存在と時間

>> Google Books

所蔵情報QRコード

存在と時間 / ハイデガー著 ; 中山元訳

資料種別:

図書

出版情報:

東京 : 光文社, 2015.9-

形態:

冊 ; 16cm

シリーズ名:

光文社古典新訳文庫 ; [KBハ1-1]-[KBハ1-7] <BA78324605>

著者名:

ISBN:

9784334753177 [4334753175] (1)
9784334753382 [4334753388] (2)
9784334753580 [4334753582] (3)
9784334753757 [4334753752] (4)
9784334753917 [4334753914] (5)
9784334754068 [4334754066] (6)
9784334754235 [4334754236] (7)

書誌ID:

BB19451345

子書誌情報

フルテキスト

所蔵情報

他の版・巻

存在と時間 (8)
ハイデガー著 ; 中山元訳 , 光文社 , 2020.11

書誌詳細

その他の標題:

Sein und Zeit

注記:

邦訳の底本: Sein und Zeit (Max Niemeyer Verlag, 1927) の第7版 (1953年)
叢書番号はブックジャケットによる

タイトルのヨミ:

ソンザイトジカン

著者名ヨミ:

ナカヤマ, ゲン

主題:

ハイデッガー Heidegger，Martin，1889-1976; 生の哲学．現象学．実存主義

言語:

日本語

目次情報:

第1部時間性に基づいた現存在の解釈と、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明 : 現存在の予備的な基礎分析 / 現存在の予備的な分析の課題の提示

現存在の根本機構としての世界内存在一般

世界の世界性)

序論存在の意味への問いの提示 / 存在の問いの必然性、構造、優位

存在への問いを遂行するための二重の課題。探求の方法とその構図

第1部時間性に基づいた現存在の解釈と、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明 : 現存在の予備的な基礎分析 / 世界の世界性

共同存在と自己存在としての世界内存在、「世人」)

第5章内存在そのもの / 内存在を主題とした分析の課題

情態性としての現‐存在

情態性の一つの様態としての恐れ

理解としての現‐存在

理解と解釈

解釈の派生的な様態としての言明

現‐存在と語り。言語

世間話

好奇心

曖昧さ : ほか

第1部時間性に基づいた現存在の解釈と、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明 : 現存在と時間性 / 現存在の予備的な基礎分析の成果、ならびにこの存在者の根源的な実存論的解釈の課題

現存在に可能な全体存在と“死に臨む存在” : 現存在にふさわしい全体存在を存在論的に把握し、規定することが不可能にみえること

他者の死の経験の可能性と全体的な現存在の把握可能性

“残りもの”、終わり、全体性

死の実存論的な分析と、死の現象について可能なその他の解釈の領域の確定

死の実存論的かつ存在論的な構造のあらかじめの素描

“死に臨む存在”と現存性の日常性

日常的な“終わりに臨む存在”と、死の完全な実存論的な概念

本来的な“死に臨む存在”の実存論的な投企

本来的な存在可能を現存在にふさわしい形で証すこと、決意性 : 本来的な実存的可能性の証しの問題

良心の実存論的・存在論的な諸基礎

良心の呼び掛けとしての性格

気遣いの呼び掛けとしての良心

呼び起こすことの理解と負い目

良心の実存論的な解釈と通俗的な良心の解釈

良心のうちに“証し”される本来的な存在可能の実存論的な構造)

第1部 : 時間性に基づいた現存在の解釈と、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明(現存在の予備的な基礎分析(現存在の存在としての気遣い)

現存在の根本機構としての世界内存在一般

世界の世界性)

序論存在の意味への問いの提示 / 存在の問いの必然性、構造、優位

存在への問いを遂行するための二重の課題。探求の方法とその構図

第1部時間性に基づいた現存在の解釈と、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明 : 現存在の予備的な基礎分析 / 世界の世界性

続きを見る

概要:

