基本的実験編 |
1章 試験管内の実験 青柳一彦 |
1-1 遺伝子の増幅方法 2 |
DNAの増幅(PCR法) 2 |
RNAの増幅(IVT) 4 |
1-2 遺伝子組換え 7 |
プラスミドベクターヘの組換え 7 |
ウイルスベクターヘの組換え 9 |
遺伝子への変異・欠失の導入 12 |
大腸菌への遺伝子導入 14 |
プラスミドの増幅と精製 17 |
ウイルスの増幅と精製 19 |
column ウイルスからの贈り物 21 |
1-3 タンパク質の合成と精製 22 |
in vilto タンパク質合成と精製 22 |
大腸菌内でのタンパク質合成 24 |
動物細胞でのタンパク質合成と精製 25 |
1-4 分子間の相互作用を知る 28 |
タンパク質-タンパク質相互作用 28 |
column Dr.キャリー・マリスをご存知ですか? 30 |
1-5 遺伝子、タンパク質の標識方法 30 |
核酸の標識 30 |
タンパク質の標識 32 |
1-6 遺伝子の構造解析 35 |
塩基配列の決定 35 |
column 2つのDNAシークエンス法 37 |
変異,多型の同定 38 |
欠失,増幅の同定(サザンプロット解析,アレイCGH解析) 40 |
解説 いろいろなDNA,RNAの表記 43 |
解説 定量性と再現性 44 |
解説 滅菌と遠心操作について 45 |
2章 細胞レベルの実験 佐々木博巳・河府和義 |
2-1 DNA、タンパク質の抽出・精製 46 |
DNAの抽出,精製 46 |
タンパク質の抽出,精製 48 |
2-2 mRNAの発現量を知る 50 |
ノーザンハイブリダイゼーション 50 |
Reverse transcription(RT)-PCR 52 |
定量的リアルタイムRT-PCR 54 |
DNAマイクロアレイ(チップ)解析 57 |
2-3 タンパク質の発現量を知る 59 |
抗体の作製 59 |
ウエスタンプロット解析 61 |
免疫沈降法 63 |
ELISA 65 |
colume モノクローナル抗体の作製には細胞融合が必要 66 |
2-4 タンパク質の局在性を知る 67 |
免疫細胞染色 67 |
蛍光タンパク質GFP(green fluorescent protein)を使う方法 68 |
分画ウエスタンプロット 70 |
2-5 タンパク質‐DNA複合体を知る 71 |
ゲルシフトアッセイ 71 |
フットプリント法 73 |
クロマチン免疫沈降法(ChIP法) 75 |
Two-hybrid法 77 |
UVクロスリンク法 79 |
表面プラズモン共鳴法 79 |
サウスウエスタン法 80 |
ファーウエスタン法 80 |
2-6 タンパク質の修飾を知る 81 |
糖鎖付加,リン酸化,ユビキチン化,アセチル化,メチル化,脂質修飾 81 |
2-7 転写開始点を決定する 83 |
プライマー伸長法(5'RACE) 83 |
Slマッピング 85 |
RNaseプロテクションアッセイ 86 |
2-8 DNAのメチル化を知る 86 |
メチル化依存性制限酵素切断法 86 |
バイサルファイトシークエンス 88 |
メチル化特異的PCR 89 |
メチル化マイクロアレイ 90 |
2-9 遺伝子導入法 92 |
いろいろな遺伝子導入法と利用法 92 |
リボフェクション法 94 |
エレクトロボレーション法 95 |
ウイルスベクターによる方法 96 |
2-10 遺伝子のノックダウンとノックイン法 98 |
RNA干渉法とアンチセンス法 98 |
column RNAi と miRNAの発見,どちらが重要か 100 |
発現ベクターによるcDNA導入 101 |
2-11 遺伝子プロモーター活性の測定 102 |
レポーターアッセイ 102 |
in vitro 転写 104 |
