第1章 バイオマス資源 1 |
1.1 バイオマスの定義 1 |
1.2 バイオマスの分類 2 |
1.3 新エネルギー促進法とバイオマス 4 |
第2章 バイオマスによる二酸化炭素の固定 7 |
2.1 生物的CO2固定の原理 7 |
2.2 バイオマスによるCO2固定の可能性 10 |
2.3 土壌中炭素の役割 15 |
第3章 バイオマスの収集・運搬・前処理 20 |
3.1 収集 20 |
3.1.1 林地残材の収集 22 |
3.1.2 稲わらの収集 23 |
3.1.3 麦わらの収集 25 |
3.2 運搬 26 |
3.2.1 運搬技術 27 |
3.2.2 運搬距離 30 |
3.3 前処理 32 |
3.3.1 乾燥 32 |
3.3.2 破砕 33 |
3.3.3 微粉砕 35 |
第4章 バイオマス発電 37 |
4.1 発電 37 |
4.1.1 原理 37 |
4.1.2 実施例 41 |
4.1.3 課題と将来展望 47 |
4.2 コジェネレーション 47 |
4.2.1 原理 48 |
4.2.2 実施例 50 |
4.2.3 課題と将来展望 53 |
4.3 ガス化 53 |
4.3.1 原 理 54 |
4.3.2 実施例 56 |
4.3.3 課題と将来展望 60 |
第5章 熱化学的変換 63 |
5.1 急速熱分解 63 |
5.1.1 原理 63 |
5.1.2 実施例 64 |
5.1.3 課題と将来展望 65 |
5.2 水熱液化 66 |
5.2.1 原理 66 |
5.2.2 実施例 67 |
5.2.3 課題と将来展望 69 |
5.3 間接液化 69 |
5.3.1 原理 69 |
5.3.2 実施例 71 |
5.3.3 課題と将来展望 73 |
5.4 超臨界処理 74 |
5.4.1 原理 74 |
5.4.2 実施例 77 |
5.4.3 課題と将来展望 79 |
5.5 バイオディーゼル燃料製造 80 |
5.5.1 原理 80 |
5.5.2 実施例 83 |
5.5.3 課題と将来展望 84 |
第6章 生物化学的変換 89 |
6.1 エタノール発酵 89 |
6.1.1 原理 89 |
6.1.2 実施例 95 |
6.1.3 課題と将来展 101 |
6.2 メタン発酵 102 |
6.2.1 原理 103 |
6.2.2 実施例 104 |
6.2.3 課題と将来展望 110 |
6.3 アセトン・ブタノール発酵 112 |
6.3.1 原理 112 |
6.3.2 実施例 114 |
6.3.3 課題と将来展望 115 |
第7章 固形燃料化 118 |
7.1 ペレット製造 118 |
7.1.1 原理 118 |
7.1.2 実施例 119 |
7.1.3 課題と将来展望 121 |
7.2 炭化 122 |
7.2.1 原理 122 |
7.2.2 実施例 124 |
7.2.3 課題と将来展望 125 |
第8章 バイオエネルギーシステム 127 |
8.1 バイオエネルギーシステムとは何か 127 |
8.1.1 基本システム 128 |
8.1.2 バイオエネルギーシステムの工夫 129 |
8.1.3 エネルギーの質とカスケード利用 130 |
8.2 バイオエネルギーシステムの事例 132 |
8.2.1 木質バイオマス利用システム 132 |
8.2.2 農業バイオマス利用システム 133 |
8.2.3 廃棄物再資源化システム 135 |
8.3 マリンバイオシステム構想 137 |
8.3.1 コンブ利用発電システム 139 |
8.3.2 ワカメのハイブリッド処理によるエネルギー生産システム 143 |
第9章 バイオマスエネルギーと地球環境問題 151 |
9.1 CO2削減効果の評価法 151 |
9.2 持続可能な植林とバイオマス発電所の規模と計算仮定 152 |
9.2.1 持続的植林 153 |
9.2.2 バイオマス発電所の建設 154 |
9.3 石炭火力発電を代替することによるCO2排出削減量 155 |
9.3.1 石炭火力発電所からのCO2排出量 155 |
9.3.2 石炭火力発電をバイオマス発電で代替することによるCO2削減 156 |
9.3.3 その他のプロセスのCO2削減効果 158 |
あとがき 161 |
謝辞 162 |
さくいん 164 |