はじめに-ターニング・ポイントにいる人人類 |
第一章 生物とはなにか 11 |
「生き・もの」の意味-リズムと個体形成 |
無生物のリズム形成-水は生きている |
生物のリズム形成-新陳代謝、動的平衡、そして代謝リズム |
代謝研究の黎明期における動的平衡-ベルナールヒシェーンハイマー |
タンパク質合成とエネルギー代謝リズムの協調 |
第二章 糖質代謝とエネルギー代謝リズム 27 |
解糖系のリズム形成-主役は酸化還元反応 |
生命とはなにか-シュレーディンガーとプリゴジン |
散逸構造とは-エネルギーの散逸による購遥形成 |
散逸構造のメカニズム-構造はいかにして生まれるか |
散逸構造としてみた解糖系-酸化還元とフィードバック制御ループ |
呼吸系の振動の可能性-化学モデルとしてのBZ反応 |
第三章 酵母にみられるエネルギー代謝振動 53 |
エネルギー代謝振動-実験事始め |
酵母の時計遺伝子候補GTS1-それは失敗から始まった |
バイオリアクター-そのやっかいなもの |
エネルギー代謝振動のメカニズムの探求-数々の出会いと出来事 |
好気的呼吸-効率的な焼却炉 |
エネルギー代謝振動のメカニズム-同化と異化の代謝リズム |
エネルギー代謝リズムにおけるサイクリックAMPの機能 |
第四章 ほ乳類にみられるエネルギー代謝リズム 81 |
ほ乳類の生物リズム-概日リズムと隠れた短周期リズム |
概日時計の構造と機能-それは散逸構造か |
ほ乳類におけるエネルギー代謝リズム-あるのかないのか |
脳によるエネルギー代謝リズムの調節-ホルモン、CAMP、そしてエサ |
第五章 細菌におけるエネルギー代謝リズム-ラン色細菌の概日リズム 99 |
ラン色細菌の概日時計-自律的で狂わない時計 |
ラン色細菌のエネルギー代謝リズム |
第六章 生物と無生物のあいだ 107 |
オートポイエーシス理論-固体形成と自己産生 |
生物という自己産生システム-宇宙に調和する小さな宇宙 |
自己産生システムにおける遺伝子の立場 |
第七章 遺伝子パラダイムにはまった現代社会 119 |
科学と科学論文-パラダイムが壁になる時 |
ピーア・レビュー方式-論文になるかならないか |
遺伝子パラダイムの限界はどこに |
遺伝子に変わるパラダイムはなにか-生物の情報を選ぶ場の理論 |
量子真空の場-その奇妙だがエネルギーに満ちたもの |
宇宙は宇宙をプログラムしている! |
第八章 おわりに-生命をとらえ直して、生き方を考える 145 |
はじめに-ターニング・ポイントにいる人人類 |
第一章 生物とはなにか 11 |
「生き・もの」の意味-リズムと個体形成 |
無生物のリズム形成-水は生きている |
生物のリズム形成-新陳代謝、動的平衡、そして代謝リズム |
代謝研究の黎明期における動的平衡-ベルナールヒシェーンハイマー |