注:CO[2]の[2]は下つき文字 |
注:C[4]の[4]は下つき文字 |
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1章 植物の起源と特徴 |
1.1 植物の起源 1 |
1.2 さまざまな役割を果たす色素体 2 |
1.3 植物細胞の構造と特徴 3 |
1.3.1 細胞壁と細胞形態 3 |
1.3.2 液胞 5 |
1.3.3 核 5 |
1.3.4 膜系 6 |
1.3.5 細胞骨格 10 |
Column シロイヌナズナ 9 |
1.4 植物の循環系 11 |
Column 独立栄養生物 11 |
●練習問題 12 |
2章 植物と人類 |
2.1 ヒトと植物のかかわり合いの歴史 13 |
Column 農耕と栽培植物 14 |
2.2 遺伝子組換え 15 |
2.3 外来遺伝子の直接導入 17 |
2.4 実用化されている遺伝子組換え植物 1ア |
2.5 開発中の遺伝子組換え植物 19 |
Column 遺伝子組換え技術への危惧の歴史 21 |
●練習問題 21 |
3章 同化と異化 |
3.1 植物の代謝 22 |
3.2 炭水化物の生合成・同化 24 |
3.3 脂肪酸の生合成・同化 25 |
3.4 アミノ酸の生合成・同化 25 |
3.5 核酸の生合成・同化 27 |
3.6 異化作用 28 |
3.7 呼吸によるATP合成 29 |
3.8 解糖系 30 |
3.9 トリカルボン酸回路(TCA回路) 33 |
3.10 電子伝達系と酸化的リン酸化 34 |
Column 代謝の場としての細胞小器官 37 |
●練習問題 37 |
4章 光合成 |
4.1 生態系における光合成 38 |
4.2 地球環境と光合成 41 |
Column 光合成による環境形成 41 |
4.3 葉の構造 42 |
4.4 葉緑体の構造 43 |
4.5 光合成の概要 44 |
4.6 光捕集 46 |
4.7 2つの光化学系と光電子伝達 49 |
4.8 ATPの合成 52 |
4.9 ストロマ反応 53 |
4.10 CO[2]環境の変化とRuBisCOの特性 56 |
4.11 光呼吸 57 |
4.12 C[4]炭素回路 58 |
4.13 CAM植物 61 |
●練習問題 62 |
5章 植物細胞における物質輸送と生体膜輸送体 |
5.1 生体膜を介したエネルギー過程 63 |
5.2 膜電位形成機構―受動的電位と能動的電位 65 |
5.3 プロトンポンプ 67 |
Column 水素イオン(プロトン)とナトリウムイオン 69 |
5.4 生体膜輸送体 70 |
5.4.1 ポンプとトランスポーター 71 |
5.4.2 トランスポーター 71 |
5.4.3 チャンネル 72 |
5.5 水の輸送と膨圧の形成 73 |
5.6 高分子輸送体 75 |
5.7 小胞輸送と膜動輸送 75 |
Column タンパク質の細胞内局在 77 |
●練習問題 78 |
6章 組織,個体における物質輸送 |
6.1 隣接する細胞間の物質輸送 79 |
6.2 維管束による物質の長距離輸送 80 |
6.3 土壌からの物質吸収と道管による物質輸送 81 |
Column 植物の分布と道管による水輸送 83 |
6.4 篩管による同化産物の輸送と転流 84 |
6.5 篩管で輸送されるその他の物質 86 |
6.6 細胞内の物質輸送と原形質流動 86 |
●練習問題 87 |
7章 無機栄養塩の代謝 |
7.1 植物の成長に必須の無機栄養塩 88 |
7.2 窒素代謝 89 |
7.3 リン代謝 91 |
Column 農業とリン肥料 92 |
7.4 イオウ代謝 91 |
●練習問題 93 |
8章 細胞分裂と細胞成長 |
8.1 細胞周期 94 |
8.1.1 微小管の変化 94 |
8.1.2 CDK-サイクリン複合体による細胞周期の制御 96 |
8.2 分裂組織と幹細胞 97 |
8.3 植物の成長 98 |
8.4 細胞の伸長成長 100 |
8.4.1 細胞の伸長方向とセルロース微繊維の配向 100 |
8.4.2 伸長する細胞の細胞壁を構成する丈夫な構造と柔らかい構造 100 |
8.4.3 細胞壁を緩ませる細胞壁酵素 101 |
8.4.4 細胞伸長に必要な一定以上の膨圧と持続的な細胞壁の緩み 102 |
8.4.5 セルロース微繊維を合成するロゼット複合体 103 |
8.4.6 新しつくられるセルロース微繊維と表層微小管の配向の関連 103 |
8.5 先端成長 104 |
Column 複合型細胞成長 105 |
●練習問題 106 |
9章 形態形成と成長調節物質 |
9.1 オーキシン 107 |
9.1.1 オーキシンの極性輸送 108 |
9.1.2 オーキシンの極性輸送と頂芽優勢 110 |
9.1.3 オーキシンの極性輸送と重力屈性 110 |
9.1.4 オーキシンによる細胞伸長促進作用 111 |
9.1.5 オーキシンによるその他の形態形成 111 |
9.1.6 オーキシン作用に必須のユビキチン-プロテアソーム系 111 |
Column オーキシンの発見 108 |
9.2 ジベレリン 113 |
