第1章 乾燥とは何か《乾燥の必要性》 1 |
(1.1) 乾燥は水分の蒸発・昇華現象 2 |
(1.2) 乾燥のはじまり 4 |
(1.3) 乾燥操作は、なぜ必要か-籾米の乾燥:米は生きている- 6 |
(1.4) 乾燥に必要な熱エネルギーの伝わり方 8 |
(1.5) 乾燥操作の種類-伝導乾燥・対流乾燥・輻射乾燥- 10 |
(1.6) 乾燥は、生活に潤いをもたらす(1)-インスタントコーヒーの製造- 12 |
(1.7) 乾燥は、生活に潤いをもたらす(2)-インスタントコーヒーの乾燥- 14 |
コラム1 郷に入っては、郷に従う 16 |
第2章 湿った物質はなぜ乾くか《湿度の話》 17 |
(2.1) 湿度とは何か-相対湿度と絶対湿度- 18 |
(2.2) 空気に含まれる水蒸気には限界がある-飽和水蒸気圧の測定- 20 |
(2.3) 飽和水蒸気圧の求め方 22 |
(2.4) 相対湿度(関係湿度) 24 |
(2.5) 絶対湿度 26 |
(2.6) 絶対湿度と相対湿度の関係 28 |
(2.7) 湿球温度の測定-乾湿球温度計- 30 |
(2.8) 湿度図表 32 |
(2.9) 等湿球温度線と断熱冷却線 34 |
(2.10) 湿度図表を使って湿球温度を読みとる 36 |
(2.11) 露点-朝露多ければ、晴れ- 38 |
コラム2 湿球温度を計算で求める方法 40 |
第3章 乾燥はどのように進むか《乾燥の基礎》 41 |
(3.1) 乾燥による重量と温度の変化 42 |
(3.2) 湿った材料に含まれる水分の表し方-乾き基準含水率と湿り基準含水率- 44 |
(3.3) 乾き基準含水率を使うのはなぜか 46 |
(3.4) 定率乾燥期間と減率乾燥期間-乾燥速度- 48 |
(3.5) 乾燥特性曲線-限界含水率と平衡含水率- 50 |
(3.6) 限界含水率と平衡含水率-温度と相対湿度の影響- 52 |
(3.7) 定率乾燥速度は材料によらない-外的要因で決まる- 54 |
(3.8) 定率乾燥期間があるのはなぜか-湿り材料内の水分移動- 56 |
(3.9) 定率乾燥速度の表し方 58 |
コラム3 Excel(R)を使って数式を解く 60 |
第4章 湿った物質をはやく乾かすには《乾燥速度の話》 61 |
(4.1) 定率乾燥速度を速くする方法-どういう対策が考えられるか- 62 |
(4.2) 熱風の風速を上げて乾燥を速める 64 |
(4.3) 熱風の温度を上げて乾燥を速める 66 |
(4.4) 材料を小さく砕いて乾燥を速める 68 |
(4.5) むやみに速く乾かすのは、問題だ-限界含水率が高くなる- 70 |
(4.6) 速く乾かすと限界含水率が大きくなる理由-湿り材料を連通管にたとえる- 72 |
(4.7) 材料によって限界含水率が異なる理由-水分移動と連通管- 74 |
(4.8) 粉粒体の熱風乾燥-粉粒体に特有な問題- 76 |
(4.9) 噴霧液滴の蒸発(1) 78 |
(4.10) 噴霧液滴の蒸発(2) 80 |
コラム4 乾燥機に関する最近の動向-公開特許・関連学会から見た動向- 82 |
第5章 乾燥の事例と乾燥機の選び方《乾燥機の話》 83 |
(5.1) 乾燥機の選び方(1)-材料加熱方式による選び方、乾燥する材料の量による選び方- 84 |
(5.2) 乾燥機の選び方(2)-乾燥の目的による選び方、材料の形状や性質による選び方- 86 |
(5.3) 液状材料の乾燥-噴霧乾燥機- 88 |
(5.4) 粉粒状材料の乾燥(1)-流動層乾燥機- 90 |
(5.5) 粉粒状材料の乾燥(2)-気流乾燥機- 92 |
(5.6) 粉粒状材料の乾燥(3)-回転乾燥機(ロータリードライヤー)- 94 |
(5.7) 熱に弱い材料の乾燥(1)-真空乾燥機とその原理- 96 |
(5.8) 熱に弱い材料の乾燥(2)-様々な真空乾燥機- 98 |
(5.9) 熱に弱い材料の乾燥(3)-真空凍結乾燥機- 100 |
(5.10) 固有形状材料の乾燥(1)-箱型乾燥機- 102 |
(5.11) 固有形状材料の乾燥(2)-トンネル乾燥機、バンド乾燥機- 104 |
(5.12) シート状材料の乾燥-噴出流乾燥機(ノズルジェットドライヤー)、多円筒乾燥機(シリンダードライヤー)- 106 |
(5.13) 塗装・塗布物の乾燥-赤外線乾燥機- 108 |
(5.14) スラリー状材料の乾燥-円筒乾燥機(ドラムドライヤー)- 110 |
(5.15) 泥状材料の乾燥(1)-排出汚泥の現状- 112 |
(5.16) 泥状材料の乾燥(2)-撹拌乾燥機- 114 |
(5.17) 空気の乾燥(除湿)-吸着方式、冷却方式- 116 |
(5.18) 水蒸気で乾かす-過熱水蒸気乾燥- 118 |
(5.19) 油で乾かす-インスタント麺の製造工程における乾燥- 120 |
(5.20) 特殊な乾燥方法(1)-うるしの乾燥(重合反応、硬化)- 122 |
(5.21) 特殊な乾燥方法(2)-米の乾燥食品(アルファ化、膨化)- 124 |
コラム5 乾燥にかかわる災害 126 |
第6章 省エネルギー・トラブル対策・安全対策《乾燥機のトラブル対策の話》 127 |
(6.1) 乾燥前の省エネルギー対策-機械的脱水の利用- 128 |
(6.2) 乾燥機の省エネルギー対策(1)-熱風の温度と流量の最適化- 130 |
(6.3) 乾燥機の省エネルギー対策(2)-排出熱風からの熱回収- 132 |
(6.4) 乾燥機の省エネルギー対策(3)-その他の省エネルギー対策- 134 |
(6.5) 乾燥機のトラブル対策(1)-乾燥ムラ(含水率不均一)- 136 |
(6.6) 乾燥機のトラブル対策(2)-乾燥時の含水率を均一にする方法- 138 |
(6.7) 乾燥機のトラブル対策(3)-乾燥不足:乾燥速度が低い- 140 |
(6.8) 乾燥機のトラブル対策(4)-乾燥不足:乾燥速度の向上法- 142 |
(6.9) 乾燥機の安全対策(1)-可燃性溶剤使用時の安全対策、火災・爆発の防止- 144 |
(6.10) 乾燥機の安全対策(2)-可燃性粉体の安全化、粉じん爆発の防止- 146 |
コラム6 粉末酒の製造-アルコールの粉末化- 148 |
第1章 乾燥とは何か《乾燥の必要性》 1 |
(1.1) 乾燥は水分の蒸発・昇華現象 2 |
(1.2) 乾燥のはじまり 4 |
(1.3) 乾燥操作は、なぜ必要か-籾米の乾燥 : 米は生きている- 6 |
(1.4) 乾燥に必要な熱エネルギーの伝わり方 8 |
(1.5) 乾燥操作の種類-伝導乾燥・対流乾燥・輻射乾燥- 10 |