序 7 |
第一章 ドイツのハムと英国のピクルス 12 |
フレデリック・アークムの輝かしい人生 18 |
混ぜ物工作の化学 28 |
工業国英国と「利益を求める飽くなき渇望」 35 |
混ぜ物工作と法律 50 |
アークムの蒙った屈辱 57 |
第二章 一壺のワイン、一塊のパン 66 |
ワイン 70 |
度量衡 88 |
パンの取り締まり 92 |
飢饉食 100 |
一七五七~五八年、パンを巡る大スキャンダル 104 |
ギルドと良質な食品の保証 114 |
食品警察-検査官、胡椒商、乾物屋 118 |
第三章 政府製マスタード 124 |
悪魔の乾物屋 127 |
貧困と混ぜ物工作 132 |
英国の欺瞞者たち 140 |
公表作戦対科学 150 |
顕微鏡下の食品-アーサー・ヒル・ハッサル 155 |
名指しの非難と国民の健康 161 |
宣伝と立法 170 |
マスタード、純正食品、商業のしたたかさ 177 |
混ぜ物工作からパック入りの純正まで 185 |
第四章 ピンクのマーガリンと純正ケチャップ 193 |
牛乳とアルコール 196 |
マーガリンのための闘い 211 |
ハーヴィー・ワシントン・ワイリー 220 |
保存料と毒物班 227 |
アプトン・シンクレア、セオドア・ルーズヴェルト、『ジャングル』 240 |
正直な表示と純正ケチャップ 253 |
サッカリンとカフェイン-一九〇六年の余波 264 |
第五章 紛い鵞鳥の仔とペアナナ 268 |
代用食品と戦時の偽食品 270 |
合衆国におけるイミテーション食品 280 |
添加物、新食品、一九六九年のホワイトハウスの会議 287 |
栄養強化とダイエット 295 |
調味料の素晴らしき新世界 311 |
ラルフ・ネーダーと化学的御馳走 327 |
キャロライン・ウォーカーと立法化された消費者欺瞞 334 |
第六章 バスマティ米と乳児用粉ミルク 341 |
完璧な内容表示 343 |
グルメ食品偽装と保護された食品 351 |
バスマティ米のDNA 359 |
目に見えぬ危険と無用に世間を騒がす者 373 |
脂肪過多の鶏と農産物の混ぜ者工作 378 |
「不潔条項」、殺虫剤と有機欺瞞 382 |
偽卵と毒を与えられた赤ん坊 392 |
エピローグ 二十一世紀における混ぜ物工作 402 |
訳者あとがき 409 |