9.2.1 ジベレリンによる成長促進作用 114 |
9.2.2 ジベレリンによる転写因子DELLAタンパク質の不活化 114 |
9.2.3 ジベレリンによるα-アミラーゼの分泌 115 |
9.2.4 ジベレリンによるその他の形態形成 116 |
Column ジベレリンの発見 114 |
9.3 サイトカイニン 117 |
9.3.1 サイトカイニンとオーキシンの量比に依存する細胞分化 118 |
9.3.2 サイトカイニンによるその他の形態形成 118 |
9.3.3 サイトカイニンの信号伝達―二成分制御系 118 |
Column サイトカイニンの発見 119 |
9.4 エチレン 120 |
9.4.1 エチレンによる成熟・老化促進作用 120 |
9.4.2 エチレンよるその他の形態形成 121 |
9.3.3 エチレン受容体の不思議 121 |
9.3.4 エチレンによる転写促進因子EIN3タンパク質の安定化 122 |
Column エピスタティック解析によるエチレン信号伝達の解明 123 |
9.5 アブシシン酸 123 |
9.5.1 アブシシン酸による種子の成熟と休眠の誘導 124 |
9.5.2 アブシシン酸による気孔閉鎖と複数の信号伝達系 125 |
Column アブシシン酸の発見 125 |
9.6 ブラシノステロイドとテルベノイド化合物 。126 |
Column プラシノライドの発見 127 |
9.7 ベブチド性生成長調節物質 127 |
●練習問題 128 |
10章 光形態形成 |
10.1 光応答の基礎 129 |
10.1.1 光化学反応 12 |
10.1.2 光量と光応答 130 |
10.1.3 作用スペクトル 131 |
10.1.4 生体の光応答 131 |
10.2 光生理応答 132 |
10.2.1 光発芽 132 |
10.2.2 芽生えの緑化 132 |
10.2.3 光屈性 133 |
10.2.4 避陰反応 133 |
10.2.5 花芽形成 134 |
10.2.6 気孔開口と葉緑体定位 135 |
10.3 光形態形成と植物ホルモン 135 |
10.4 植物の光受容体 136 |
10.4.1 フィトクロム 136 |
10.4.2 クリプトクロム 141 |
10.4.3 フォトトロピン 142 |
10.5 核内の光形態形成抑制因子 143 |
10.6 光周性と概日時計 144 |
10.6.1 概日時計 144 |
10.6.2 光周性と「外的一致モデル」 145 |
Column 植物はどこで光刺激を感知するか 145 |
●練習問題 146 |
11章 栄養成長と生殖成長 |
11.1 植物の成長相 147 |
11.2 花の形を決める遺伝子 148 |
11.3 重複受精 149 |
Column 花粉分析 151 |
11.4 自家不和合性 152 |
11.5 有性生殖と栄養生殖 153 |
11.6 種子形成 154 |
●練習問題 155 |
12章 植物の運動 |
12.1 回復可能な速い運動 156 |
12.1.1 細胞の興奮を伝達するオジギソウ 156 |
12.1.2 受容した刺激を記憶するハエジゴク 157 |
12.1.3 トリガープラントの運動 158 |
12.1.4 タヌキモの運動 158 |
12.2 ゆっくりした膨圧運動 159 |
Column 活動電位 159 |
12.3 成長運動 160 |
●練習問題 161 |
13章 環境適応 |
13.1 無機環境に対する植物の適応 162 |
13.2 水環境 163 |
13.2.1 乾燥 163 |
13.2.2 湿潤 165 |
13.3 イオン環境 166 |
13.4 温度環境 168 |
13.4.1 高温 168 |
13.4.2 低温 169 |
13.5 紫外線環境 170 |
13.6 酸素環境 171 |
Column 特殊な環境に生育する植物 171 |
●練習問題 173 |
14章 病原体に対する植物の防御機構 |
14.1 静的抵抗性 174 |
14.2 動的抵抗性 175 |
14.2.1 非宿主抵抗性 175 |
14.2.2 品種特異的抵抗性―過敏感反応 177 |
14.2.3 誘導抵抗性 181 |
14.2.4 分子バラサイトに対する防御―RNAサイレンシング 185 |
Column RNAサイレンシングが植物のウイルス抵抗性機構であることがわかるまでの道のり 186 |
Column リカバリー現象の発見 188 |
Column RNAサイレンシングサプレッサーの発見 190 |
●練習問題 191 |
15章 微生物との共生 |
15.1 植物と菌類の共生 192 |
15.2 アーバスキュラー菌根菌の感染様式 194 |
15.3 リン酸の輸送 195 |
15.4 植物と窒素固定バクテリアとの共生 196 |
15.5 根粒の形成過程 197 |
15.6 根粒菌側の共生因子 198 |
15.7 共生の共通シグナル伝達経路 200 |
Column 遠距離シグナル伝達を介した根粒形成の全身的制御システム 201 |
15.8 共生窒素固定 202 |
●練習問題 203 |
■参考図書 204 |
■索引 206 |