はじめに |
第1章 モデル温暖化論の誕生 1 |
第一節 人為的温暖化論の批判 1 |
第二節 真鍋氏の活躍 25 |
第三節 ハンセン氏の成功物語 31 |
第四節 エネルギー問題との関連 40 |
第2章 温暖化論の問題点 51 |
第一節 真鍋ペア論文と鉛直温度減率(lapse rate) 51 |
第二節 水蒸気フィードバックなど 60 |
第三節 雲のパラメタ化 64 |
第四節 気候モデルの信頼性 74 |
第五節 海洋問題 85 |
第3章 温暖化論は数学的誤りか? 99 |
第一節 気候感度の実測値 99 |
第二節 著者の論文の概要 104 |
第三節 温暖化実験の罠 119 |
第4章 中世温暖期と小氷河期|歴史的気候論 125 |
第一節 中世温暖期 125 |
第二節 小氷河期 134 |
第三節 ホッケースティック論争 151 |
第5章 太陽活動と気候の自然変動の影響 159 |
第一節 ジャック・エディの業績 159 |
第二節 今回の温暖化の捉え方 169 |
第三節 黒点周期24と寒冷化 188 |
第四節 ダンスガード=エシュガーの一五〇〇年周期 200 |
第6章 日本の異常気象の四十四年周期と寒冷化 209 |
第7章 燃料電池とCO2回収・貯留技術 239 |
第一節 燃料電池開発の歴史 239 |
第二節 固体高分子型燃料電池 242 |
第三節 CO2回収・貯留技術 247 |
第8章 本書の結論 255 |
第一節 火力発電と第二首都 255 |
第二節 トリウム熔融塩炉 284 |
第9章 トリウム熔融塩核エネルギー協働システム(トリウム熔融塩国際フォーラム代表 古川和男氏特別寄稿) 301 |
第一節 はじめに-地球環境は非常事態 301 |
第二節 科学技術とは?そして未来とは? 302 |
第三節 環境およびエネルギー事情の将来予測 304 |
第四節 知られていない原子炉開発の歴史 307 |
第五節 トリウムについて 310 |
第六節 熔融塩燃料の利用 313 |
第七節 巨大トリウム核燃料増殖サイクルの構築 317 |
第八節 トリウム熔融塩核エネルギー協働システムの特色 326 |
第九節 トリウム熔融塩核エネルギー協働システム開発戦略 326 |
第十節 新トリウムエネルギー利用構想と国内外の支持 328 |
第十一節 おわりに331 |