| 日本語版への序文 xi |
| 訳者序文 xiii |
| 序文 xvii |
| 第1章 基本的コヒーレンス現象 1 |
| 1.1 干渉と統計的類似性 1 |
| 1.2 時間的コヒーレンスとコヒーレンス時間 5 |
| 1.3 空間的コヒーレンスとコヒーレンス領域 7 |
| 1.4 コヒーレンス体積 11 |
| 問題 13 |
| 第2章 数学的準備 15 |
| 2.1 確率過程の理論の基本的概念 15 |
| 2.2 エルゴート性 23 |
| 2.3 実信号の複素表示と狭帯域信号の包絡線 25 |
| 2.4 自己相関関数と相互相関関数 29 |
| 2.4.1 ランダムな振幅をもつ周期成分の有限和の自己相関関数 32 |
| 2.5 スペクトル密度とウィーナー-ヒンチンの定理 33 |
| 問題 38 |
| 第3章 空間-時間領域における2次のコヒーレンス現象 41 |
| 3.1 定常な光の波動場の干渉法則.相互コヒーレンス関数と複素コヒーレンス度 41 |
| 3.2 インコヒーレント光源からの空間的コヒーレンスの生成ファン・シッター-ゼルニケの定理 49 |
| 3.3 具体例 60 |
| 3.3.1 星の直径を測定するためのマイケルソンの方法 61 |
| 3.3.2 スベクトル線のエネルギー分布を決定するためのマイケルソンの方法 67 |
| 3.4 相互強度の伝搬 69 |
| 3.5 自由空間中の相互コヒーレンスの伝搬を記述する波動方程式 72 |
| 問題 74 |
| 第4章 空間-周波数領域における2次のコヒーレンス現象 77 |
| 4.1 コヒーレントモード表示と相関関数としての相互スベクトル密度 78 |
| 4.2 スペクトル干渉法則とスペクトルコヒーレンス度 82 |
| 4.3 具体例:干渉におけるスペクトル変化 91 |
| 4.4 狭帯域光の干渉 95 |
| 問題 99 |
| 第5章 異なるコヒーレンス状態の光源からの放射 103 |
| 5.1 異なるコヒーレンス特性をもつ光源によって生成される場 103 |
| 5.2 途方場における相関とスペクトル密度 106 |
| 5.3 モデル光源からの放射 114 |
| 5.3.1 シェルモデル光源 115 |
| 5.3.2 準均一光源 118 |
| 5.4 同ーの放射強度分布を生成する異なる空間的コヒーレンス状態の光源 125 |
| 5.5 ランバート光源のコヒーレンス特性 130 |
| 5.6 伝搬に伴うスベクトル変化.スケーリング則 132 |
| 問題 139 |
| 第6章 散乱におけるコヒーレンスの効果 143 |
| 6.1 決定論的媒質による単色平面波の散乱 144 |
| 6.2 決定論的媒質による部分的コヒーレント波の散乱 148 |
| 6.3 ランダム媒質による散乱 153 |
| 6.3.1 一般的な公式 153 |
| 6.3.2 例題 156 |
| 6.3.3 準均一媒質による散乱 160 |
| 問題 164 |
| 第7章 高次のコヒーレンスの効果 167 |
| 7.1 はじめに 167 |
| 7.2 電波による強度干渉法 169 |
| 7.3 ハンブリー・ブラウン-トゥイス効果と光による強度干渉法 174 |
| 7.4 黒体放射のエネルギーゆらぎに対するアインシュタインの公式と波動-粒子の二重性 182 |
| 7.5 光のゆらぎの光電検出に関するマンデルの理論 186 |
| 7.5.1 光子計数の統計に対するマンデルの公式 186 |
| 7.5.2 単一の光検出器による計数の分散 188 |
| 7.5.3 2つの検出器による計数ゆらぎの間の相関 191 |
| 7.6 光子計数の測定による光の統計的特性の決定 194 |
| 問題 196 |
| 第8章 確率論的電磁ビームの偏光の基本理論 199 |
| 8.1 準単色電磁ビームの2x2の同時刻相関行列 199 |
| 8.2 偏光した光，偏光していない光，および部分偏光した光.編光度 204 |
| 8.2.1 完全に偏光した光 204 |
| 8.2.2 自然(偏光していない)光 207 |
| 8.2.3 部分偏光した光と偏光度 209 |
| 8.2.4 完全偏光の幾何学的重要性.完全に偏光した光のストークスパラメーター.ポアンカレ球 214 |
| 問題 222 |
| 第9章 偏光とコヒーレンスの統一理論 225 |
| 9.1 確率論的電磁ビームの2x2の相互スペクトル密度行列 226 |
| 9.2 確率論的電磁ビームのスペクトル干渉法則，スベクトルコヒーレンス度，およびスベクトル偏光度 227 |
| 9.3 実験による相互スペクトル密度行列の決定 233 |
| 9.4 ランダムな電磁ビームの伝搬に伴う変化 235 |
| 9.4.1 確率論的電磁ビームの相互スペクトル密度行列の伝搬-一般的な公式 236 |
| 9.4.2 電磁ガウス型シェルモデルビームの相互スペクトル密度行列の伝搬 237 |
| 9.4.3 伝搬する確率論的電磁ビームの相関に誘起される変化の例 241 |
| 9.4.4 ヤングの干渉実験におけるコヒーレンスに誘起される偏光度の変化 247 |
| 9.5 一般化されたストークスパラメーター 253 |
| 問題 256 |
| 付録Ⅰ 位相空間のセルと縮退パラメーター 261 |
| (a) 準単色光波の位相空間のセル(1.4節) 261 |
| (b) 共振器内の放射の位相空間のセル(7.4および7.5節) 264 |
| (c) 縮退パラメーター 267 |
| 付録Ⅱ 光子計数の統計に対するマンデルの公式の導出[7.5.1節の式(2)] 269 |
| 付録Ⅲ 電磁ガウス型シェルモデル光源の偏光度 273 |
| 付録Ⅳ 重要な確率分布 277 |
| (a) 二項(ベルヌーイ)分布とその極限的場合のいくつか 277 |
| (b) ボーズ-アインシュタイン分布 280 |
| 人名索引 283 |
| 事項索引 288 |
