97 |
5.2 非放射性トレーサー 98 |
5.3 核酸ハイブリダイゼーションの利用 99 |
5.3.1 サザンブロツト:特異的なDNA断片の同定 99 |
5.3.2 DNAフィンガープリンティングとDNAタイピング 100 |
5.3.3 DNAフィンガープリンティングとDNAタイピングの法医学的利用 101 |
5.3.4 免疫プロット(ウエスタンプロット) 103 |
5.3.5 DNA塩基配列決定法 104 |
5.3.6 制限酵素マッピング 107 |
5.3.7 クローン化遺伝子を利用したタンパク質工学部位特異的変異誘発 110 |
5.4 転写産物のマッピングと定量 112 |
5.4.1 ノーザンブロツト 112 |
5.4.2 S1マッピング法 113 |
5.4.3 プライマー伸長法 116 |
5.4.4 ランオフ転写法とGレスカセツト転写法 116 |
5.5 in vivoにおける転写速度の測定 118 |
5.5.1 核ランオン転写法 118 |
5.5.2 レポーター遺伝子転写法 118 |
5.5.3 in vivoにおけるタンパク質蓄積量の測定 120 |
5.6 DNA-タンパク質相互作用の解析 120 |
5.6.1 フィルター結合法 120 |
5.6.2 ゲルシフト法 122 |
5.6.3 DNaseフットプ'リティング 123 |
5.6.4 DMSフットプリンティングとその他のフツトプリンティング 123 |
5.7 他の分子と相互作用するRNA配列の検出 126 |
5.7.1 SELEX法 126 |
5.7.2 機能的SELEX法 126 |
5.8 ノックアウト 127 |
この章のまとめ 130 |
練習問題 132 |
実験問題 132 |
参考文献 133 |
PART Ⅲ 細菌における転写 |
第6章 細菌における転写のメカニズム 135 |
6.1 RNAポリメラーゼの構造 136 |
6.1.1 特異性因子としてのシグマ(σ) 136 |
6.2 プロモーター 137 |
6.2.1 プロモーターへのRNAポリメラーゼの結合 138 |
6.2.2 プロモーターの構造 140 |
6.3 転写開始 141 |
6.3.1 σ因子の機能 142 |
6.3.2 σの構造と機能 149 |
6.3.3 UPエレメントの認識におけるαサブユニットの役割 154 |
6.4 伸長 156 |
6.4.1 RNAの伸長におけるコアポリメラーゼの機能 156 |
6.4.2 伸長複合体の構造 162 |
6.5 転写の終結 173 |
6.5.1 ロー因子非依存性終結 173 |
6.5.2 ロー因子依存性終結 177 |
この章のまとめ 179 |
練習問題 181 |
実験問題 182 |
参考文献 183 |
第7章 オペロン:細菌の転写の精巧な制御 185 |
7.1 lacオペロン 186 |
7.1.1 lacオペロンの負の制御 187 |
7.1.2 オペロンの発見 188 |
7.1.3 リプレッサー-オペレーター相互作用 191 |
7.1.4 抑制の機構 191 |
7.1.5 lacオペロンの正の制御 196 |
7.1.6 CAP作用の機構 197 |
7.2 araオペロン 201 |
7.2.1 araオペロンの抑制ループ 202 |
7.2.2 araオペロンの抑制ループの証拠 203 |
7.2.3 araCの自動調節 205 |
7.3 trpオペロン 206 |
7.3.1 trpオペロンの負の制御におけるトリプトファンの役割 206 |
7.3.2 アテニュエーションによるtrpオペロンの制御 207 |
7.3.3 アテニュエーションの無効化 208 |
7.4 リボスイッチ 210 |
この章のまとめ 213 |
練習問題 214 |
実験問題 215 |
参考文献 216 |
第8章 細菌における転写の切り替え 219 |
8.1 シグマ因子スイッチング 220 |
8.1.1 ファージの感染 220 |
8.1.2 胞子形成 222 |
8.1.3 複合的なプロモーターをもつ遺伝子 223 |
8.1.4 その他のσスイッチ 225 |
8.2 T7ファージがコードするRNAポリメラーゼ 225 |
8.3 λファージによる大腸菌への感染 226 |
8.3.1 λファージの溶菌性の繁殖 227 |
8.3.2 溶原化の確立 235 |
8.3.3 溶原化の期間におけるcl遺伝子の自動調節 236 |
8.3.4 λ感染の結果:溶菌あるいは溶原化 241 |
8.3.5 溶原菌の誘導 242 |
この章のまとめ 243 |
