| 前口上－もうひとつの地球環境問題人門 立本成文 i |
| 序章 モノがつなぐ地域と地球 窪田順平 001 |
| もうひとつの地球環境問題 002 |
| 地球環境問題における「地域」と「地球」の関係 004 |
| 資源を輸入に依存する日本 007 |
| 失われたつながりを取り戻すための試み－フェアトレード、認証制度 010 |
| 「地産地消」から「知産知消」へ 012 |
| 会うことのない人びと、まだ見ぬ世代へ果たすべき私たちの責任とは 013 |
| 第1章 食料－エビの風景 村井吉敬 015 |
| はじめに－エビのアジア 016 |
| カリマンタンの日系エビ会社と漁民 018 |
| 養殖池の畔で 023 |
| マングローブ林の伐採 027 |
| 津波という天災、養殖池という「人災」 030 |
| むすびにかえて－「会うことのない人たち」との関わり 034 |
| 第2章 木材－アムールトラの棲む森はいま 山根正伸 037 |
| 輸出志向の森林開発が招く危機 040 |
| 越境した木材の行方 053 |
| わたしたちに求められること 060 |
| 第3章 水－日本に輸出される大量の「仮想水」 窪田順平 065 |
| 経済のグローバル化と日本の食料そして環境問題 066 |
| 偏在する水と農業虚 068 |
| 循環する水－グリーンウォーターとブルーウォーター 069 |
| 資源としての水の特徴 072 |
| 記録的な穀物価格の高騰－食料争奪の時代？ 077 |
| 農業生産のための水・土地は足りているか？ 080 |
| 日本の立場 088 |
| 第4章 廃棄物－ごみの行方を追う 寺園 淳 095 |
| 循環資源の輸出はどうなっているか 096 |
| 法的に考える循環資源の輸出 100 |
| E‐wasteの越境移動 109 |
| 金属スクラップの越境移動 123 |
| PETボトルなど廃プラスチックの越境移動 128 |
| 循環資源の越境移動に関する課題と方向性 137 |
| 第5章 感染症－この不安をどう乗り越えるか？ 門司和彦 145 |
| はじめに 146 |
| 地球環境問題とは「人類環境問題」である 147 |
| 地球研の使命 149 |
| ラオス少数民族の生活とマラリア 153 |
| 日本からの古タイヤの輸出と米国でのデング熱の発生 1157 |
| 日本人が基点となったアメリカでの麻疹の小流行 159 |
| 一九一八年のインフルエンザ流行 163 |
| 新たなインフルエンザ世界流行 167 |
| ブタ由来インフルエンザA／H1N1流行の教訓と今後 171 |
| 感染症に対してどういう世界を作っていったらよいか 173 |
| 感染症リスクの軽減にむけて 176 |
| 第6章 地産地消から知産知消へ－つながりという「関係価値」 阿部健一 179 |
| きっかけ 180 |
| 「食」の何が問題なのか 182 |
| つながりを考えること 185 |
| 生産地と消費地のつながりが弱くなるということ 189 |
| 地球時代の「地産地消」 192 |
| 「知産知消」－東ティモールのコーヒー 196 |
| 「関係価値」の創出 204 |
| あとがき 212 |
| 前口上－もうひとつの地球環境問題人門 立本成文 i |
| 序章 モノがつなぐ地域と地球 窪田順平 001 |
| もうひとつの地球環境問題 002 |
| 地球環境問題における「地域」と「地球」の関係 004 |
| 資源を輸入に依存する日本 007 |
| 失われたつながりを取り戻すための試み－フェアトレード、認証制度 010 |
