はじめに 5 |
第1章 すべては理解できるものか-元をたどってみる 13 |
太陽はなぜ輝くのだろう |
すべてを分解してみる |
原子の中だって大変なんだ |
じゃあその先は? |
あなたはなぜ重いのか |
第2章 質量とは何か-押しても引いても動かない 32 |
ぶつかるとはじかれる |
質量があると重いのか |
素粒子の質量と重さ |
第3章 ゼロと有限の境目-光のように速く飛んでみる 46 |
音よりも速く、光より速く? |
波には伝わるものがある |
電気と磁気の不思議な関係 |
からみ合って先に進んでいくもの |
走っている人と止まっている人 |
エネルギーも相対的 |
静止した物体がもつエネルギー |
ゼロと有限の境目 |
第4章 自転する素粒子 81 |
回り続けるもの |
小さな世界で波打つ粒子 |
ミクロの世界のギアチェンジ |
回る素粒子 |
相対論と量子力学の統合 |
天才ディラックのアクロバット |
右と言ったら右 |
第5章 右と左が違うのは-見えざる弱い力 110 |
右手と左手は違うのか |
原子核の中まで入り込む |
ラザフォードの貢献 |
小さな世界で働く強い力 |
湯川の予言 |
たまにしか起こらない出来事:弱い力 |
エネルギーが保存されない!? |
弱い力の登場 |
奇妙な問題 |
奇妙さを数える |
右か左か、それが問題だ |
右と左は確かに別物 |
右巻きと左巻きは別の素粒子? |
第6章 沈むときは二人で-真空に沈殿する素粒子 152 |
何もない真空 |
人のふり見て我がふり直す |
スピンがそろった状態=真空 |
素粒子はみな同じ |
仲良しボースと一匹狼のフェルミ |
みんなで一緒に |
ペアを作るとお得な話 |
金属にどうして電流が流れるのか |
ボース-アインシュタイン凝縮のなせるワザ |
舞台はふたたび素粒子へ |
これが南部理論だ! |
真空に働く空気抵抗 |
自発的対称性の破れの正体 |
第7章 陽子に針を突きさす-クォークの登場 196 |
精巧な組み木細工 |
壊れて消えるシャボン玉粒子 |
クォークに色がある!? |
解きほぐすのではなくぶっ壊す |
色が支配する法則 |
近距離で弱く遠距離で強い力 |
真空の対称性 |
素粒子の反応を計算する |
一二桁の精度で正しい理論 |
第8章 真空の雑踏-何でもありの量子論 226 |
とにかく全部足さないと |
ファインマンの経路積分 |
積分の積分の積分 |
計算機にまかせろ |
できることはとことんやる |
一個の陽子をシミュレーションしてみる |
真空は満員電車? |
第9章 あるんだったら出してみろ-ヒッグス粒子と巨大加速器 258 |
どこまで大きくなるのか |
たった二パーセントでもおろそかにできない |
もう一度弱い力について |
質量ゼロの粒子問題 |
ゼロを有限にするには |
質量ゼロの粒子が合体して質量をもつ!? |
力を節約できるか |
力の統一に向けて |
壊すことが役割 |
ヒッグス粒子をたたき出す |
ヒッグス粒子が見つかればすべてが解決するのか |
質量の起源はわかったのか |
宇宙のすべてを理解することは可能か |
あとがき 296 |
さくいん 301 |
はじめに 5 |
第1章 すべては理解できるものか-元をたどってみる 13 |
太陽はなぜ輝くのだろう |
すべてを分解してみる |
原子の中だって大変なんだ |
じゃあその先は? |