練習問題 245 |
実験問題 245 |
参考文献 246 |
第9章 細菌におけるDNA-タンパク質相互作用 247 |
9.1 リプレッサーのλファミリー 248 |
9.1.1 部位特異的変異誘発による結合特異性の探索 248 |
9.12 λリプレッサー-オペレーター相互作用の高分解能分析 254 |
9.1.3 ファージ434のリプレッサー-オペレーター相互作用の高分解能での解析 257 |
9.2 trpリプレッサー 259 |
9.2.1 トリプトファンの役割 259 |
9.3 タンパク質-DNA相互作用における総合的な考察 261 |
9.3.1 四種類の塩基対の水素結合形成能 261 |
9.3.2 多重体のDNA結合タンパク質の重要性 262 |
9.4 DNA結合タンパク質:遠くからの作用 262 |
9.4.1 gaiオペロン 263 |
9.4.2 重複したハオペレーター 263 |
9.4.3 エンハンサー 264 |
この章のまとめ 268 |
練習問題 269 |
実験問題 269 |
参考文献 270 |
コラム9.1 X線結晶構造解析 249 |
PART Ⅳ 真核生物における転写 |
第10章 真核生物のRNAポリメラーゼとプロモーター 271 |
10.1 真核生物のRNAポリメラーゼには複数のタイプがある 272 |
10.1.1 三種類の核内ポリメラーゼを分離する 272 |
10.1.2 三種類のRNAポリメラーゼの役割 273 |
10.1.3 RNAポリメラーゼのサブユニットの構造 275 |
10.2 プロモーター 288 |
10.2.1 クラスⅡプロモーター 288 |
10.2.2 クラスⅠプロモーター 293 |
10.2.3 クラスⅢプロモーター 294 |
10.3 エンハンサーとサイレンサー 296 |
10.3.1 エンハンサー 296 |
10.3.2 サイレンサー 298 |
この章のまとめ 299 |
練習問題 301 |
実験問題 302 |
参考文献 302 |
第11章 真核生物の基本転写因子 305 |
11.1 クラスⅡ因子 306 |
11.1.1 クラスⅡ開始前複合体 306 |
11.1.2 TFIIDの構造と機能 308 |
11.1.3 TFIIBの構造と機能 320 |
11.1.4 TFIIHの構造と機能 323 |
11.1.5 メディエーター複合体とRNAポリメラーゼⅡホロ酵素 329 |
11.1.6 伸長因子TFIIS 330 |
11.2 クラスⅠ因子 333 |
11.2.1 コア結合因子 333 |
11.2.2 UPE結合因子 335 |
11.2.3 SL1の構造と機能 337 |
11.3 クラスⅢ因子 337 |
11.3.1 TFIIIA 338 |
11.3.2 TFIIIBとTFIIIC 338 |
11.3.3 TBPの役割 341 |
この章のまとめ 343 |
練習問題 345 |
実験問題 346 |
参考文献 347 |
第12章 真核生物の転写アクチベーター 351 |
12.1 アクチベーターの種類 352 |
12.1.1 DNA結合ドメイン 352 |
12.1.2 転写活性化ドメイン 352 |
12.2 アクチベーターのDNA結合モチーフ構造 353 |
12.2.1 Znフィンガー 353 |
12.2.2 GAL4タンパク質 355 |
12.2.3 核受容体 356 |
12.2.4 ホメオドメイン 359 |
12.2.5 bZIPとbHLHドメイン 359 |
12.3 アクチベータードメインの独立性 361 |
12.4 アクチベーターの機能 362 |
12.4.1 TFIIDを誘引する 363 |
12.4.2 ホロ酵素を誘引する 364 |
12.5 アクチベーター間の相互作用 367 |
12.5.1 二重体形成 367 |
12.5.2 離れた位置での作用 369 |
12.5.3 複合エンハンサー 372 |
12.5.4 アーキテクチャー転写因子 373 |
12.5.5 インシュレーター 375 |
12.6 転写因子の調節 379 |
12.6.1 コアクチベーター 379 |
12.6.2 アクチベーターのユビキチン化 383 |
12.6.3 アクチベーターのSUMO化 384 |
12.6.4 アクチベーターのアセチル化 384 |
12.6.5 シグナル伝達経路 385 |
この章のまとめ 388 |
練習問題 390 |
実験問題 391 |
参考文献 391 |
第13章 クロマチン構造とその転写への効果 393 |
13.1 ヒストン 394 |
