百年前の日本語 : 書きことばが揺れた時代

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百年前の日本語 : 書きことばが揺れた時代 / 今野真二著

資料種別:: 図書
出版情報:: 東京 : 岩波書店, 2012.9
形態:: vii, 195p ; 18cm
シリーズ名:: 岩波新書 ; 新赤版 1385 <BN00076234>
著者名:: 今野, 真二(1958-) <DA13044064>
ISBN:: 9784004313854 [4004313856]
書誌ID:: BB10199451

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書誌詳細

その他の標題:

100年前の日本語 : 書きことばが揺れた時代

タイトルのヨミ:

ヒャクネンマエノニホンゴ : カキコトバガユレタジダイ

著者名ヨミ:

コンノ, シンジ

主題:

日本語--歴史--明治時代

言語:

日本語

目次情報:

第1章百年前の手書き原稿—夏目漱石『それから』の自筆原稿 : 漢字のかたち—漱石の書いた「所」の字

漱石も「新字体」を使っていた

手書きと印刷との間で

第2章「揺れ」の時代—豊かな明治期の書きことば : 日本語を漢字によって書く

活躍する振仮名

語形の多様性

書き方の多様性—同語異表記・異語同表記

和漢雅俗の世紀—漢英対照から和漢雅俗へ

第3章新しい標準へ—活字印刷のひろがりと拡大する文字社会 : 『朝日新聞』に掲載された夏目漱石の『それから』

新聞紙面の日本語

雑誌の日本語

第4章統一される仮名字体—失われた選択肢 : 仮名のさまざまな使い方

一九〇〇年のできごと

消えた「仮名文字遣い」

第5章辞書の百年—辞書を通してみた日本語の変化 : 英和辞書の訳語

漢語辞書から考える

和語・漢語・外来語

第1章百年前の手書き原稿—夏目漱石『それから』の自筆原稿 : 漢字のかたち—漱石の書いた「所」の字

漱石も「新字体」を使っていた

手書きと印刷との間で

第2章「揺れ」の時代—豊かな明治期の書きことば : 日本語を漢字によって書く

活躍する振仮名

語形の多様性

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概要:

漱石が自筆原稿で用いた字体や言葉の中には、すでに日本語から「消えて」しまったものがある?—百年前の書きことばが備えていた、現代では思いもつかない豊かな選択肢。活字印刷が急速に発達した時代の、私たちが知らない“揺れる”日本語の姿を克明に描き、言葉の変化の有り様を問う、画期的な日本語論。

東工大ブックレビュー

類似資料:

1 図書うつりゆく日本語をよむ : ことばが壊れる前に今野, 真二(1958-) 岩波書店	7 図書常用漢字の歴史 : 教育、国家、日本語今野, 真二(1958-) 中央公論新社
2 図書「言海」を読む : ことばの海と明治の日本語今野, 真二(1958-) KADOKAWA	8 図書文献から読み解く日本語の歴史 : 鳥瞰虫瞰今野, 真二(1958-) 笠間書院
3 図書ことばあそびの歴史 : 日本語の迷宮への招待今野, 真二(1958-) 河出書房新社	9 図書図説日本の文字今野, 真二(1958-) 河出書房新社
4 図書かなづかいの歴史 : 日本語を書くということ今野, 真二(1958-) 中央公論新社	10 図書『広辞苑』をよむ今野, 真二(1958-) 岩波書店
5 図書図説日本語の歴史今野, 真二(1958-) 河出書房新社	11 図書北原白秋 : 言葉の魔術師今野, 真二(1958-) 岩波書店
6 図書日本語の考古学今野, 真二(1958-) 岩波書店	12 図書天佑なり : 高橋是清・百年前の日本国債 (上 ; 下) 幸田, 真音(1951-) KADOKAWA