凡例 vii |
工部省相関図 viii |
序章 3 |
第一部 工部省の成立と技術官僚 15 |
第一章 工部院設置をめぐる政治過程と技術官僚 17 |
一 はしがき 17 |
二 お雇い外国人モレルと「工部院建置之議」 19 |
(一)「工部院建置之儀」の提出時期と提案者をめぐって |
(二)モレルの建議と「工部院建置之儀」の内容 |
三 「工部の理念」と技術官僚 24 |
(一)「造幣局ヲ工部院内移管反対意見書」 |
(二)「工部の理念」と技術官僚 |
四 民蔵分離と技術官僚 36 |
五 むすび 38 |
第二章 工部省設置過程と「工部の理念」 45 |
一 はしがき 45 |
二 民蔵分離後の政治過程 46 |
三 工部省設置をめぐる政治過程 53 |
四 設置時の工部省と「工部の理念」 61 |
五 むすび 64 |
第三章 草創期工部省の組織整備と技術官僚 73 |
一 はしがき 73 |
二 発足直後の工部省を取り巻く環境 74 |
三 組織整備と「工部の理念」 77 |
(一)組織整備の展開 |
(二)工部省技術官僚路線の推進と政治的立場 |
四 「工部の理念」の実現と限界 89 |
(一)土木司の移管と「工部の理念」の実現 |
(二)土木寮の再移管と「工部の理念」の限界 |
五 むすび 98 |
第二部 明治初年における工部省の展開と政策実現 107 |
第四章 明治五年の行政史的展開 109 |
一 はしがき 109 |
二 工部省技術官僚路線の修正 110 |
三 運用に向けた組織の充実 115 |
四 横須賀造船所の移管 125 |
五 むすび 133 |
第五章 明治五年の政策展開と政治手法 143 |
一 はしがき 143 |
二 工部省の政治的問題化の回避と水面下・間接的交渉の継続 145 |
三 表舞台での交渉 152 |
四 工部省技術官僚路線推進の前提 161 |
五 むすび 167 |
第六章 明治六年の政局と工部省の政策過程 177 |
一 はしがき 177 |
二 明治六年の工部省の行政史的展開 178 |
(一)組織の展開 |
(二)管轄問題と技術者教育機関の展開 |
三 太政官制潤飾と工部省の政策決定 184 |
(一)太政官制潤飾と工部省の政治的立場 |
(二)「太政官制潤飾政府」下での政策決定 |
四 征韓論政変後の工部省 198 |
(一)伊藤博文の工部卿就任 |
(二)内務省設置の影響 |
(三)征韓論政変後の工部省と「工部の理念」 |
五 むすび 212 |
第三部 明治初年における工部省の政策実現の背景 225 |
第七章 明治初期鉄道建設をめぐる住民と技術官僚 227 |
一 はしがき 227 |
二 日本最初の鉄道建設における住民の反応と技術官僚 228 |
三 用地買収をめぐる住民と技術官僚 231 |
(一)高輪海岸手当金をめぐって |
(二)汐留三角屋敷買上をめぐる住民の要求 |
四 築堤工事をめぐる住民と技術官僚 237 |
(一)本芝海岸(芝浦海岸)築堤工事をめぐって |
(二)田町付近海岸築堤工事をめぐって |
五 むすび 247 |
第八章 工部省の「西洋性」と西洋意識 251 |
一 はしがき 251 |
二 洋行経験者と「西洋性」 253 |
三 留学生・海外派遣官員・お雇い外国人と「西洋性」 257 |
四 工部省の西洋意識 267 |
五 むすび 276 |
結章 293 |
工部省年表 305 |
主要参考文献一覧 309 |
主要引用史料一覧 313 |
あとがき 317 |
初出一覧 323 |
索引 1 |
凡例 vii |
工部省相関図 viii |
序章 3 |
第一部 工部省の成立と技術官僚 15 |
第一章 工部院設置をめぐる政治過程と技術官僚 17 |
一 はしがき 17 |