13.2 ヌクレオソーム 395 |
13.2.1 30nm繊維 399 |
13.2.2 クロマチンの高次折りたたみ構造 400 |
13.3 クロマチン構造と遺伝子活性 401 |
13.3.1 5SrRNA遺伝子の転写におけるヒストンの影響 401 |
13.3.2 クラスⅡ遺伝子の転写におけるヒストンの影響 404 |
13.3.3 ヌクレオソームポジショニング 407 |
13.3.4 ヒストンのアセチル化 411 |
13.3.5 ヒストンの脱アセチル化 413 |
13.3.6 タロマチンリモデリング 416 |
13.3.7 へテロクロマチンとサイレンシング 424 |
13.3.8 ヌクレオソームと転写の伸長率 428 |
この章のまとめ 430 |
練習問題 432 |
実験問題 433 |
参考文献 433 |
PART Ⅴ 転写後の出来事 |
第14章 メッセンジャーRNAのプロセシングⅠ:スプライシング 437 |
14.1 断片化した遺伝子 438 |
14.1.1 遺伝子が分断されている証拠 438 |
14.1.2 RNAスプライシング 439 |
14.1.3 スプライシングシグナル 441 |
14.2 核内のmRNA前駆体のスプライシング機構 442 |
14.2.1 分岐型中間体 442 |
14.2.2 分岐点でのシグナル 444 |
14.2.3 スプライソソーム 445 |
14.2.4 スプライソソームの集合と機能 457 |
14.2.5 コミットメント,スプライス部位の選択,代替スプライシング 461 |
14.2.6 選択的スプライシング 469 |
14.2.7 スプライシングの制御 472 |
14.3 自己スプライシングRNA 475 |
14.3.1 グループⅠイントロン 475 |
14.3.2 グループⅡイントロン 479 |
この章のまとめ 480 |
練習問題 482 |
実験問題 483 |
参考文献 484 |
第15章 メッセンジャーRNAのプロセシングⅡ:キャップ付加とポリアデニル化 487 |
15.1 キャップ付加 488 |
15.1.1 キャップの構造 488 |
15.1.2 キャップの合成 489 |
15.1.3 キャップの機能 491 |
15.2 ポリアデニル化 493 |
15.2.1 PCly(A) 493 |
15.2.2 PCly(A)の機能 494 |
15.2.3 ポリアデニル化の基本的な機構 496 |
15.2.4 ポリアデニル化シグナル 498 |
15.2.5 mRNA前駆体の切断とポリアデニル化 500 |
15.2.6 PCly(A)ポリメラーゼ 507 |
15.2.7 Poly(A)のターンオーバー 507 |
15.3 mRNAプロセシング事象の協調 509 |
15.3.1 キャップがスプライシングへ与える影響 509 |
15.3.2 PCly(A)がスプライシングへ与える影響 511 |
15.3.3 mRNAプロセシングタンパク質へのRpb1CTDの結合 512 |
15.3.4 CTDリン酸化に伴うRNAプロセシングタンパク質とCTDの関係の変化 513 |
15.3.5 転写終結をmRNA3'末端プロセシングと連結する 516 |
15.3.6 転写終結の機構 517 |
15.3.7 mRNA輸送におけるポリアデニル化の役割 521 |
この章のまとめ 521 |
練習問題 522 |
実験問題 524 |
参考文献 524 |
第16章 その他のRNAプロセシング 527 |
16.1 リボソームRNAのプロセシング 528 |
16.1.1 真核生物のrRNAのプロセシング 528 |
16.1.2 細菌のrRNAプロセシング 530 |
16.2 トランスファーRNAのプロセシング 531 |
16.2.1 ポリシストロン前駆体の切り離し 531 |
16.2.2 成熟5'末端の形成 531 |
16.2.3 成熟3'末端の形成 533 |
16.3 トランススプライシング 533 |
16.3.1 トランススプライシングの機構 533 |
16.4 RNAの編集 536 |
16.4.1 編集の機構 537 |
16.4.2 ヌクレオチドの脱アミノ化による編集 540 |
16.5 遺伝子発現の転写後制御 541 |
16.5.1 カゼインmRNAの安定性 541 |
16.5.2 トランスフェリン受容体mRNAの安定性 542 |
16.5.3 RNA干渉 548 |
16.5.4.マイクロRNAと遺伝子サイレンシング 561 |
この章のまとめ 565 |
練習問題 567 |
実験問題 567 |