2-12 特定の細胞集団の分離 106 |
免疫磁気ビーズ法による細胞分離 106 |
フローサイトメトリー解析 108 |
2-13 細胞周期の観察 110 |
細胞の同調培養 110 |
フローサイトメトリー(FCM)による細胞周期解析法 112 |
2-14 アポトーシスの観察 114 |
DNAラダーの観察 114 |
発色法(TUNEL法)115 |
カスパーゼ3/7活性の測定 117 |
Annexin V 発現細胞の測定 118 |
2-15 細胞の増殖、腫瘍形成能の観察 119 |
血球計算盤による細胞数の測定 119 |
酵素活性を指標とした生・死細胞数の測定 120 |
コロニー形成能を調べる 121 |
足場非依存性増殖能を調べる 122 |
腫瘍形成能を調べる 123 |
2-16 細胞移動・浸潤能力を知る 125 |
創傷治癒(ウントヒーリング)アッセイ 125 |
マトリゲルインベージョンアッセイ 126 |
解説 抗原抗体反応 128 |
解説 いろいろな電気泳動 129 |
3章 組織レベルの実験 壇上稲穂 |
3-1 組織標本の作製 130 |
組織標本の作製法 130 |
3-2 特定mRNAの発現細胞を知る 133 |
in situ ハイブリダイゼーション(ISH)133 |
3-3 特定タンパク質の発現細胞を知る 135 |
免疫組織染色 135 |
3-4 増殖、細胞構成を知る 138 |
アポトーシス細胞の染色法 138 |
増殖細胞の染色 141 |
3-5 組織構造、細胞構成を知る 143 |
HE染色(へマトキシリン・エオジン染色) 143 |
column 大腸菌や枯草菌からの贈り物 144 |
column なぜヒトゲノムが解読されたか 145 |
解説 いろいろな生体反応と実験 146 |
4章 組織から細胞への実験 壇上稲穂 |
4-1 細胞培養 147 |
組織幹細胞 147 |
腫傷細胞株の樹立と正常組織由来不死化細胞の樹立 149 |
4-2 多能性幹細胞 151 |
ES細胞 151 |
iPS細胞 153 |
ES,iPS細胞の利用法と倫理的問題 154 |
column モデル生物を勉強しよう 156 |
co1umn 逆境からのノックアウトマウスの作製 157 |
解説 いろいろな培養細胞 158 |
5章 個体レベルの実験 壇上稲穂 |
5-1 トランスジェニック動物 160 |
トランスジェニックマウスの作製 160 |
その他のトランスジェニック動物 162 |
YAC,PAC,BACトランスジェニックマウス 162 |
5-2 遺伝子ターゲティング動物 165 |
遺伝子ターゲティングマウスの作製 165 |
5-3 個体への細胞移植 167 |
癌細胞の移植 167 |
フィールド別実験編 |
1 DNA複製・修復(佐々木) 170 |
2 転写調節(河府) 171 |
3 転写後調節(河府) 172 |
4 信号伝達(佐々木) 173 |
5 転写ネットワーク(河府) 174 |
6 細胞分裂・周期(佐々木) 175 |
7 細胞内外の輸送(壇上) 176 |
8 細胞接着と細胞移動(壇上) 178 |
9 細胞分化(壇上) 180 |
10 発生(河府) 182 |
11 アポトーシス(佐々木) 183 |
12 体性幹細胞(壇上) 184 |
13 胚性・人工多能性幹細胞(壇上) 186 |
14 遺伝子改変動物(河府) 188 |
15 ゲノム構造解析(壇上) 189 |
16 免疫1(免疫系発生)(河府) 190 |
17 免疫2(免疫応答能)(河府) 191 |
18 癌のゲノム網羅的解析(トランスクリプトームとプロテオーム)とその適用(佐々木) 192 |
19 最新の癌研究のハイライト、トピックスのまとめ(佐々木) 193 |
20 開拓的研究(佐々木) 194 |