現存在とは「みずからおのれの存在へとかかわっている」存在者であること、つまり現存在は実存する。この第二分冊では、その実存の概念として「そのつどわたし」である各私性、平均的な日常性の概念が提起され、現存在の基本的な構造が「世界内存在」であることが詳細に考察される。 「存在(ある)」とは何を意味するのか?古代ギリシア以来の問いを「時間」において捉え、現象学的解釈によって解き明かそうとしたハイデガーの主著。1927年の刊行以来、哲学の領域を超えてさまざまな分野 … に大きな影響を与え続ける20世紀最大の書物。第1巻は序論までを収録(全8巻)。 第3巻はデカルトの存在論の誤謬を批判し、世界内存在としての現存在の空間性と手元存在者の空間性との関係から、世界の世界性を考察する。また、「共同現存在」「世人」などの概念から現存在とは誰なのか、他者とは誰なのかという実存論的な問いを考える。(第1篇第27節まで) 通常わたしたちは「今(現在)」の連続を生きていると考えているが、ハイデガーはそうは考えない。この巻では現存在の全体性と本来の可能性について、気遣いや頽落、恐れ、不安などの現象を「将来」「既往」「瞬視」という独自の時間概念に結びつけて考察する。 第4巻では、現存在の世界内存在のありかたそのものを「内存在」という観点から考察する。すなわち、現存在が世界においてどのように実存しているかを情態性、理解、語りという契機から分析し、さらに日常性においていかに頽落しているかを批判的に考察する。(第5章第38節まで) 世界内存在として、その日常性において“頽落”し、未完結な存在である現存在は、いかにしてその全体性、本来の固有の可能性を実現できるのか?“死に臨む存在”として、みずからの死に直面するあり方、「死への先駆」を考察することで明らかにする(第2篇第2章第60節まで)。 現存在は世界においてどのように存在しているのか。ここまで、世界内存在を構成する三つの契機を示す概念「世界」「世人」「内存在」を手がかりに考察を進めてきた。この第5巻では、現存在の存在様式の全体を捉えるまなざしとして「気遣い」という観点から考える。(第6章第44節まで) 続きを見る

東工大ブックレビュー

類似資料:

1 図書存在と時間 (8) Heidegger, Martin, 1889-1976, 中山, 元(1949-) 光文社	7 図書存在と時間 Heidegger, Martin, 1889-1976, 高田, 珠樹作品社
2 図書存在と時間 (上 ; 中 ; 下) Heidegger, Martin, 1889-1976, 桑木, 務(1913-2000) 岩波書店	8 図書存在と時間 (セット - 4) Heidegger, Martin, 1889-1976, 熊野, 純彦(1958-) 岩波書店
3 図書存在と時間 (上 ; 下) Heidegger, Martin, 1889-1976, 細谷, 貞雄(1920-1995) 筑摩書房	9 図書存在と時間 (上 : 新装版 ; 下 : 新装版) Heidegger, Martin, 1889-1976, 松尾, 啓吉(1907-1987) 勁草書房
4 図書存在と時間 (1 ; 2 ; 3) Heidegger, Martin, 1889-1976, 原, 佑(1916-1976), 渡辺, 二郎(1931-2008) 中央公論新社	10 図書時間概念の歴史への序説 Heidegger, Martin, 1889-1976, 常俊, 宗三郎(1934-), 嶺, 秀樹(1950-), Dümpelmann, Leo 創文社
5 図書存在と時間 (上 ; 下) Heidegger, Martin, 1889-1976, 細谷, 貞雄(1920-1995), 亀井, 裕(1921-), 船橋, 弘(1929-) 理想社	11 図書ヘーゲル『精神現象学』 Heidegger, Martin, 1889-1976, 藤田, 正勝(1949-), Guzzoni, Alfredo, 1931- 創文社
6 図書存在と時間 (上 ; 下) Heidegger, Martin, 1889-1976, 松尾, 啓吉(1907-1987) 勁草書房	12 図書人間的自由の本質について Heidegger, Martin, 1889-1976, 斎藤, 義一(1921-), Schrader, Wolfgang H., 1942- 創文社