参考文献 568 |
PART Ⅵ 翻訳 |
第17章 翻訳のメカニズムⅠ:開始 571 |
17.1 細菌における翻訳の開始 572 |
17.1.1 tRNAチャージ反応 572 |
17.1.2 リボソームの解離 573 |
17.1.3 30S開始複合体の形成 576 |
17.1.4 70S開始複合体の形成 583 |
17.1.5 細菌における翻訳開始のまとめ 584 |
17.2 真核生物における翻訳開始 585 |
17.2.1 翻訳開始のスキャンモデル 585 |
17.2.2 真核生物の翻訳開始因子 590 |
17.2.3 真核生物における翻訳開始の全体像 590 |
17.3 翻訳開始の制御 599 |
17.3.1 細菌の翻訳制御 599 |
17.3.2 真核生物の翻訳制御 602 |
この章のまとめ 612 |
練習問題 614 |
実験問題 615 |
参考文献 615 |
第18章 翻訳のメカニズムⅡ:伸長および終結 619 |
18.1 ポリペプチド合成およびmRNA翻訳の方向 620 |
18.2 遺伝子コード 621 |
18.2.1 コドンは重複しない 622 |
18.2.2 コード中にギャップは存在しない 622 |
18.2.3 トリプレットのコード 623 |
18.2.4 コードの解読 624 |
18.2.5 コドンとアンチコドンの間の非標準塩基対 625 |
18.2.6 (ほとんど)普遍的なコード 627 |
18.3 翻訳伸長の機構 629 |
18.3.1 翻訳伸長の全体像 629 |
18.3.2 リボソームの三部位モデル 6330 |
18.3.3 翻訳伸長の第一段階:ミリボソームのA部位へのアミノアシル-tRNAの結合 633 |
18.3.4 翻訳伸長の第二段階:ペブチド結合形成 639 |
18.3.5 翻訳伸長の第三段階:トランスロケーション 642 |
18.3.6 GTPaseと翻訳 645 |
18.3.7 EF-TUおよびEF-Gの構造 646 |
18.4 終結 647 |
18.4.1 終結コドン 647 |
18.4.2 終止コドン抑制 649 |
18.4.3 解離因子 650 |
18.4.4 異常な終結への対処 650 |
18.4.5 非標準アミノ酸を挿入するための終止コドンの利用 657 |
18.5 翻訳後 658 |
18.5.1 新生タンパク質の折りたたみ 658 |
18.5.2 mRNAからのリボソームの解離 659 |
この章のまとめ 661 |
練習問題 663 |
実験問題 664 |
参考文献 664 |
第19章 リボソームおよび転移RNA 667 |
19.1 リボソーム 668 |
19.1.1 70Sリボソームの詳細な構造 668 |
19.1.2 リボソームの組成 671 |
19.1.3 リボソームの集合 672 |
19.1.4 30Sサブユニットの詳細な構造 674 |
19.1.5 50Sサブユニットの詳細な構造 681 |
19.1.6 ポリソーム 685 |
19.2 tRNA 686 |
19.2.1 tRNAの発見 686 |
19.2.2 tRNAの構造 686 |
19.2.3 アミノアシル-tRNA合成酵素によるtRNAの認識:第二の遺伝コード 690 |
19.2.4 アミノアシル-tRNA合成酵素による校正および編集 695 |
この章のまとめ 697 |
練習問題 699 |
実験問題 699 |
参考文献 700 |
PART Ⅶ DNAの複製,組み換え,転移 |
第20章 DNAの複製Ⅰ:基本的メカニズムと酵素学 703 |
20.1 DNA複製の一般的特徴 704 |
20.1.1 半保存的複製 704 |
20.1.2 半不連続的複製 705 |
20.1.3 DNA合成の開始 708 |
20.1.4 双方向的な複製 709 |
20.1.5 一方向性の複製 712 |
20.1.6 ローリングサークル型複製 713 |
20.2 DNA複製の酵素学 714 |
20.2.1 三種類の大腸菌、DNAポリメラーゼ 714 |
20.2.2 複製の忠実度 718 |
20.2.3 多彩な真核生物のDNAポリメラーゼ 719 |
20.2.4 DNA鎖の分離 720 |
20.2.5 1本鎖DNA結合タンパク質 721 |
20.2.6 卜ポイソメラーゼ 722 |
20.3 DNAの損傷と修復 725 |
20.3.1 塩基のアルキル化による損傷 726 |
20.3.2 紫外線照射による損傷 727 |
20.3.3 ガンマ線およびX線による損傷 728 |
