はじめに 13 |
第1章 ダーウィン的生命 33 |
地球生命を定義する 43 |
進化が生じる方法 46 |
非地球的生命はあるのか、それは必然的に非ダーウィン的生命なのか 49 |
第2章 進化における 「成功」 とは何か 55 |
進化における成功というとらえどころのない概念 60 |
最大限に成功する種のモデル 67 |
成功する生物圏のモデル 68 |
第3章 地球上の生命に関する二つの仮説 71 |
進化と生物的行動 75 |
ガイア仮説 77 |
メデア的生命の本質に関して 88 |
仮説を検証する 92 |
人間のサバイバル 113 |
第4章 メデア的フィードバックとグローバルな過程 115 |
フィードバック・システム 118 |
温度(CO2 を原因とする) 119 |
生物がもたらした酸素およびCO2の長期変動 124 |
生物相に仲介される略取 134 |
他のメデア的効果 135 |
第5章 生命の歴史におけるメデア的現象 139 |
DNAによる乗っ取り、四〇億年前から三七億年前(推定) 141 |
メタンの大惨事、三七億年前 143 |
大気酸素の最初の増加、二五億年前 144 |
地球最初の氷河作用、二三億年前 145 |
キャンフィールドの海洋、二〇億~一〇億年前(推定) 146 |
第二のスノーボール、七億年前 149 |
動物の発生、生命の減少、六億年前 150 |
顕生代の微生物の大量絶滅、三億六五〇〇万~九五〇〇万年前 152 |
植物による陸地の占有で急変する地球の温度、四億~二億五〇〇〇万年前 159 |
デボン紀の富栄養化現象、三億六〇〇〇万年前 161 |
KT 絶滅、六五〇〇万年前 162 |
更新世の氷河期 163 |
第6章 メデアとしての人類 167 |
原核生物のように振る舞う人類 170 |
人口問題 173 |
人類が引き起こした生物総量の減退 175 |
第7章 時間を通して検証される生物総量(バイオマス) 179 |
生物多様性の歴史は、一方の仮説を他方の仮説よりも支持しているか 180 |
地球全体の生物総量-とらえにくい結論 186 |
太古の地球の二酸化炭素の歴史 189 |
生物総量の推定 194 |
結論は保留-モデルのありうる問題点 195 |
最新の世代 197 |
地球の生物圏は 「死滅」 しつつあるのか 202 |
第8章 予測される生物総量(バイオマス)の将来動向 203 |
将来を見通すモデル 205 |
二酸化炭素と植物の終わり 210 |
緑色植物と酸素 218 |
犯人 219 |
第9章 要約 221 |
第10章 環境主義の含意と行動方針 225 |
人類と、制約なしに旅する新しい自由 227 |
自然の一環としての人間 234 |
環境主義の哲学的基礎 235 |
ディープエコロジーの基本骨格 238 |
実用的な環境主義の二、三の規則 241 |
哲学的な課題 243 |
第11章 何をなすべきか 245 |
何が起こるのか 246 |
近い未来 248 |
人類による温室効果ガス生産-メデア的効果か、地球の生物総量の増加か 256 |
工学技術による解決法 257 |
籠(かご)の中の卵 258 |
宇宙船 263 |
最後に 266 |
訳者あとがき 269 |
参考文献 9 |
索引 1 |
はじめに 13 |
第1章 ダーウィン的生命 33 |
地球生命を定義する 43 |
進化が生じる方法 46 |
非地球的生命はあるのか、それは必然的に非ダーウィン的生命なのか 49 |
第2章 進化における 「成功」 とは何か 55 |