「統計的考え方」を身につけよう─はじめにに代えて |
第1章 統計解析の基本的な考え方 |
1. 統計的方法の広がり 高度情報化社会のなかでの現実認識の手段として 10 |
2. 統計解析とは? 数量的なデータから本質を探る 12 |
3. データを生成するモデルとは? 壷のモデルから統計的アプローチを考える 14 |
4. データに相対して 母集団との関わりの上でのデータの役割 18 |
第2章 統計解析の枠組み |
1. 母集団と標本とは? 信頼できる結果を得るための統計的方法の枠組み 20 |
2. データを得る方法 統計解析では調査や実験の場の管理が重要 24 |
3. 無作為標本を得るには? 母集団を反映したデータをつくるための単純無作為抽出法 26 |
4. 母集団を特徴づける データとその背景にある分布モデルとの関係を見る 30 |
5. 分布モデルへのアプローチ モデルの正当性を検討する 35 |
第3章 代表的な母集団モデル |
1. データの尺度とは? 測定されたデータの形をとらえる 40 |
2. 離散型分布モデルの表わし方 離散型変数と確率から分布モデルを導く 45 |
3. 重要なモデルである二項分布 比率をともなう現象に対応する離散型の代表 49 |
4. 連続型分布モデルの表わし方 区間と確率密度関数から分布モデルを導く 54 |
5. 重要なモデルである正規分布 現実の多くのデータの生成に関わる連続型の代表 56 |
6. 二項分布と正規分布の関係 二項分布の確率を正規分布で近似する 65 |
7. 正規分布に関連する分布 カイ2乗分布やt-分布などとの関係を見る 69 |
第4章 データの整理と母集団との関係 |
1. 度数分布表によるデータの整理 データの尺度とカテゴリカルな分類法 74 |
2. データをグラフで表現する 分布モデルをとらえるためのヒストグラムと累積度数分布 77 |
3. データを要約する代表値 平均や標準偏差を用いてデータの特性をつかむ 79 |
4. 位置やチラバリを測る 中央値や分位数によってデータの相対的な位置関係を見きわめる 90 |
5. テューキーの要約法とは? 五数要約、箱形図、幹葉表示によってデータを探索する 94 |
第5章 標本から母数を推定する |
1. 統計的推定とは? 母数を知るための推定の枠組みを見る 106 |
2. 標本分布が持つ意味 標本分布は推定、検定の基本となる考え 108 |
3. 比率や割合を推定する 推定では誤差を考慮することがポイント 112 |
4. 正規分布の母数を推定する 分散が既知と未知で異なる推定の方法 117 |
5. 標本の大きさを知るには? 標本分布とその標準誤差から関係を導く 120 |
6. 推定量の性質を知る 標本平均と中央値を比較する 123 |
7. 推定量をつくるには? データから母集団モデルの推定量をつくる最尤推定 127 |
第6章 仮説を検定するには |
1. 統計的仮説検定の考え方 第一種、第二種の過誤の確率─「強さの判定」を通して 132 |
2. 比率を検定する 帰無仮説と対立仮説、有意水準を用いる検定法 142 |
3. 正規分布の母平均の検定 さまざまなケースについて母平均を検定する 147 |
第7章 カテゴリカルデータの取り扱い |
1. 2×2分割表とは? 2つの属性間の関連性を調べる 160 |
2. 適合度検定の使い方 理論モデルへの適合性を調べる 166 |
第8章 分布モデルに依存しない方法 |
1. 分布モデルに依存しない方法とは? 分布モデルに依存しないでデータを検定する 176 |
2. データの大小関係を利用する 分布モデルの中央値の検定を行なう符号検定 179 |
3. データの順位を利用する 2つの母集団分布における左右のズレを検定する順位和検定 186 |
4. データのつながりを利用する データのランダム性や傾向性を検定する連検定 193 |
5. データの度数分布を利用する 2つの分布間のズレを分布関数から検定するK-S検定 197 |
第9章 2変数データの関連性 |
1. データ間の関連性を測るには? 関連性の度合いを表わす相関係数 206 |
2. 順位尺度データの関連性を測るには? 順位データ間の関連性の度合いを表わす順位相関係数 212 |
3. データ間の直線的な関係を見るには? 変数間の直線的関係を表わす回帰直線 216 |
別表 220 |
付表 224 |
「統計的考え方」を身につけよう─はじめにに代えて |
第1章 統計解析の基本的な考え方 |
1. 統計的方法の広がり 高度情報化社会のなかでの現実認識の手段として 10 |
2. 統計解析とは? 数量的なデータから本質を探る 12 |
3. データを生成するモデルとは? 壷のモデルから統計的アプローチを考える 14 |
4. データに相対して 母集団との関わりの上でのデータの役割 18 |