1 浸透探傷試験における界面現象 1 |
1.1 表面張力 1 |
1.2 接触角 2 |
1.3 ぬれ性 4 |
1.4 Young Laplaceの式 8 |
1.5 毛管現象 9 |
1.5.1 細管による毛管現象 9 |
1.5.2 均等な間隔に配置された2平面間の毛管現象 11 |
1.5.3 一端を接触させた2平面間の毛管現象 11 |
1.6 浸透速度 12 |
2 浸透探傷試験を行うための表面の準備 15 |
2.1 表面付着物質の種類と性質 16 |
2.1.1 疎水性付着物 16 |
2.1.2 親水性付着物 17 |
2.2 表面付着物除去の準備 17 |
2.2.1 除去方法の機能の検証 17 |
2.2.2 表面付着物除去方法選択のために検証すべき項目 17 |
2.3 表面付着物の除去方法 18 |
2.3.1 洗浄剤によって除去する方法 18 |
2.3.2 機械的に除去する方法 21 |
2.4 試験体の性状による洗浄,脱脂,脱スケール方法の選択 27 |
3 探傷剤の種類と性質 29 |
3.1 探傷剤の基本組成とその役割 29 |
3.1.1 浸透液と現像剤 29 |
3.1.2 染料 30 |
3.1.3 界面活性剤 30 |
3.2 探傷剤の組成と性質 34 |
3.2.1 探傷剤を構成する基本的性質 34 |
3.3 探傷剤に要求される性質 36 |
3.3.1 浸透液に要求される性質 36 |
3.3.2 現像の機構 45 |
4 浸透液の挙動 48 |
4.1 汚染物質の影響 48 |
4.2 浸透液の浸透速度 50 |
4.3 浸透液の染料濃度と感度 50 |
4.4 洗浄処理における界面活性剤の働き 51 |
4.5 水洗時の温度 52 |
4.6 水洗時間と水洗性の関係 52 |
4.7 過洗浄防止機構 53 |
4.8 探傷剤の感度レベルと洗浄性 54 |
4.9 現像処理と検出力 55 |
5 浸透探傷試験の指示模様の観察に影響を与える因子 57 |
5.1 指示模様を観察する眼の機能 57 |
5.1.1 目の構造 57 |
5.1.2 網膜の照度 58 |
5.2 順応 60 |
5.2.1 暗順応 60 |
5.2.2 明順応 62 |
5.3 視力 64 |
5.4 浸透探傷試験によるきずの観察(検出能力) 65 |
5.4.1 染色浸透探傷試験によるコントラスト 66 |
5.4.2 蛍光浸透探傷試験によるコントラスト 66 |
6 対比試験片 68 |
6.1 タイプ1対比試験片(めっき割れ対比試験片) 68 |
6.2 タイプ2対比試験片(洗浄能力及び星状きず比較対比試験片) 69 |
6.3 タイプ3対比試験片(アルミ焼き割れ対比試験片) 70 |
6.4 その他の試験片 71 |
7 浸透探傷試験の手順書の作成 72 |
7.1 手順書に記載すべき事項 72 |
7.1.1 試験の実施時期と試験方法の選択 72 |
7.1.2 探傷剤の選択 72 |
7.1.3 検査員の資格及び使用する機器の点検・校正 72 |
7.2 確性試験によって定める諸条件 73 |
7.2.1 前処理 73 |
7.2.2 浸透処理 73 |
7.2.3 乳化処理 73 |
7.2.4 除去処理/洗浄処理 74 |
7.2.5 現像処理 75 |
7.2.6 乾燥処理 75 |
7.2.7 観察 76 |
7.2.8 後処理 76 |
7.3 その他手順書に記載する事項の例 76 |
7.3.1 記録 76 |
7.3.2 合否基準 76 |
8 特殊な浸透探傷法 77 |
8.1 探傷剤と試験方法 77 |
8.1.1 探傷剤の感度レベル 77 |
8.1.2 環境にやさしい探傷剤 79 |