20.3.4 DNA損傷の直接的な復元 728 |
20.3.5 除去修復 730 |
20.3.6 真核生物における2本鎖切断修復 736 |
20.3.7 ミスマッチ修復 738 |
20.3.8 ヒトにおけるミスマッチ修復の失敗 739 |
20.3.9 修復せずにDNA損傷に対処する 739 |
この章のまとめ 744 |
練習問題 746 |
実験問題 747 |
参考文献 748 |
第21章 DNAの複製Ⅱ:複製メカニズムの詳細 751 |
21.1 開始 752 |
21.1.1 大腸菌におけるプライミング 752 |
21.1.2 真核生物のプライミング 754 |
21.2 伸長 758 |
21.2.1 複製のスピード 758 |
21.2.2 pol Ⅲホロ酵素と複製の連続性 759 |
21.3 終結 771 |
21.3.1 脱カテナン化:娘DNAの絡まりを解消する 771 |
21.3.2 真核生物の終結 773 |
この章のまとめ 783 |
練習問題 784 |
実験問題 785 |
参考文献 786 |
コラム21.1 テロメアとヘイフリック限界と癌 778 |
第22章 相同組み換え 789 |
22.1 相同組み換えのためのRecBCD経路 790 |
22.2 RecBCD経路に関する実験的な裏づけ 793 |
22.2.1 RecA 793 |
22.2.2 RecBCD 796 |
22.2.3 RuvAとRuvB 798 |
22.2.4 RuvC 801 |
22.3 減数分裂組み換え 803 |
22.3.1 減数分裂組み換えの機構:概論 803 |
22.3.2 2本鎖DNA切断 804 |
22.3.3 DSBでの1本鎖末端の作製 810 |
22.4 遺伝子変換 810 |
この章のまとめ 812 |
練習問題 812 |
実験問題 813 |
参考文献 813 |
第23章 転移 815 |
23.1 細菌のトランスポゾン 816 |
23.1.1 細菌トランスポゾンの発見 816 |
23.1.2 挿入配列:もっとも単純な細菌のトランスポゾン 817 |
23.1.3 複雑なトランスポゾン 818 |
23.1.4 転移の機構 818 |
23.2 真核生物のトランスポゾン 820 |
23.2.1 転移因子の最初の例:トウモロコシのOsとAc 820 |
23.2.2 Pエレメント 822 |
23.3 免疫グロブリン遺伝子の再編成 823 |
23.3.1 組み換えシグナル 825 |
23.3.2 リコンピナーゼ 826 |
23.3.3 V(D)J組み換えの機構 827 |
23.4 レトロトランスポゾン 828 |
23.4.1 レトロウイルス 829 |
23.4.2 レトロトランスポゾン 833 |
この章のまとめ 839 |
練習問題 840 |
実験問題 841 |
参考文献 842 |
PART Ⅷ ゲノム |
第24章 ゲノミクス,プロテオミクス,バイオインフォマティクス 843 |
24.1 ポジショナルクローニング:ゲノミクス序論 844 |
24.1.1 伝統的手段としてのポジショナルクローニング 844 |
24.1.2 ヒ卜の疾患における変異した遺伝子の特定 846 |
24.2 ゲノムの配列決定 852 |
24.2.1 ヒトゲノムプロジェクト 854 |
24.2.2 大規模ゲノムプロジェクトに用いるベクター 855 |
24.2.3 クローンバイクローン法 857 |
24.2.4 ショットガン配列決定法 860 |
24.2.5 配列決定の標準法 862 |
24.2.6 ヒトゲノムの配列決定 862 |
24.2.7 他の脊椎動物のゲノム 869 |
24.2.8 最小ゲノム 871 |
24.2.9 生命のバーコード 872 |
24.3 ゲノミクスの応用:機能的ゲノミクス 873 |
24.3.1 トランスクリプトミクス 873 |
24.3.2 ゲノム機能プロファイリング 882 |
24.3.3 一ヌクレオチド多型:薬理ゲノミクス 888 |
24.4 プロテオミクス 890 |
24.4.1 タンパク質の分離 891 |
24.4.2 タンパク質分析 891 |
24.4.3 タンパク質の相互作用 892 |
24.5 バイオインフォマティクス 895 |
24.5.1 ほ乳類ゲノムの調節モチーフの発見 895 |
この章のまとめ 901 |
練習問題 904 |
実験問題 905 |
参考文献 905 |
コラム24.1 遺伝子スクリーニングの問題点 850 |
Glossary(用語集) 909 |
英語索引 949 |
日本語索引 983 |