はじめに 瀬谷博道(旭硝子財団理事長) 1 |
本書をまとめるにあたって 森島昭夫(旭硝子財団理事) 11 |
第1部 地球環境の現在 |
地球環境の現在 21 |
人間活動が破壊する「地球の肺」 25 |
加速する生物多様性の喪失 27 |
地上から消えゆく水資源 30 |
飽食の国と飢餓の国 34 |
枯渇に向かう化石燃料 37 |
急増するエネルギー消費 42 |
穀倉地帯を襲う記録的な干ばつ 44 |
発展途上国で急増する「気候難民」 47 |
自然を損なうことは自らを損なうこと‐私たちの選択 50 |
第2部 生存の条件 |
第1章 人類が直面する最大の危機-地球環境問題 54 |
1 「成長の限界」からの出発 57 |
2 限界に直面する人間の営み 63 |
(1) 都市化が招いた自然との乖離 63 |
(2) エネルギー資源の枯渇 66 |
(3) 水資源利用の持続性と公平性 71 |
(4) 食料確保の持続性と公平性 77 |
3 忍び寄る危機 84 |
(1) 地球温暖化 84 |
(2) 生物多様性の喪失 91 |
第2章 21世紀の目指すべき姿 -太陽エネルギー社会 104 |
1 「太陽エネルギー社会」とは 106 |
(1) ヒトとしての存在と人間としての存在 106 |
(2) 生命力溢れる「太陽エネルギー社会」 108 |
(3) 太陽エネルギー社会の姿 110 |
2 「太陽エネルギー社会」を実現するために 116 |
(1) 自然の理に逆らわない社会への転換 116 |
(2) 人類の共有財産の公平な配分と継承 117 |
(3) 「太陽エネルギー社会」に向けた対話 118 |
(4) 「太陽エネルギー社会」に向けた科学技術 120 |
第3章 危機を乗り越えて創る未来社会-生命力溢れる「太陽エネルギー社会」への道 122 |
1 自然そのものに価値を認める社会の実現に向けて 124 |
(1) 自然環境の保全 125 |
(2) 自然の理に従う開発 127 |
(3) 自然の水循環を保全する開発 128 |
(4) 土地の再生産力の保全と食料配分の公平 131 |
2 持続可能なエネルギーの利用に向けて 134 |
(1) 膨大な太陽エネルギーとその活用 134 |
(2) 太陽エネルギーと持続可能社会 136 |
3 ライフスタイルの変革 148 |
(1) 変革が求められるライフスタイル 148 |
(2) これから求められるライフスタイルの方向 150 |
(3) ライフスタイル変革に必要な教育 153 |
(4) ライフスタイル変革を促進する仕組みの整備 155 |
4 都市と地方が連携した多様性と活力に満ちた社会 157 |
(1) 多様性と活力に満ちた都市と地方 158 |
(2) 自立した自然循環地域圏形成のための連携 163 |
5 社会システムの改善・国際連携 166 |
(1) 政治・行政の強い意志 166 |
(2) 太陽エネルギー社会の実現に向けた国際的な連携 167 |
最終章 生命力溢れる地球の回復-ブループラネットの実現 170 |
1 生命力溢れる地球の回復 172 |
2 新しい時代への発想の転換 175 |
(1) 自然は人間の生存基盤 175 |
(2) 思いやりの心 176 |
3 ブループラネットの実現に向けたアプローチ 179 |
(1) 科学技術の知と人文社会の知とを両輪とした問題解決 179 |
(2) 「思いやりの心」を育む社会システムの創造 180 |
(3) 地球社会という繋がりをつくるための対話と国際連携 183 |
4 ブループラネットの実現と活力ある社会 186 |
第3部 「生存の条件」に寄せて-ブループラネット賞受賞者からのメッセージ |
「環境への一般大衆による支援構築」 191 |
-ジェフリー・A・マクニーリー教授 第2回ブループラネット賞受賞(1993年) |
「脅威を示す曲線、簡単なアイデア、そして複雑な実情」 199 |
-オイゲン・サイボルト博士 第3回ブループラネット賞受賞(1994年) |
「食料不足が文明崩壊をもたらすか」 208 |
-レスター・R・ブラウン氏 第3回ブループラネット賞受賞(1994年) |
「すべての人がずっと食べていくために」 216 |
-M・S・スワミナサン教授 第5回ブループラネット賞受賞(1996年) |
「持続可能な開発を取り巻くリーダーシップの危うさ」 223 |
-カールヘンリク・ロベール博士 第9回ブループラネット賞受賞(2000年) |
「人類と環境」 232 |
-ノーマン マイアーズ博士 第10回ブループラネット賞受賞(2001年) |
「地球環境は足元から」 241 |
-宮脇昭博士 第15回ブループラネット賞受賞(2006年) |
「人類存続のため公平性を」 248 |
-エミル・サリム博士 第15回ブループラネット賞受賞(2006年) |
はじめに 瀬谷博道(旭硝子財団理事長) 1 |
本書をまとめるにあたって 森島昭夫(旭硝子財団理事) 11 |
第1部 地球環境の現在 |
地球環境の現在 21 |
人間活動が破壊する「地球の肺」 25 |
加速する生物多様性の喪失 27 |