第1章 序論-温室効果ガス削減目標について考える 9 |
1. 目標の枠組みと満たすべき条件 9 |
2. 温暖化安定化目標の不確定性 12 |
3. 温度上昇2度以内の提案 14 |
4. 世界の長期目標-2050年目標 18 |
5. 先進国の2050年目標 20 |
(1) 需要量の拡大 26 |
(2) 火力発電の構成と効率変化及びCCS導入 26 |
(3) 自然エネルギーの導入 27 |
6. 先進国とわが国の2020年目標 29 |
(1) 京都議定書との整合性 32 |
(2) 長期目標との整合性 32 |
(3) 衡平性 33 |
(4) 実現可能性 34 |
7. 本書研究の性格ととりまとめの方向 37 |
8. 研究成果のとりまとめ 40 |
(1) 限界費用の大きさ 40 |
(2) 国民経済上の負担 41 |
(3) 諸対応政策 42 |
第2章 世界モデルによる国際的公平性と長期目標との関係に関する評価 46 |
1. 世界モデルのフレームワークと前提条件 46 |
(1) モデルのフレームワーク 48 |
(2) 主要な前提条件 52 |
2. 国際的な公平性 62 |
(1) 国際的な公平性指標の考え方 62 |
(2) 各国の排出削減可能量と費用 74 |
(3) 国際的な公平性から見た削減目標 80 |
3. 長期目標との関係 98 |
(1) 長期目標との関係の考え方 98 |
(2) 長期目標との関係の分析 100 |
コラム(1) 他の研究機関による日本の削減費用の推定 78 |
コラム(2) EUの排出削減の見通し 83 |
第3章 国内の具体的な対策 107 |
1. 中期目標の考え方 107 |
2. 分析のフレームワーク 113 |
(1) エネ研モデルの概要 114 |
(2) 技術導入に関するケースシナリオ 117 |
(3) 経済社会フレームの前提 121 |
3. 選択肢ごとの対策 125 |
(1) CO2排出見通し 125 |
(2) 各選択肢における対策と政策課題 128 |
(3) 国立環境研究所との政策比較 132 |
(4) 対策にかかるコスト負担とその財源 135 |
(5) 1990年比25%削減ケースの分析 137 |
4. 部門別の対策 141 |
(1) 発電部門 142 |
(2) 産業部門 164 |
(3) 運輸部門 175 |
(4) 民生部門 196 |
コラム(1) 燃費規制と技術進展 195 |
第4章 地球温暖化対策の経済評価 226 |
1. 経済モデルの役割と構造 227 |
(1) 経済モデルの役割 227 |
(2) 経済モデルの鳥瞰 229 |
(3) 一般均衡モデル 232 |
(4) KEOモデルの構造 234 |
(5) KEOモデルにおける技術 236 |
2. 国内対策による経済評価 239 |
(1) リファレンス・ケース 239 |
(2) マクロ経済への影響 243 |
(3) 産業への影響 255 |
(4) 家計負担 263 |
3. 海外クレジット利用を組み合わせた評価 272 |
(1) マクロ経済への影響 272 |
(2) 家計負担 278 |
コラム(1) 米国におけるGDPへの影響に関するモデル評価比較 253 |
コラム(2) 米国における温暖化対策の産業別影響 261 |
第1章 序論-温室効果ガス削減目標について考える 9 |
1. 目標の枠組みと満たすべき条件 9 |
2. 温暖化安定化目標の不確定性 12 |
3. 温度上昇2度以内の提案 14 |
4. 世界の長期目標-2050年目標 18 |
5. 先進国の2050年目標 20 |